沖縄本島の中心部にある沖縄市。かつて存在した「コザ市」がここ。
異国情緒あふれるコザは「音楽の町」と言われ、近くにある米軍基地の影響もあり、昔から歌い継がれてきた民謡、ポップスなどの沖縄の音楽と、ロックやメタル、ジャズといったアメリカの音楽がこの町で交じり合い、独自の音楽文化が生まれたてきました。
現在コザにはライブハウス、生演奏を楽しめる店が50店舗ほどあり、ジャンルもロック、メタル、パンク、テクノ、ジャズ、ポップス、フォークソング、弾き語り、民謡など、さまざまな音楽がコザという町にあふれている。
そんなコザの町を音楽にクローズアップして歩いてみようと思う。
店頭に掲げられた英語の看板、そして米ドル札で支払いができる店などもあり、本当にどこか外国のようです。
なぜかテーラー(仕立て屋)がたくさんある。コザゲート通りに立ち並ぶインド人が経営する仕立屋。
ちょっと調べたら、日本返還前のコザで、なんとバーの次に仕立て屋が多かったらしいのだ。
当時の琉球人の人件費は安く、米兵がアメリカ本国でスーツを仕立てるよりもこっちでやった方が安上がりだという事で繁盛したらしい。
その名残からか、職人は30年選手のベテラン揃いで、フルオーダーのスーツも約3週間で仕上げてくれるとのこと。
また一方では、てんぷら屋があったり、三線屋や沖縄伝統工芸品が買えるお店など、沖縄を感じる店もたくさんあります。
まずは「ちゃんぷる~沖縄市大使」でもあるシアタードーナツのオーナー宮島真一さんに、コザを知るならこの人に聞けばいいよと紹介してもらいました。宮島さんは「コザの裏側」という番組をされている超有名人!
それがcafe OCEANのヤラヤッシーさん!
マスターのヤラヤッシーさんはシンガーソングライターで、ときにはフォークソングやブルースが溢れるアコースティック・ライブの店になるらしい。
「cafe OCEAN」は、米軍嘉手納基地の第2ゲート前に伸びるコザ・ゲート通りにあるアメリカ統治時代から営業する創業50年にもなる老舗のAサインバーで、米軍公認の店舗に与えられた営業許可証「Aサイン」が飾ってあるお店です。
1枚1枚手作りのパリパリ食感のトルティーヤが特長のタコスは30年来の人気らしく、創業当時から変わらない製法で作るこだわりよう。
油を抑えてじっくり煮込んだオリジナル・タコスミートにチェダーチーズ、香味野菜をたっぷり煮込んだオリジナルのピリ辛フレッシュトマトソース。これは最高に美味い! 冷えたビールとの相性も抜群~!
オーシャン風やきめし、こちらも絶品!!
腹ごしらえした後、ヤッシーさんに、音楽の町コザの有名どころオススメスポットを聞いてみました。
一度宿に戻り、夜9時過ぎに街に繰り出します。道行く人は外国人ばかり。
現在営業していません。
教えていただいたお店。まず向かったのは、「CLUB QUEEN」
名前のとおり、イギリスのロックバンドQUEENをはじめ、JOURNEY、AIRSUPPLY、BON JOVIなど、60年~80年代に流行った懐メロから最新ヒットの数々を、フィリピン国内で1,2位を争う実力派バンド「PRYZM」が、かなりのハイクオリティーで楽しませてくれます。
リクエスト曲が300曲以上もあり、その演奏テクニックと歌声に多くのファンがいるんだとか。チャージ1000円+最低ワンドリンクのみ。
そしてCLUB QUEENの道路挟んで向かい側「JET」。オーナーのTAKEさん率いるスリーピースバンドで、週末だけライブ活動です。
ロックカバー曲が1000曲近いというから驚き。私が行ったときは、ちょうどEaglesオンパレードでした。
70年代の本格派ロックを思いっきり聴ける素敵な店です。
JETは、チャージなし、ドリンク代のみ。
一杯飲みながらあの名曲を生バンドで聴けるなんて最高!近くだったら良かったな~。
沖縄市コザでライブハウスを朝までハシゴ!記事はコチラです。
【住所】沖縄県沖縄市中央2-15-2
【電話番号】098-938-5978
【営業時間】12時~24時(ラストオーダー23時30分)【定休日】不定休
【住所】沖縄市中央1-10-3
【電話番号】098-938-4778
【営業時間】21:00~3:30 【定休日】日~木曜日