沖縄本島南部に位置する八重瀬町。自然豊かな、沖縄観光ドライブルートとして最適な八重瀬町に南の駅やえせがオープンしたのは、2017年。観光情報はもちろん、特産品や地元の食材を使った「南の駅 やえせ」だけでしか食べることのできないお食事や贅沢スイーツが楽しめます。国道331号沿いにあり、本島南部の観光で利用する道路沿いにあるので、立ち寄りにとても便利!
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駐車場に入ってくると正面にデーンと構えるこの勝利のⅤ字ガジュマル。二本の幹を大きく広げたその姿は圧巻ですよね!
この場所は以前、具志頭中学校で、当時の卒業生がこのV字ガジュマルを見つけ、卒業の記念樹として植えられたそうです。このV字ガジュマルを祈願する事で勝利に繋がったといういわれがあり、今では『勝利のV字ガジュマル』と呼ばれるようになりました。
『南の駅やえせ』は、2017年4月にオープンした道の駅のようなもの。
広い駐車場や休憩用のテーブルセットが屋外にあり、開放的な雰囲気がいいですよね!
そしてとにかくトイレがきれいで、ピカピカ!空港のトイレにも勝る広さと機能です。ドライブインのトイレって・・・って思いますけど、ここは別格です!内部は木のぬくもりを感じるデザインになっており、チャイルドシートやおむつ台も設置!
「南の駅やえせ」の館内には、八重瀬エリアの特産品がズラリと並んでいます。旬の野菜や果物類の加工品、お菓子、ドリンク、サンドイッチ、お弁当軽食など、様々な商品が売られています。
私が初めて見た果物は「アップルバナナ」。アップルマンゴーは知っていましたが、「アップルバナナ」は初めて知りました。調べてみたところ「アップルバナナ」は皮が薄くもちもちとした食感に、甘くコクのある味わい、りんごのような風味が口いっぱいに広がり、島バナナとは一味もふた味も違う、濃厚な風味が病み付きになる味わいだそう!日本ではほとんど作られていない貴重なバナナなんですって!
他にも沖縄県産のドラゴンフルーツのドライフルーツや・・・
もずくが練りこまれた手打ちの沖縄そば「西崎そば」など、「南の駅やえせ」ならではの商品がたくさんありました!
そして八重瀬町はシーサー発祥の地!
なのでたくさんのシーサーの置物が売られていたり・・・
沖縄県最古のシーサーと呼ばれる「富盛の石彫大獅子」のTシャツも売られていました!
ちなみに沖縄県最古のシーサー「富盛の石堀大獅子」も「南の駅やえせ」から車で約6~7分の場所にあるので、ぜひ見に行ってください。
★沖縄県最古のシーサー?八重瀬町「富盛の石彫大獅子」の記事はコチラです。
もちろん泡盛も!!
私の一押しは、八重瀬町の蔵元「神谷酒造所」の泡盛「南光」。こちらは5年古酒40度の泡盛。デイゴの花のラベルが素敵。華やかな香りと甘みのある味わいで、40度という度数ですがアルコール分を感じさせない優しい余韻が口の中で広がります。ぜひロックで飲んでほしい泡盛です。
「南の駅やえせ」は、八重瀬町観光拠点施設でもあるので、八重瀬町の様々な観光案内情報をゲットできます。
八重瀬町の観光マップやパンフレットもあるのでぜひ活用しましょう!
以前に訪れたときはなかったスーパー「JAマートぐしちゃん」です。旅行に来た時の楽しみの一つはスーパー巡りですよね!
八重瀬町で育った野菜やたくさんの食材が売られています。
実は「南の駅やえせ」の一角にあった大好きなお店「すけさん」がなくなっていたので、大好きな「いちゃいちゃ」が買えないな~と落ち込んでいましたが、ここ「JAマートぐしちゃん」に売ってました!よかった!
「すけさん」といえば「いちゃいちゃ」というほど、沖縄では有名です。沖縄ではイカのことを「いちゃ」と呼び、この「いちゃいちゃ」は、ソデイカのミミを揚げたもの。かつては硬過ぎると捨てたり、マグロ漁の餌にしていたソデイカ(セーイカ)のミミを、企業秘密の方法で軟らかくして味付けし、唐揚げにしたものがこの「イカの羽いちゃいちゃ」。こちらが大ヒット!!
八重瀬町字港川にある鮮魚店「パヤオ港川」でもいちゃいちゃは販売されていますが、売り切れることもしばしば。でも「いちゃいちゃ」というネーミングが可愛いですよね!見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
南の駅やえせから徒歩1分の場所には、具志頭(ぐしちゃん)歴史民俗資料館があります。
旧石器時代を代表する人骨「港川人」の展示をはじめ、沖縄の歴史や八重瀬町のまつり、沖縄民権運動の先駆者「謝花昇」などを展示しており、旧石器時代から現代まで約2万2千年の歴史を学ぶことができるので、ぜひお立ち寄りくださいね!