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首里城で毎日6回の無料ガイドツアーと琉球菓子を楽しもう!

首里城で毎日6回の無料ガイドツアーと琉球菓子を楽しもう!

この記事は火災前のものです。首里城でガイドツアーに参加しよう!の記事はコチラです。

沖縄を代表する観光名所「首里城」。ただ周るだけでも楽しいのですが、もっと楽しめる無料の「首里城ガイドツアー」に参加してきました。1日6回も実施され、50分のツアーがなんと無料なのです!案内の予約受付もいらないので、案内開始時間に合わせて待ち合わせ場所に行けばいいだけ!気軽に参加できますね。

そして、新しくできた御内原エリアにおいて、東のアザナ(展望台)、世誇殿での毎日3回の伝統芸能を披露している場所にも無料ガイドが希望すれば案内します。その場合1時間を超える予定になります。

 

ガイドツアーの予約受付は不要、集合場所首里城南殿へ。

首里城無料ガイドツアーはおすすめです。

首里城へ入るためのチケットを購入し、集合場所は、正殿の右手にある南殿・番所入口。まず集合場所でガイドの方から説明を受けます。

首里城内無料ガイドツアーのツアーに参加すると詳しくわかる

1日6回の時間は写真の通りです。先着15名なので早めに行きましょう!

首里城南殿は薩摩の使者を接待した場所です。ここから無料ガイドツアースタート

まずは「南殿」へ。南殿は日本様式で、薩摩の使者と会った場所です。絢爛豪華な赤く塗られた正殿と比べ、南殿には色は塗られていません。写真撮影が禁止のエリアも多いので、撮影OKな場所だけのご紹介です。

首里城内の平面図。この中を無料ガイドツアーで歩きます。

「奥書院」は国王が休息する場所。完全なプライベート空間として、小さな庭と、苅銘御嶽が隣接されています。

首里城内にある拝所。無料ガイドツアーで見られます。

御獄の脇にある庭園です。

首里城内の奥書院の庭。無料ガイドツアーで見てください。

さて、首里城正殿に入っていきましょう。正殿は3層になっていて、1階で国王が執務を行なう場、2階は国王、親族、女官が儀式を行なう場、3階は屋根裏部屋で通気を目的としていました。正殿を二層三階建てとすることや装飾化した龍柱は日中にも類例がなく、琉球独自の形式のようです。

 

御差床(うさすか) 

首里城正殿内の国王が座る場所。無料ガイドツアーで体験

御差床(うさすか)とは、 国王の玉座のこと。立派ですね!

首里城正殿の琉球王が座る椅子。無料ガイドツアーで見ることができる

 

そして御差床の前にあるこの椅子は、儀式の時などに王様がこの椅子に座り、御庭にいる諸官たちに挨拶をするための椅子。椅子の前の扉を開けると、赤丸のところになるんです。

首里城内の中庭。ココで儀式が開かれます。無料ガイドもいます。

首里城にはいたるところに龍がいて、その数はなんと33匹。ぜひ探してみてくださいね!

首里城正殿内の龍の爪に注目・無料ガイドツアーで確認

そして龍の爪に注目です。中国の龍の爪は5本、琉球は4本で、日本は3本。なんででしょう?これには諸説がありますが、中国は琉球王国の存在の価値を、日本本土より高く認めていたからという説や、または中国に気を遣って・・・という説もあるとか(笑)

 

いよいよ世界遺産へ

首里城正殿内に無料ガイドツアーで入っていくと見られる世界遺産の遺構

首里城は琉球王国時代に3度焼失し、沖縄戦では完全に焼失してしまったため、建物や城壁は復元されたものばかり。なので「こんな新しい建物が世界遺産に?」と不思議に思った方も多いのではないでしょうか? 現在の建物は1992年に復元されたものなのです。世界遺産に登録されたのは復元された建物ではなく、残された遺構部分なのです。首里城内では、1階の床の部分で見る事ができ、この石積みの部分が世界遺産に登録されています。

内炉の間首里城正殿内。無料ガイドツアーではいりましょう。

南殿から「書院」へ。ここは国王が日常の執務を行った場所。隣接する「内炉之間」は茶室で客人にお茶を振舞っていました。庭園と一体化されていて、落ち着いた雰囲気。

首里城無料ガイドツアーでみた!琉球国王が茶を振る舞う茶室

琉球石灰岩を使った庭園。

無料ガイドツアーで見られる首里城正殿内の庭

その隣は、王子の控え室、また諸役のものたちと懇談する部屋だったそうです。

 

お茶と琉球菓子が楽しめる「鎖之間(さすのま)」

首里城内の喫茶室?お茶と茶菓子が楽しめるさすのま

ココは私が一番好きな場所。ここでは、琉球菓子とお茶を楽しむことができます。花ぼうる、ちいるんこう、くんぺん、ちんすこうの4種類の伝統的なお菓子と、さんぴん茶(ジャスミン茶)が楽しめちゃいます。希望者には詳しく説明もしてもらえます。

首里城内で食す。琉球菓子はなぼうる、ちんるいこう、くんぺん、ちんすこう

伝統的な琉球菓子は、左から花ぼうる、ちいるんこう、くんぺん、ちんすこう。とっても美味しいです。

首里城内無料ガイドツアーの最後は琉球菓子の説明を受けて食べてみましょう

丁寧にわかりやすく説明をしてくださるガイドさん。庭園を見ながらのんびりとティータイム。場所は南殿・番所から入り、2階にあります。お茶と琉球菓子のセットで500円です。とっても落ち着ける場所ですよ!

首里城内無料ガイドツアー出回りながらスタンプラリー

首里城公園には、この正殿以外にも色々な建物があり、スタンプを集めながら、周ることができます。スタンプラリーをやりながら周れるようになっています。全部で12ヵ所!全部制覇しました(笑)総合案内所にスタンプシートを持って行くと、完全制覇スタンプを押してもらえ、記念品が貰えます!

努力の結晶! 首里城の関係者が周っても、90分はかかるんだとか。私、よくがんばりました!皆さんも、首里城や琉球の歴史を楽しく学びながら、記念品をゲットしてくださいね。公式サイトにも詳しく載っていますので、ぜひご覧になってください。

★首里城公園の公式サイトはコチラです。

東のアザナと御内原エリア

無料ガイドツアーでは希望があれば案内してくれる御内原エリア

御内原エリアは2019年2月の開園。コチラも希望をすれば無料ガイドが案内してくれます。ただし50分+αの時間を見てください。正面の世誇殿では、毎日3回琉球伝統芸能が披露されています。(11時、14時、16時~約30分)

首里城無料ガイドツアーで案内してくれる御内原エリア

御内原エリアはいわゆる「大奥」。女官達がいた場所です。無料ガイドツアーで深く琉球王国の歴史を知ってもらえると嬉しいですね。

御内原エリアの先には東のアザナ。無料ガイドツアーで楽しもう

東(アガリ)のアザナから正殿方面を見るとこうなります。360度パノラマで絶景が楽しめますよ。

首里城の大奥か?!謎のベールに包まれた「御内原」エリア開園の記事はコチラです。

 

首里城公園

住所:沖縄県那覇市首里金城町1丁目2 ☎098-886-2020

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2016年7月3日公開、2019年9月25日更新

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