先日、沖縄タイムスビルで開催された「ビアフェス沖縄2019」に行ってきました。ビアフェスに興味はあるけど、ビールについてあまり詳しくないし、それでも楽しめるの?そんな疑問に応えるべく参戦!「ビアフェス沖縄2019」では、沖縄県内外から50種類以上のビールが勢ぞろい。その中から沖縄ビールの飲み比べです。
ビアフェスの正式名称は「ジャパン・ビアフェスティバル(英文名 Great Japan Beer Festival)」。開催当初より「ビアフェス」の愛称で親しまれ、1998年から東京会場、2003年からは大阪会場、2006年からは横浜会場、2011年から名古屋会場において毎年開催され、2014年から沖縄会場でも行われている大人気イベント。
ビアフェスは、クラフトビール業界はもとより一般消費者の間にも広く知れ渡り、日本最大のイベントとなっています。95年に誕生した日本のクラフトビールも今では各地で気軽に飲めるようになってきましたが、「ビアフェス」では多くのビールを試飲して、味や香りを比べる体験をすることでビールの多様性に触れ、「ビアスタイル」を知ることができるのです。
まず会場の中で長蛇の列ができていた大人気の「イチゴエール」を飲んでみました。読谷村で育まれた苺をふんだんに使用し、苺の香りと風味が広がるピンク色のビール。優しい酸味とふわふわの泡がデザートみたいに美味しく、女性におすすめです。
★チャタンハーバーブルワリーの公式ホームページはコチラです。
住所:沖縄県北谷町字美浜53-1 ☎098-926-1118
続いてはヘリオス酒造へ。ヘリオス酒造はビール、発泡酒、泡盛、スピリッツ、ウイスキー、リキュールと6種類の製造免許を取得している酒造所。ウィスキーも製造しているため、ウイスキー樽で熟成させたビールを作っちゃいました。それが「ヘリオス ウイスキーカスクエイジドビール」。ビールだけど、ウイスキーの香りと味もちゃんとします。
ちなみにヘリオス酒造は1961年「太陽醸造」という名前でラムの醸造から始め、後にギリシャ神話の太陽ヘリオスが由来となり、「ヘリオス酒造」に名称を変更したそうです。なるほど。じゃあせっかくなのでラム酒樽で熟成させたビールも飲んでみましょう(笑)
こちらが「ヘリオス ラムカスクエイジドビール」。一口ふくむと・・・おお!ラム酒の味がする。「ヘリオス ウイスキーカスクエイジドビール」と「ヘリオス ラムカスクエイジドビール」は、「インターナショナルビアコンペティション2018」で金賞、銀賞を受賞してる優れもの。
ヘリオス酒造だけでビールの種類がこんなにあります!
住所:沖縄県名護市字許田405 ☎0980-50-9686
沖縄といえば泡盛ですよね!石垣島ビールでは、なんと泡盛を使ったビールもあるんです。それが「石垣島ハイビールライト」。石垣島の酒造所「池原酒造」の泡盛「白百合」を使用し、泡盛とビールの混合比は1対5。おススメの飲み方は、グラスに氷をたっぷりと入れ、最後にシークヮーサー果汁を少し加え完成。すっきり爽やか、まるでビールじゃないみたい。度数9度が泡盛を感じさせます。「まるでビールじゃないみたい」という表現はいい意味でです(笑)
もっとがっちり泡盛を感じたい!という方は、泡盛とビールの混合比が1対4の「石垣島ハイビール」がおススメ。
住所:沖縄県石垣市新川2094-4 ☎0980-83-0202
南都酒造所は、沖縄を代表する観光地「おきなわワールド」内に工場があり、泡盛を使ったハブ酒でも有名。南都酒造で飲んだビールは、「ジャパン・グレートビア・アワーズ2019」で銅賞を獲得した「ケルシュ」。白ワインを思わせるフルーティーな風味、爽やかな切れ味と喉越しが特徴。魚料理に合いそうです!
「OKINAWA SANGO BEER」のサンゴが描かれたラベルも可愛いですよ。
住所:沖縄県南城市玉城字前川1367 ☎098-948-1111
今回は沖縄のビールにスポットをあて飲み比べしてみましたが、どのビールもそれぞれに個性があり、とっても美味しくいただくことができました。ビアフェスでは、ビールを造られている方々と直接お話ができるので、ビール造りに対する思い入れや愛情がビンビン伝わってきましたよ!ぜひ沖縄で、お気に入りのクラフトビールを見つけてくださいね。