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沖縄の世界遺産は城だけではなく聖地、庭園にも注目!

沖縄の世界遺産は城だけではなく聖地、庭園にも注目!

沖縄で世界遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は、5つのグスクと4つの関連遺産群に分かれます。ここでは、4つの関連遺産群をまとめてみました。最高の聖地「斎場御嶽」、琉球王の旅の安全を祈った「園比屋武御獄石門」、第2尚氏の国王一族を祭った「玉陵」、琉球王の保養所+迎賓館「識名園」です。

★5つの世界遺産・グスクに関してはこちらのページをご覧ください。
 

琉球王国最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」

大自然の中に巨岩がそびえたち、その向こうには琉球王国開闢の島「久高島」が望める。沖縄には、聖地=御嶽(うたき)と呼ばれる場所が数多くあります。その代表ともいうべき存在が、琉球王国最高の聖地と言われる「斎場御嶽」です。

冬至の日には、久高島からこの斎場御嶽を経て、首里城まで太陽が一直線に結ぶといわれています。もともと、この斎場御嶽に限らず、御嶽自体が男子禁制の場でしたが、2000年に世界遺産に選ばれ、パワースポットブームもあいまって、男性も入れるようになりました。が、観光客の異常な増加により、マナーの悪さ、騒音などが問題になり、本来の男子禁制の場に戻そうと検討されたくらいです。そんな琉球王国最高の聖地を訪れてみてください。

★世界遺産「斎場御獄」はアマミキヨが創った琉球王国最高の聖地の記事はこちらです。

斎場御嶽

住所:南城市知念字久手堅 ☎098-949-1899 営業時間:9:00~18:00

園比屋武御獄石門(そのひゃんうたきいしもん)

守礼門から首里城の入り口勧会門の間にある「園比屋武御獄石門」。これは「そのひゃんうたきいしもん」と読みます。琉球王は国内各地を巡行する際に必ず立ち寄り、旅の安全を祈願した御嶽(うたき)。沖縄では、自然そのものに対して拝むので、この門の裏には、木や植物があるだけです。自然こそ「神」なのです。

★王家が旅の安全を願った拝所、世界遺産「園比屋武御獄石門」の記事はコチラです。

園比屋武御獄石門

住所:沖縄県那覇市首里真和志町1-17-3

玉陵(たまうどぅん

首里城守礼門より約200mの場所にある「玉陵(たまうどぅん)」。琉球王国は尚氏により、長期間治められてきました。しかし、系統の違う尚氏により引き継がれたため、尚巴志をはじめとする第一尚氏は約40年、尚円王をはじめとする第二尚氏は江戸時代の徳川家より長い400年を超える、二つ時代に分けられます。この玉陵は、第二尚氏一族を祀る陵墓です。3つの部屋に分かれていて、真ん中の部屋でミイラ化し、左側の部屋で洗骨後、納骨されます。右側の部屋は一族の墓です。

★世界遺産「玉陵」は国宝に答申された第二尚氏王統の陵墓!の記事はコチラです。
 

玉陵(たまうどぅん)

住所:那覇市首里金城町1丁目3

識名園(しきなえん)

出典:©OCVB

識名園は1799年、首里城から南へ2㎞の場所に建てられました。中国からの冊封士たちを接待する「迎賓館」的な使われ方と、王家の保養所としての「御用邸」的使われ方をしていました。回遊式庭園は兼六園、桂離宮、小石川後楽園などにみられる日本庭園そのものです。赤瓦の琉球様式、黒い屋根には中国方式を取り入れるなど、和琉中折衷した庭園です。最近では琉装を着て、この識名園で結婚式を挙げることもできます。

★世界遺産識名園は琉球王国の迎賓館と御用邸の記事はコチラです。

識名園

住所:沖縄県那覇市字真地421-7

いかがでしたか?琉球王国の歴史が見える世界遺産。沖縄の歴史が見えると、沖縄の楽しみ方が一層膨らんできます。ぜひ、訪れてみてください。

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2016.11.23公開、2020.3.23更新

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