沖縄牧志公設市場の近くアーケード街の上にある水上店舗「浮島ブルーイング」。那覇市でクラフトビールを醸造する浮島ブルーイングの直送店「浮島ブルーイングタップルーム」が、2017年12月に那覇市牧志の水上店舗2階にオープンました。「マチグヮー発」のクラフトビールが楽しめます。
「浮島ブルーイング」は、サンライズなは商店街から浮島通りに入り、市場中央通り商店街の入り口、水上店舗3階にあります。
店内はとても広く開放的で、シンプルで落ち着いた雰囲気。テーブルの脇にはたくさんの窓があり光が差し込んで、本当に素敵な空間です。
しかもこの窓から見下ろす景色が凄いんです!古い沖縄の建物と、新しいハイアットリージェンシー那覇とのコラボ。浮島通りはよく通りますが、上から見た事はなかったから感動モノです。
店内もカウンターも椅子もインテリアのすべてがオシャレ。女性一人でも安心して来れます!
「浮島ブルーイング」で販売するビールは、キレがよく爽やかな浮島ゴールデンエール、フルーティーな香りが特徴の浮島ヴァイツェン、麦芽の風味が香ばしい浮島IPAの3種類が定番。他はその日ごとに種類が変わり、1日最大8種類を提供できる。
まずはオリジナルの「浮島ベルジャンIPA」を。メニューによると「ベルジャン酵母を使用し、果実のような甘い香りや花のようなフローラルの香りが繊細に絡み合います」と書いてありました。一口飲むと、最初は甘味もあり濃厚な味わい、そして後味で苦みの余韻が残る感じ。あぁ美味しい。
そして2杯目は、世界NO.1と評されるピルスナーでゲストビールの「ピルスナーウルケル」。メニューによると「ホップの苦みと麦芽の旨味のバランスが絶妙な下面発酵ビール」と書いてあります。とっても飲みやすい。爽快な感じというかキレがあるというか。この語彙のなさ。すみません。ちなみに私はビールに詳しくありません。私の感想はアテにならないかもしれませんが、広い心で読んで頂ければ幸いです(汗)
クラフトビールも飲みやすいと感じるものと、これは苦手だなと思うものもあったり。でも調べたところによると、サッポロ黒ラベルにスーパードライ、プレミアムモルツにキリン一番搾り。これらの日本ビールは、もちろん味もキャラも様々なのだけど、どれもピルスナーに分類されるそうです。バドワイザーにハイネケン、青島ビールまで、世界の主要なビールブランドはだいたいこの「ピルスナー」なんですって。もう奥が深すぎて既にお手上げ。だって美味しいんだもの。それだけで十分ですよね?(笑)
ピルスナーを飲みなれているせいか、2杯目の「ピルスナーウルケル」が私は飲みやすかったです。
旬な食材を使ったお料理も楽しめますが、この日いただいたのはポルトガル料理の「浮島風コジード・ア・ポルトゲーザ」。煮込み料理なのですが、材料に県産野菜とアグーソーセージ、そしてなんとチラガー(豚の顔)を使用してるんですって。味はもちろんそれぞれの食感も楽しい~。しかしどのお料理も手が込んでてこだわりを感じました。
店主の由利さん。気さくで面白くてお話上手。オープン当初、お客様もたくさん来店され順調なスタートだったのですが、順調すぎて想像していたよりもたくさんのビールが出てしまい、工場の製造ペースが根本的に間に合わなくなってしまったんですって。そして休業を余儀なくされるという(笑)嬉しい悲鳴とはまさにこの事ですよね!現在もフル稼働でビールを造りながら、次々と新しいチャレンジをされています。
沖縄に来られた際は、ぜひお店に足を運んで欲しいですが、浮島ブルーイングのビールはオンラインショップでも購入可能です。ご自宅で沖縄発のクラフトビールを楽しんでみてはいかがですか?
★浮島ブルーイングの公式サイトはコチラです。
住所:那覇市牧志3-3-1 ☎098-894-2636 営業時間:17時-23:00(L.O.22時) 定休日:水曜日