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沖縄の地酒泡盛が消毒液!?万が一の時のために役立つ泡盛!

沖縄の地酒泡盛が消毒液!?万が一の時のために役立つ泡盛!

今、巷ではマスクはもちろんアルコール消毒液の品薄状態が続いています。そんな中、消毒液の代用品として、泡盛に期待が寄せられています!沖縄県石垣市にある泡盛の蔵元「請福酒造」では、アルコール度数77度の泡盛「SEIFUKU77」を製造すると発表しました。飲料用として販売しますが、万が一の時は、アルコール消毒液として使用できるそうです。

消毒用と同程度のアルコール分を含む泡盛「請福77」

請福酒造の泡盛SEIFUKU77

「SEIFUKU77」は、飲料用として販売しますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で品薄が続く消毒用アルコールと同程度のアルコール分を含むので、万が一の時に役立てて欲しいとの事。

請福酒造の泡盛SEIFUKU77は消毒用にもなる

消防法の基準を満たすため、予約受け付け分のみを製造し、石垣市字宮良にある請福酒造で販売するそうです。航空機への搭載はできないため、八重山島内だけの供給を想定しており、当面の店頭販売はなし。新型コロナウイルス終息までの期間限定で製造し、4月14日から製造を開始するという。

消毒用として製造はしなくとも、万が一の場合に消毒用アルコールとして代用できる泡盛があるのは安心ですよね!

 

石垣島の泡盛の蔵元「請福酒造」

請福酒造の泡盛は直火蒸留

石垣島字宮良にある泡盛の蔵元「請福酒造」。主要銘柄には「直火請福」があり、酒造所の二代目で杜氏の漢那憲仁氏がこだわった、昔ながらの直火式地釜蒸留によって造られた泡盛は、やわらかで豊かな香りとまろやかな甘さが特徴です。

請福酒造のリキュール

伝統的な直火釜蒸留法を守る一方で、常に新しい酒造りにもチャレンジし、泡盛リキュールを泡盛業界で真っ先に開発。種類も豊富で、梅酒・ゆず・シークワーサー・グレープフルーツ・生姜・マンゴーなど、どれもとっても人気が高く美味しいリキュールです。

 

市販されている泡盛で最も度数が高いのは60度程度

市販されている泡盛で最も度数が高いのは、与那国島の「どなん」や「与那国」、「舞富名」などで「花酒(ハナサキ)」と呼ばれます。日本の酒税法で本格焼酎と泡盛のアルコール度数は「45度以下」と定められているため、厳密には酒税法上の分類では泡盛でなくスピリッツになるのですが、唯一、与那国島でのみ製造が許されたお酒なのです。

与那国島だけ花酒の製造が許可されている理由は、洗骨葬があるからです。洗骨葬では、亡くなった人を埋葬する際に、花酒の一升瓶2本を一緒に墓の中に入れ、7年後にお骨と花酒を取り出して、お骨を花酒で清めるという洗骨の儀式をします。儀式の後には花酒を振りかけて火をつけて燃やし遺灰にして再びお墓に納めるのです。ところ変わればですよね。

「SEIFUKU77」は、花酒のアルコール度数を10度以上も上回っています。国は高濃度のアルコール製品であれば医療機関でも消毒液として代用が可能だと通知していて、石垣市長も「通常は泡盛だが、万が一の時に使える」と期待を寄せています。

「SEIFUKU77」は八重山地方でしか購入できないので、沖縄本島の泡盛の蔵元も作って販売して欲しいですね!

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

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