沖縄本島最北端の村、国頭村(くにがみそん)にある「道の駅ゆいゆい国頭」には、国頭の特産品などおいしいものがたくさん!その中でも「道の駅ゆいゆい国頭」でしか食べる事のできない「山原(やんばる)猪豚」と「ヒージャー(山羊)バーガー」を食べてきました!
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沖縄といえば海を想像する方も多いと思いますが、国頭村は沖縄本島の最北端に位置し、村の面積の80パーセント以上を森林が占めています。まさにジャングル!大自然に囲まれた国頭は、本島屈指の美しさを誇るビーチや、天然記念物のヤンバルクイナが生息することでも有名です。
国頭村(くにがみそん)にある「道の駅ゆいゆい国頭」には、地元特産品などおいしいものが勢揃い。そしてこの建物は、沖縄本島で一番標高が高い国頭村の与那覇岳(よなはだけ、標高503メートル)をイメージして建てられました。
まずはヤンバルクイナがお出迎え。昭和63年の元旦から体を鍛えているので、かれこれ30年以上もトレーニングに励んでいるようです。その前にこれはヤンバルクイナなのかという疑問も(笑)
建物の中に入ると天井の高さに驚きます。開放感が素晴らしい!そしてたくさんの特産物やお土産品が販売されていました。
こちらは国頭(くんじゃん)ナントゥ。
ちなみにナントゥとは、沖縄の伝統的な餅菓子で、昔は旧暦の正月に各家庭で作られていました。そしてこの「くんじゃんナントゥ」は、もち米の粉に黒糖とショウガを混ぜ、蒸して作る昔ながらの製法にこだわった手作りの無添加黒糖餅です。
ヤンバルクイナグッズもたくさん。さすがやんばるのスター!
やんばるの美味しい泡盛もたくさん売ってます!地元やんばるの酒造所「やんばる酒造」です!
もちろんその他の酒造所の泡盛もいっぱい売られています。
コチラは、道の駅ゆいゆい国頭に併設のパーラー「ヒルバレーJr.」。
ハンバーガーやタコライス、ホットドッグなどが食べられる、アメリカンなパーラー。
イチオシメニューは、アグーバーガーとヒージャーバーガー。どちらも魅力的だけど、「数量限定」の文字に背中を押され「ヒージャーバーガー」にチャレンジ!ちなみにヒージャーとは、沖縄の方言でヤギのこと!
コチラが、ヤギ肉100%のパティとヤギのチーズを使用した、ここでした食べられないヒージャーバーガー!ヤギ料理には欠かせないフーチバー(よもぎ)が入っています(笑)ヤギ特有の臭みも少なく、味もボリュームも最高でした!!
施設内にある猪豚料理専門店「わぁ~家」。ここで食べられる山原猪豚は、黒豚とリュウキュウイノシシを掛け合わせた品種で、豚肉より赤身がつよく低脂肪でミネラルが豊富。
猪豚丼と猪豚野菜そばを注文!猪豚ってどんな味がするんだろう?
まずは「猪豚丼」。まったく臭みもなく、豚肉よりもあっさりしてるけど旨味があります。この甘辛いタレともとってもよく合う!この猪豚は、「わぁ〜家」のオーナーが山中で捕まえた猪を自身の豚舎で飼育し、猪と癖の少ない豚を掛け合わせることによって、旨みが高く、食べやすい肉になるのではないか?と考えて作ったそうです。大成功ですね。
見てくださいこの「猪豚野菜そば」を。猪豚云々の前にこのボリューム(笑)山盛りの野菜とたっぷりの猪豚でそばがすっかり隠れています。でもこの野菜、しっかりとにんにくと出汁で味をつけられているので、めちゃくちゃ美味しい!猪豚から出た旨味と、野菜の甘みが染み出した、そばだしもまた最高!
普通の豚は200日で出荷できますが、猪豚は300日ほどかかり、大量生産できない希少なお肉です。生産農家の営むお店なので、そんな希少なお肉を毎日食べる事ができるんです。ぜひやんばるを訪れた時には、「道の駅ゆいゆい国頭」で特産品をゲットし、ココでしか食べられない猪豚料理に舌鼓を打ってください。
★やんばるに行くと必ず立ち寄る、道の駅「ゆいゆい国頭」の記事は、コチラをご覧ください。
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住所:沖縄県国頭郡国頭村奥間1605 電話0980-41-5555