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西原町の内間御殿前に咲くコスモスは1月下旬からが見ごろ

西原町の内間御殿前に咲くコスモスは1月下旬からが見ごろ

沖縄は桜やひまわり・コスモスが咲く時期が同じ。今時期は西原町の「内間御殿(うちまうどぅん)」前に咲くコスモスが見ごろを迎えています。コスモスを見がてら、内間御殿の歴史にも触れてみてはいかがでしょうか。

内間御殿(うどぅん)とは?

西原町の内間御殿前に咲くコスモスが見ごろ

内間御殿は、第二尚氏王統の始祖である金丸(のちの尚円王)が内間地頭に任ぜられたときの旧住宅跡に、尚円王没後190年も経てから建てられた神殿のこと。

西原町の内間御殿は第2尚氏の重要施設コスモスが見ごろ

国家的聖地として整備・顕彰がなされたもので,沖縄戦で被害を受けながらも神殿を囲む石牆(いしがき)が良好に残っており、祭祀信仰のあり方を知るうえでとても重要な場所といえます。国の指定史跡。

内間御殿前のコスモスは1月下旬からが見ごろ

内間御殿コスモス

撮影:2022年1月27日

内間御殿前には畑が広がり、そこには美しく咲き誇るコスモスが見ごろを迎えています。

内間御殿コスモス

秋の桜と書いて「コスモス」なのに、1月じゃ冬桜ですよね(笑)

内間御殿コスモス

でも本当に綺麗です。



内間御殿のサワフジ(サガリバナ)も有名

このサワフジ(サガリバナ)は、樹齢約400年と言われており、本島内で古い老木の内のひとつです。樹高約6m、胸高約2m、枝張りが東西方向に7.4m、南北方向に7.2mの立派な木。西原町指定の天然記念物です。

見ごろは6月末から7月末頃まで。ひとつひとつの花は一日で散ってしまいますが、穂状花序に残っているつぼみが咲くので、しばらくは花見を楽しむことが出来ます。ただ、開花の時刻が夕方より夜間になるので、気をつけないと見過ごしてしまうことも。

「サガリバナ」という名称が有名ですが、西原町では「サワフジ」や「銭掛け木(ジンカキーギー)」、名護市真喜屋では「モーカバナ」、那覇市・首里では「キーフジ」という名称でも親しまれています。

ぜひ冬のコスモスと夏のサガリバナを見に、内間御殿へ足を運んでくださいね!

内間御殿(うちまうどぅん)

住所:沖縄県中頭郡西原町嘉手苅59

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

2019年1月29日公開、2020年1月9日更新、2022年1月27日更新

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