白砂の小道と石垣と赤瓦の集落、沖縄の昔ながらの風景が残る竹富島は、石垣島の離島ターミナルから高速船でたったの15分という近さということもあり、観光客に大人気の島です。
私たちが訪れた時は、宿もごく一部しかやっておらず、お食事処や売店すら営業をしていません。
しかし、いつもなら多くの観光客でごった返している島が、昼間の時間でも閑散としていて、逆にこんな素敵な竹富島を貸し切ったようで、なんて贅沢な時間なんだろうと思ってしまいました。
集落には水牛も自転車も観光客も誰もいません。
ただあるのは赤瓦と石垣だけ。静かで穏やかな時間が流れて、本来の島の生活を取り戻したようです。
竹富島はタクシーやレンタカーがないので、主な交通手段はレンタサイクルです。
集落の道は砂地なので、普段から若干、自転車が走りずらいということもありましたが、しばらく島が閉鎖されていたせいか、砂地がぼこぼこで自転車を走行するのは困難でした(^▽^;)。
いつもは島民の方が毎朝ほうきで掃いてくれていて、私たち観光客が朝到着するときには、キレイに整備された白砂の道を歩くことができていたのです。
竹富島の一番のメインビーチの「コンドイビーチ」に行ってみました。
普段ならたくさんの人がいますが、人もまばら、なんだかいつもより海の透明度も良い感じです。
竹富島には何度も来てますが、コンドイビーチに入るのは初めてです。
シュノーケリングをやりましたが、水草とナマコしかいませんでした。
どうやら砂地のため、シュノーケリングには適さないビーチのようですね。
トイレ、シャワーを完備、キッチンカーやレンタルもあります。
竹富島に来たらちょっとした楽しみもあります。
スイーツが楽しめるカフェやかき氷屋さんなど甘味処がところどころにあるんです。
売店もやってないから閉まってるかなと思いつつ、探してみました。
ありました!!
「ぱーらー願寿屋」
前に来たときは、テラス席を利用しましたが、今回は暑いので、冷房がきいてる店内を利用することにしました。
南国のフルーツたっぷりの「南国パフェ」と黒蜜やコーヒーゼリーなどが入った「大人のパフェ」を注文。
店内も古民家風で素敵です。
住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富2280
電話番号:0980-85-2211
営業時間:10:30〜16:30
定休日:不定休
石垣島から一番近い離島の為、日帰りで訪れる人がほとんどです。しかし日帰りだと見られない風景がここ竹富島にはあります。
今回は船が運航している昼間も静かではありましたが、普段は日帰り観光客が帰ったその後に、その時間は訪れます。
誰もいなくなった集落。
夕日が沈み、幻想的なあかりが灯ります。
集落から外れると街灯がないので、夜になるとそこは星空観測の場所になります。西桟橋に行けば星空観測を桟橋で寝ながら見るなんてこともできちゃうかもです。
今回もそんな竹富島に触れたいと思い、『竹富島やど家たけのこ』さんに宿泊することにしました。
全6部屋、1日6組様限定、夕日スポットの西桟橋から一番近い宿です。
各部屋にバス・トイレ付、縁側があり、琉球古民家風ながらキレイなお部屋でした。
広々としたお庭には、テラスやハンモック、ブランコなどがあります。
夕食は豪華な島料理でした。石垣牛や竹富島産の車エビ、ラフテー、島野菜の天ぷらなど、手作りの沖縄料理が食べられ、どれも美味しかったです。
離島ながらの宿での泡盛飲み放題、ゆんたくタイムはありませんでしたが、自分で購入したお酒などは、氷やグラスなどを貸してくれるので、お部屋でのんびり飲むことができます。
やど家たけのこから近いビューポイント「西桟橋」
ここまで来ると、街灯も見えなくなるので、この桟橋に寝っ転がって180度の天然プラネタリウムになります。
桟橋の両脇はもちろん海なので落ちないように気をつけて行きましょうね。