沖縄のソウルフードといえば「タコス」。今回は、沖縄で1番と言われる大人気のタコス専門店「メキシコ」を紹介しましょう。創業40年以上の名店「メキシコ」のメニューは、なんとタコスだけ!!駐車場は店の横に5台完備されてますが満車の場合が多いので、じっと我慢が必要です。
那覇から58号線で宜野湾市方面に向かい、伊佐浜の信号を左折するとすぐ右側に、1977年創業の老舗タコス専門店『メキシコ』があります。那覇空港に着いたらまず最初に行くのが『メキシコ』と言う人が多くいる程、たくさんのリピーターを魅了するお店です。
店の横に専用駐車場が5台ほどありますが、人気店なので満車の時が多し!空きが出るまで我慢して待ちましょう(笑)
ナント!フードメニューは、タコスのみ。さすがタコス専門店ですね!1人前がタコス4ピースで、お値段は600円。メニューは1種類のみなので、注文時は何人前かを伝えるだけ。飲み物は、自分で冷蔵庫から取り出して栓抜きで開けるセルフ方式です。
落ち着いた雰囲気の店内。壁に掛かったサボテンの絵がメキシコっぽいですね(笑)
こちらがタコス専門店メキシコのタコス。このお店のトルティーヤは、こんがりと香ばしく揚げられていますが、噛むともっちりしています。
また具材のバランスも絶妙で、ビーフとチーズの量のバランスがとても良く、すべての要素について、長年考え抜いて作られている、とても繊細さを感じさせるタコスです。
当然サルサソースも毎日手作り。すべてが完成された味を変わらず続けているのが魅力です。
実は、タコス専門店『メキシコ』のタコスの価格は、1977年の創業から2016年までずっと500円でした。この価格、このメニューを40年間も貫いていたのです。徹底してタコスにこだわりとプライドを持って作っているのが伝わります。
タコスの老舗として名を馳せる『メキシコ』は、創業者の儀武息次さんの店として多くの人に愛されていましたが、2011年8月に急逝。その後のオーナー儀武直子さんは、先代の奥様にあたります。先代の味を忠実に引き継ぎ、再現しているからこそ、40年間変わらず愛されるお店となっているのでしょう。
私が初めて訪問したのは、沖縄で多くの飲食店をプロデュースしている方に連れて来てもらったのがきっかけでした。最初は、タコライスなのかタコスなのかも知らないまま訪れ、言われるまま注文し、何も期待せずに食べた時の驚き、今でも覚えています。正直、それまでタコスに興味もなく、自分から好んで食べることもありませんでした。しかし、あの日から沖縄に来たら、『メキシコ』。タコスと言えばメキシコ。他のタコスではダメなんです。
飲み物が瓶入りのペプシだけなのも、先代のこだわりです。コカコーラは、炭酸の量が多いからダメ。缶やコップで出すのもダメ。瓶入りのペプシコーラでないとダメなんです。なぜならタコスに合う飲み物は、ビンの炭酸以外あり得ないから・・・という先代のこだわりなのです。飲み物1つをとっても強いこだわりがあるのですから、当然すべてのレシピにも強い気持ちが詰まっているでしょう。そのすべてが詰まった先代のタコスを残したい。その強い想いがお店にも表れています。
是非1度、先代のこだわりを味わってみて下さい。感動する事、間違いありません。
★あなたはどのタコスがお好み?こだわりのタコス屋3選の記事は、コチラをご覧ください。
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住所:宜野湾市伊佐3丁目1-3 ☎098-897-1663 営業時間:10:30~18:00 定休日:火曜日・水曜日