沖縄の伝統的な揚げ菓子「サーターアンダギー」作りを久米島のお母さんに教わってきました。沖縄に行くと、飲食店や商店の店頭などでよく見かけますよね。あの丸い揚げドーナツです。こちらでは縁起の良いお菓子とされ、結婚式など祝い事でも振る舞われるそうです。
サーターアンダギーは、首里方言で、サーターは砂糖、アンダーギーはアンダ(油)、アギ(揚げ)、そして語尾を伸ばすことで「油で揚げたもの」という意味。
今回は黒糖サーターアンダギーを作ることになりました。どうです?私たちが作ったサーターアンダギー!サクサクのホカホカですよ。
私たちのサーターアンダギー作りの先生は、久米島のお母さん、与座八重さん。イーフビーチのすぐ近くの「リゾートハウスみなみ」のおかみさんです。
まず、材料は下記の通り。
【材料】
小麦粉 500g
ペ-キングパウダー 大さじ1
黒糖 300g
砂糖 50g
卵 4個(Mサイズ)
オリーブオイル 大さじ1
揚げ油 適量
① 小麦粉とペーキングパウダーは一緒にふるいにかけておきます。
② ボールに、砂糖・卵・オリーブオイルを入れて、泡立て器でよく混ぜます。
③ ②のボールに①の小麦粉を2~3回に分けて入れ、ねばらせないように、さっくりと切るようにまぜます。
④厚手の油鍋に油を150~160度位の温度で、団子状に手で丸めたタネを入れ、揚げていきます。毎回、タネを取るときに、手にくっつかないように水でぬらしましょう。
⑤下側の方から割れ目ができ、こんがり焼き色がついたら出来上がりです。
やっぱり揚げたては最高に美味しい!
表面はサクサク、中はギュッと食べごたえたっぷり、黒糖の甘さがきいてます。
お母さんがハーブティーを淹れてくれました。
キレイなブルー色をしたこのハーブティーは、バタフライピーというマメ科の植物で自家製農園で収穫したものなんだとか。天然の青い色素はポリフェノールの一種「アントシアニン」が主成分で、目の疲労改善、内臓脂肪蓄積抑制、しわやくすみなどの肌の老化を加速させる活性酸素の働きを抑える、アンチエイジング効果が期待できるそうです。レモンを入れると色が変わります。
久米島のお母さんの宿リゾートハウスみなみで提供されるお料理の野菜や果物は、ほとんど自家栽培のみなみ農園で収穫した食材を使っているそうです。自家栽培の食材を使った朝食。栄養たっぷりの美味しいお料理でした。
バタフライピーのハーブティー以外にもローゼルも栽培していて、11月~12月には、ローゼル摘み体験もやっていて、そのローゼルを加工した自家製ローゼルティーやジャム作りもしているそうです。
今回は黒糖味のサーターアンダギーでしたが、紅芋パウダーを購入したので、レシピ見ながら、帰ったら紅芋サーターアンダギーを作ってみます!
食べきれなかったサーターアンダギーは、お土産に持って帰りました。時間をかけて中まで揚げるので日持ちし、常温で数日間は置いておけます。食べるとき温めるとさらに美味しくなりますよ。
お世話になりました!
住所:久米島町字謝名堂548-14
電話:098-985-8021
◉サーターアンダギー手作り体験
所要時間:1時間半
催行人数:2名~
料金:2,200円
リゾートハウスみなみのHPはコチラです。
体験レポーター:青木さなえ・MAYA