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沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」がなくなる?!

沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」がなくなる?!

沖縄の食堂などでよく見かける、赤と黄色の箸「うめーし」。この「うめーしが」なくなるかもしれないとのニュースが舞い込んできました。「うめーし」は天然竹を使い、全て手作り。10膳300円とリーズナブルでしたが、手間暇の割にもうけが少なく、職人の高齢化にコスト高が追い打ちを掛け、生産を一手に担っていた製造業者が廃業してしまったそうです。

 

赤と黄色のお箸「うめーし」って何?

沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」

「うめーし」とは、沖縄の方言で「お箸」という意味の言葉。中でも沖縄の食堂などでよく見かける、赤と黄色の伝統的な箸のことを指すことも多いようです。「赤色の部分は太陽、黄色の部分は月」を表していると言われ、昔は黄色の部分の着色にはウコン(抗菌作用)を使用し、赤の部分には漆(滑り止め)が塗られていたそうです。現在はウレタン塗装が一般的だそう。

このほかにも、「うめーし」の元々の語源は「おみはし(御御箸)」から変化したという説などもあり、昔は一部の身分の高い階級しか使わなかったそうが、今では普通に使われています。

 

「うめーし」は約60年ほど前から使われるようになった?

沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」

沖縄では60年ほど前から、食堂や家庭でこ赤黄箸が使われるようになったそうです。

沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」は紅型が始まりか

もともと沖縄では竹を削った箸を使っていたようですが、中間色を好まない沖縄の人に、紅型のように派手な配色がよく合い、この赤と黄色のうめーしが広く浸透したようです。確かに紅型は華やかな(派手な?)色合いが多いですよね!

「うめーし」は鹿児島県で製造

沖縄そば定食には沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」

沖縄で多く使われる赤と黄色のお箸「うめーし」。実は鹿児島県で製造されています。理由は、沖縄では竹が少なく、九州でたくさん取れるから、鹿児島で作られていました。しかし数年前からは九州産の竹の入手が難しくなり、現在は中国産を材料にしていたそう。

ただ沖縄のために作っていたのではなく、もともと鹿児島で作られていた「うめーし」が、なんらかのきっかけで沖縄に伝わり、沖縄に受け入れられ、沖縄の箸といえば「うめーし」になったようです。そして「うめーし」は中国から伝わってきた説と鹿児島から伝わってきた説がありますが、今回の内容から察すると鹿児島から伝わってきた説が濃厚の様な気がしますね。

そして今回「うめーし」の生産を一手に担っていた鹿児島県の製造所が、6月いっぱいで廃業。那覇市の卸業者が持っている在庫がなくなれば、ほぼ手に入らなくなる見込みということ。関係者は沖縄の食卓になくてはならない逸品を残そうと、県内での生産を模索しています。

現在沖縄では、まだあちこちで赤と黄色の「うめーし」はたくさん売られていますよ!沖縄ならではの「うめーし」が、今後もなくならないといいですね。

 

おまけ「人参しりしり器」の製造はどこで?

沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」で人参シリシリ

沖縄の家庭料理「人参しりしり」。簡単にできて美味しく、私もよく作る料理です。

沖縄定番の赤と黄色の箸「うめーし」で人参シリシリ

その人参をしりしりする「人参しりしり器」は、沖縄県内の企業で製造されているかと思いきや、ステンレス加工で有名な新潟県燕市で作られているそうです(笑)人参しりしりを食べない新潟県で作られてるだなんて、なんだか不思議ですね!

沖縄大好き ケコ

「てぃーだかんかんブログ おきなわラブな人たちのためのブログ」インスタグラムなどで、沖縄大好きを発信中! 2016年、泡盛マイスターの資格を取り、国際通り屋台村 「島酒と肴(しまぁとあて)」でその実力を発揮、FM那覇にて居酒屋風ラヂオ「イザラジ」のパーソナリティを務める。Sunking Leather Craft代表。福岡県出身。

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