那覇の「とまりん」港から高速船で約1時間。ダイバー・シュノーケリングで人気の高い慶良間諸島「阿嘉島(あかじま)」を訪問しました。阿嘉島の海の透明度は慶良間諸島の中でも随一と言っていいほど。海亀が生息しているビーチがあるので、シュノーケリングや天気が良ければ橋の上からも亀を見えます。
那覇「とまりん」港からフェリー約90分、高速船だと約1時間の阿嘉島のビーチには、ウミガメが3〜4頭生息しているので、シュノーケリングでちょっと潜ればウミガメと遭遇できる確率高し。また、この島は「慶留間(げるま)島」と「外地(ふかじ)島」が橋でつながっており、3つの島を車やレンタサイクルで行き来することができるのです。海だけでなく、島の展望台や地形を楽しむのもオススメ。
こちらは、展望台から見たニシハマ(北浜)ビーチ。ブルーがかった透明な海と白い砂浜が一面に広がります。このニシハマ(北浜)ビーチは、夏は海水浴、シュノーケリングをする人で賑わいます。だいたい4月〜10月頃まで海に入れますが、沖縄は3月や11月でも暖かい日は海水浴ができるのです。透明度の高い海で、ウミガメに遭遇したらテンション上がりますよね!
ニシハマ(北浜)ビーチの展望台までの道のりでは、天然記念物であるケラマジカに会える確率がかなり高いです。日中よりは日没頃によく現れるので、その時間帯を狙うのがおススメ。あまり近づくと驚くので、ほどほどの近さでケラマジカの可愛さを堪能してくださいね。
阿嘉島の人に聞いた話だと、ケラマジカは泳げるので、あるメスジカをめぐって決闘し負けたオスジカは、そのショックで隣の島まで泳いだりするそうです。それほど繊細なんですね。しかし野生のケラマジカに巡り会えるなんて、阿嘉島って自然がいっぱいでのどかで素晴らしい島です。
そして、ビーチとは反対側になりますが、車かレンタサイクルを借りて行ける「慶良間空港」。阿嘉島から一番奥の外地島にあります。現在、定期便はないですが、船が欠航した日に、ヘリコプターをチャーターした際に使用する空港です。定期船が欠航した際には、沖縄県と座間味村からの補助が出るので、ヘリコプターのチャーター料99000円が39000円(片道)で利用することができます。
慶良間空港は、飛行機を利用しなくても自由に出入りできるので、阿嘉島の散策がてら立ち寄るのもオススメ。一息、コーヒー(自販機)ブレイクでもいかがでしょうか。目の前には展望台もあるので、余力があれば是非展望台へ。でも、ここまで来る道のりはレンタサイクルだとずっと坂道なので、結構疲れます。運動に自信がない人は車がオススメです。
阿嘉島の夜空には信じられないほどの星が広がっています。私が行った時は、新月だったので本当にすごい数の星を見ることができましたが、それよりも流れ星がすごい。3分に1回は流れていたと思います。
旅で疲れているにも関わらず、深夜0時を過ぎても海で星を眺めては感動し、宿に帰っても星を眺めていました。写真には、先出のケラマジカも写っています(笑)満天の星空もケラマジカも、是非これは写真ではなく阿嘉島に足を運んで見てほしいです。
・阿嘉ビーチではシュノーケルで海亀が見れる!
・展望台からの海の眺めも最高!
・可愛いケラマジカの家族と写真撮影
・海だけじゃない!レンタサイクルや車で3つの島を散策
・夜は満天の星空に酔いしれる
ぜひ阿嘉島を訪れてみて下さいね!
★座間味村のホームページです。こちらにフェリーの時刻など参考になる情報があります。
住所:沖縄県島尻郡座間味村字阿嘉