古宇利島、今帰仁城の帰り、国道58号線を名護方面に走って、名護球場が見える少し手前に、「木灰そば」の看板を見つけました。「もくはいそば?」何だこれはと、細い道を200メートルくらい入っていくと、「さわのや」が。 思わず通り過ぎそうなところであるが、看板を見逃さなければ、道一本。
民俗資料博物館? と思う表示もあるが、こちらは本題と外れるので、お店を訪問した時のお楽しみにしましょう。
どうやら、「もっかいそば」とも「もくはいそば」と読むらしい。
沖縄県内でも珍しくこのそばを扱っている店は少なくなっています。そもそも、沖縄そばとはそば粉を使わず小麦粉と塩、かん水を用いて作られているが、戦前はかん水が手に入らないため、木灰を入れた上澄みが使われていた伝統的製法とのことです。木灰には多様なミネラルが含まれていて健康にはいいらしい。
この木灰そば、初めて聞いた名前であったが、名店と言われる店が、このそばなのです。
本部の名店「きしもと食堂」、那覇の評価ナンバーワン「てんtoてん」、赤嶺の「とらや」も木灰そば。食べ比べてみたいものですね。
さて、店内に入ってみよう。テーブル席と一段上がったところに小上がり席。
壁にサインが飾られている。有名な店なのか? 正直、有名人のサインを貼りまくっている姿は、あまり好きではないので、誰のサインか、まったくわかりません。
屋号がついたメニュー「さわのやそば」を頼むことにしました。三枚肉とソーキの両方が楽しめるのがいいですね。
麺は木灰だからなのか、独特の味わいをしています。これは好みがわかれるのかもしれないです。
メニューはこちらです。お昼時は、サラダがサービスになっているのが嬉しい。
サラダはセルフサービスだけどランチタイムに限り無料サービス!!
ランチサービスも終わりの頃、少なくなっていたのでご容赦ください。
地元で人気の「さわのや」。軟骨そばが人気なので、次回のお楽しみにとっておきます。本部町にも支店があります。
住所:沖縄県名護市親川628-1
営業:11:30~18:00 定休日:火曜日