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世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」にはの一つ「今帰仁城跡」。9つの世界遺産の中でも、最も北にあるのがこの今帰仁城(なきじんぐすく)で、城郭は万里の長城のように長い曲線美を描き、全長1.5kmにもなります。琉球王国の歴史が詰まっていて、何度も訪れていますが、どんどん深みにはまってきます。




【今帰仁城の全景】

標高100mの高台に位置し、東シナ海を一望し、伊是名島、伊平屋島なども見ることができます。写真右手方向に東シナ海が広がります。是非、天気の良い時に今帰仁を訪ねてください。駐車場は、周辺の写真の通りに数カ所の駐車場があり、無料で利用可能です。今帰仁グスク交流センター・券売所で入場券を購入して、さぁ、今帰仁城へ入っていきましょう!

写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー

 

展望所は撮影ポイントです。城壁と東シナ海と一緒に写真が撮れます。

平郎門、七五三階段、大庭など、展望所まで、御内原、主郭等は今帰仁城前編・後編で詳しく書かせていただきました。

 

【3つのグスクに登場する護佐丸】

今帰仁城跡に記事されていた世界遺産分布図を使って全体の位置関係を確認してください。「グスク」は5つ。今回の今帰仁城は北部にあります。中部地域には、読谷の座喜味城、北中城村の中城、うるま市の勝連城、そして首里城があります。「グスク」自体は沖縄県下全部で283箇所も存在していますが、復元され首里城をのぞいて、建物はありません。

座喜味城を築城し、中城の城主として有名な「護佐丸」。実は曾祖父が今帰仁城主であったが、1322年北山王に滅ぼされた経緯がありました。その後、1390年頃「護佐丸」は、恩納村の山田按司(山田城主)の息子として生まれます。1416年、尚巴志が北山征伐の際、燓安知(はんあんち)の北山に対して、「護佐丸」は800名を超える兵士を率いて北山討伐を成し遂げ、「護佐丸」は北山守護職の要職を務めることになります。その後、座喜味城の築城、中城の城主へとなっていきますので、5つの「グスク」の内、3つに関わっていることになります。

それだけの人物だからこそ、「護佐丸」の名前を冠した公共施設や、飲食店なども数多くありますね。

【志慶真門郭(しげまじょうかく)】

主郭から一段下がったところにある「志慶真門郭」。ここには4つの屋敷跡が見つかっていて、四角状に杭を打っている様子が写真からもうかがえます。武具、陶器、装飾品、子供用品などが見つかっており、家族単位で暮らしていた様子が見て取れます。

 

主郭から見ると一段下がったところに位置します。無料ガイドでは、下まで降りていかない場合も多いので、知識を入れておくといいと思います。

この城郭の外側は80mもの断崖絶壁になっており、難攻不落の場所と言われていました。 しかしながら、内部の裏切りにより、ここにあった「志慶真門」から中山兵が城内に入り、陥落したと言われています。

志慶真城郭

【無料ガイド】

もっと詳しく知るためには、現地の無料ガイドにつくと良いでしょう。予備知識もなく観光地として、城内に入っても、石積みの城郭や門、美しい景観を楽しみ程度になりかねず、琉球王国や今帰仁城の歴史や背景をしっかり教えてくれます。また、今帰仁城は周辺にもグスク関連の拝所などの遺跡がたくさんあるのでどうでしょうか。→今帰仁ガイドの周辺遺跡の紹介をご覧ください。

こちらが無料ガイドの受付です。今帰仁城のみならず、今帰仁村全体のことをよく知っていて、教えてくれます。25名のガイドさんにも得意な分野に違いがあるので、一度参加しても、二度目、三度目参加するともっと新しい情報が得られるはずです。

5つの城を回ってよくわかったこと。当然、そこには歴史があり、必然な背景があります。ただ、景観がいい、城壁の曲線がいいと見ているだけではなく、知るとよくわかることがたくさん存在します。無料ガイドに参加して、ぜひ、話を聞いてもらいたいものです。

 

日本の城ベスト20にすべての城がランクイン沖縄の世界遺産「城」にて5つの城のまとめをしています。

何度でも訪れたい世界遺産『今帰仁城跡』の記事はこちらです。(前編)

世界遺産・今帰仁城は、城から御獄への記事はこちらです。(後編)

 

【詳細ガイド】

今帰仁城跡公式ホームページはこちらです。

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101

電話:0980-56-4400

営業時間:8:00~18:00(最終入場17:30)※季節により変動あり。

入場料:大人400円、小中高生300円

今帰仁城ガイドの予約はこちらです。

電話:0980-56-4406

当日申し込み(個人)・・・城跡のみ無料 但し研修等ガイド不在の時があります。

城跡予約案内(25名まで)・・・2500円 城外案内(予約)・・・1名1000円

 




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