那覇市浮島通りで紅型・絣(かすり)の生地や反物、琉装やエイサーの衣装などを販売している「原國商店」。こういうお店に来ると、沖縄大好きの血が騒ぎますよね!切売りの可愛らしい紅型やかすりの生地も安価で売られているので、手作りマスクなどの小物を手作りするのも良さそうです。
原國商店内には所狭しと生地や反物が陳列されています。渋い絣(かすり)の反物や・・・
色鮮やかな紅型も。
どれもめちゃくちゃ素敵です!
しかしこんなにあると迷っちゃいますね(笑)
絣(かすり)も渋くて素敵です。
店内には生地や反物だけではなく、既に仕立ててある二部式の着物もあります。これがまた素敵!
紅型って色鮮やかで美しいですよね~。ちなみに二部式の着物というのは、誰でも簡単に着られる上下が分かれたタイプの着物で、初めて着物を着る方はもちろん、着物を着慣れた方も普段着として最適の着物です。価格も着物に比べればお手頃でゆかた代わりにもお勧めだそう。上は羽織になっていて、下は巻きスカートのようになっているので、本当にあっという間に着れちゃうし、長じゅばんを着なくてもTシャツやキャミソールでもOKというから楽チンですな!
サイズはS・M・Lの3種類ですが、ぴったりと着る着物ではないし調節もできます!お値段はだいたい14000円~16000円くらいでした。
これは紅型の生地で作った子供用の着物です。かわいですね!
ちなみに・・・沖縄では16世紀頃の琉球王府時代に身分制度が確立され、その服装も身分や階級によって色、柄模様、布地の種別をもって区別していました。王族、士族の男性用の礼服は、黄色地を最上とし、紫・桔梗・水色・藍色等、階級別に冠や帯で示します。紅型(ビンガタ)衣装は、王族婦女子の礼服であったとされており、黄色地・水色・うす紅色の順でその柄の大小にも規制があったようです。また士族婦女は絣(カスリ)や上布を、庶民は男女共に植物繊維の芭蕉布を着用していました。衣装同様、髪型やかんざしにも違いがあり、それらの王府時代の民族衣装を総称して琉装といい、沖縄の言葉では「ウチナースガイ」と呼んでいます。 琉装は沖縄の文化、風土、気候を肌で体験できる装いなんです!!
紅型と絣(かすり)の切売りもありました。1m500円~600円とリーズナブル。裁縫の得意な方はこの生地で小物を作るのもいいかもしれませんね!今はマスクを作られている方も多いので、沖縄の華やかな紅型で作るのもおススメです。
店員さんも優しくアドバイスをして下さいますし、生地だけの購入もOK!しかもたま~に通常14000円~16000円の二部式の着物が大特価で売られることもあるそうです。着物用はもちろん、かりゆしウェアやエイサー衣裳の生地、舞台衣装や小物までいろいろ取り揃えてある原國商店へ行ってみてくださいね!
住所:那覇市牧志3-3-18 098-863-0966 営業時間:10:00〜18:00 定休日:1月1日~3日