2019年10月に全焼した首里城。一時期は失意のどん底に突き落とされましたが、現在は首里城再建に向け着々と進んでいます。そして日没とともにライトアップされる夜の首里城イベントも開催中。首里城はないものの、守礼門や歓会門などがライトアップされ、昼間とまた違った夜の幻想的な雰囲気の中で浮かび上がります。
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龍潭池からの首里城。首里城は焼失してしまったので、現在は見る事ができませんが、復興すればまた美しいのそ姿が見れることでしょう。
ちなみにこの写真は、在りし頃のの首里城ライトアップ。美しいですね!
守礼門のライトアップ!朱色が映えてとても絵になります。守礼(しゅれい)」とは「礼節を守る」という意味で、門に掲げられている扁額(へんがく)には、「守礼之邦(しゅれいのくに)」と書かれています。これは「琉球は礼節を重んずる国である」という意味。首里城は石垣と城門の多い城ですが、中でもデザイン上バランスがとれ、エレガントな雰囲気のある代表的な門がこの「守礼門」です。
歓会門のライトアップ。「歓会門」は、首里城の城郭(じょうかく)内へ入る第一の正門で、「歓会(かんかい)」とは歓迎するという意味。往時、首里城へは中国皇帝の使者「冊封使(さっぽうし)」が招かれましたが、こうした人々を歓迎するという意味でこの名が付けられました。
久慶門のライトアップ。「久慶門(きゅうけいもん)」は、別名「ほこり御門(うじょう)」ともいわれ、歓会門(かんかいもん)が正門であるのに対し、ここは通用門で主に女性が利用したといわれています。
歓會門から久慶門の間の城壁も美しいですね。
ライトアップの時間は、毎日日没から24時まで。機器整備・点検のため点灯しない日があるのでご注意を。下記MAPの青い点をぐるりと歩くと、首里城公園内のライトアップが楽しめます。
夜のライトアップを見に行く際に、気を付けたいのが駐車場です。首里城公園の駐車場は、閉園と同時にクローズしてしまいます。首里城公園近くのパーキングを利用しましょう。
住所:沖縄県那覇市首里真和志町1丁目67
夜間料金なし、1時間300円、24時間以内の最大料金は800円
守礼門まで300m、龍譚池まで150m
住所:沖縄県那覇市首里当蔵町1丁目7
7時~20時 60分300円
20時~7時 60分100円
昼間の首里城公園も楽しいですが、夜の首里城公園ライトアップもぜひご覧になってみてください。
住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2