2021年2月3日より、新型コロナウイルスの水際対策を強化するため、那覇空港で採取した唾液で、新型コロナウイルスのPCR検査が受けられる「那覇空港PCR検査プロジェクト」の運用が開始されました。検査の対象者は、国や自治体独自の緊急事態宣言が出ている地域から那覇空港を訪れる人で、県民も含まれます。
PCR検査を受ける場所は、那覇空港国内線到着ロビーの会議室に検体採取場所を設け、各自で唾液を取ってその場で提出します。そこから検査機関の沖縄民間ピーシーアール検査機構が、那覇市や浦添市内の検査施設に検体を運び、午前中に受け付けた検査は当日に、午後に受けた検査は翌日に結果が判明するそうです。
当面は2日前から前日までのオンライン予約が必要で、費用は県外在住者7千円、県内在住者5千円で現金のみ。国が宣言を出した東京など11都府県と、独自に宣言した茨城、三重、宮崎、熊本の4県と長崎市から那覇空港に到着した人が対象となり、いずれも宣言が解除されれば、対象から外れます。当日、会場受付にて免許証等の証明書の提示が必要。
(1)実施期間:令和3年2月3日(水)~令和3年3月末目途
※申込は令和3年2月1日から受付開始
(2)対 象:緊急事態宣言(国・独自)対象地域からの沖縄県民を含む渡航者
で検査希望者(事前予約限定)
(3)実施人数:200名/日(※当面の間100名で実施)
○ 30分当たりの検査件数枠(10件程度)を設け1日あたり200名程度の検査を実施。
(4)実施場所等
①唾液検体採取(検体採取ルーム):那覇空港国内線ビル内ミーティングルーム
②検査機関:沖縄民間PCR検査機構(株)(略称:OPPL)
(5)申込方法:ネットによるオンライン申込受付
(6)検査実施時間:9:00~20:00
(7)検査費用:7,000円(県内在住者は5,000円) ※ 現金のみとなります。
※ 当日、会場受付にて免許証等の証明書の提示が必要となりますので、ご了承願います。
(8)その他:各自検体採取キットに唾液を取り、その場で提出。
結果は、基本的に翌日に連絡お知らせ。
到着口を出ると、体温測定のサーモカメラが稼働しているブースがあって、その隣に検査場を案内してくれる人がいますのですぐにわかります。
JTBさんから少し奥に入ったところが検査場になります。写真撮影はNGのためここまでにします。
基本は事前に申し込みですが、空きがあれば当日対応もしてくれます。表記の通り、緊急事態宣言が出ている都道府県から那覇空港に到着した人が検査を受けられます。
沖縄県では、国及び独自の緊急事態宣言が発令されている地域から渡航される方に対し、渡航前のPCR検査を推奨しています。しかしながらやむを得ない諸事情により、渡航前のPCR検査を受けられず渡航される方で希望者を対象に、那覇空港において、事前申込でPCR検査を実施するということなので、ぜひとも渡航前のPCR検査をお願いします。
唾液を採取するPCR検査場の専用ブースには、唾液が出やすいよう、搾ったレモンと梅干の写真が貼ってあります。検査では、2ミリリットルほどの量がいるそうですが、果たして写真の効果はいかに!
住所:沖縄県那覇市鏡水150