宮古列島のひとつ、下地島(しもじしま)。この下地島の北端、通称「みやこ下地島空港17エンド(ワンセブンエンド)」と呼ばれる道路から眺める海は、ありえない程の美しさです。しかも、3000mの滑走路への民間機の離着陸や、パイロット訓練のタッチアンドゴーが見られる場所!ぜひ訪れてみてください!
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『17END』(ワンセブンエンド)って聞きなれないことばですよね?下地島には、みやこ下地島空港という民間機が発着し、パイロット訓練にも使われる空港があります。島のほとんどの部分がこの空港といってもいいほど小さい島です。
ではなぜ『17END』と呼ぶのか?それは滑走路に『17』の文字が書かれているからだと言われています。これは航空機がこの方向に進入すると約170°(南側)方向に着陸出来るという事を表している数字です。
また、航空用語で滑走路末端の事を「Runway End」(ランウェイ エンド)と呼んでいることもあり、この場所を『17END』と呼ぶようになったとされています。Google Mapの航空写真で見ると『17』の数字が見えます。
そして『みやこ下地島空港』は、国内で唯一のパイロット訓練場。羽田空港のメイン滑走路とほぼ同じ長さの3000m滑走路を備え、ジェット機が離・着陸を繰り返すタッチアンドゴーの訓練を行っています。
練習機は南東にある中の島ビーチ近くから、宮古島方向に離陸した後、大きく旋回して、北西方向の海側から着陸。この北西の海側には飛行場を取り巻くように道路が走っているので、エメラルド色の海に突き出た誘導路の上を爆音とともに降下してくる飛行機を間近に見ることができるんです。
飛行機は向かい風を利用するため、風向きが変わると滑走路の利用の仕方が変わります。この日は、逆方向の35END方向から17END方向に離陸しました。
★下地島空港タッチアンドゴー1990’s公式サイトはコチラです。
※下地島空港訓練情報(X)にみやこ下地島空港の訓練情報などリアルな情報が出ています。
さて宮古島の幻のビーチと呼ばれる「17END」への行き方を紹介しましょう!車で17ENDを目指す場合は、みやこ下地島空港から外周を回り、約10分程の位置にあります。宮古空港から出発の場合は、30分ほどで到着できるでしょう。
レンタカーで行く場合、カーナビや地図アプリの設定を「17END」にすれば、駐車場に辿り着くことができます。ただし、駐車場は10台ほどしか駐車できず、干潮時間になると観光客が訪れるため、駐車場が満車になってしまうケースがあります。なので干潮の時間よりも早めに行くことをおすすめします。
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通り池の入り口前の道路をまっすぐ進むと、17ENDの駐車場に着きます。ちなみに17ENDには、トイレが無く、最寄りのトイレはこの通り池駐車場にあるトイレなのでご注意を!
ちなみに通り池とはなにか?写真では一つの池しか映っていませんが、実は2つの池が並んでいます。
この2つの池は地下のトンネルで繋がっていて、更に海とも繋がっているのだとか。地上からの眺めを楽しむ景勝地だけでなく、ダイビングスポットとしても有名です。
レンタカーはこの駐車場におきます。貸切バスはこの手前に駐車場があります。路線バスはありません。干潮時間になると観光客が訪れるため、駐車場が満車になってしまうケースがあります。なので干潮の時間よりも早めに行くことをおすすめします。
さてみやこ下地島空港から17ENDエンドまで歩いて行けるのか?距離的には3.8キロ。時間的には約50分の距離なので、ゆっくりお散歩を楽しみながら行くことも可能です!道も平坦なので、お天気のいい日にはおすすめですよ!歩くのはちょっと・・・という方には、レンタサイクルもあるので利用してみてはいかがでしょうか?
みやこ下地島空港『17END』へは宮古空港から22.5km、車で伊良部大橋を渡り約36分程で到着します。
『17END』から眺める海は、まるで水色の蛍光ペンを溶かしたような美しさ。写真映え間違いなしです。
「17END」は、干潮時に行かなければ浜が現れません。潮の満ち引きによりビーチの表情が変化するので、必ず干潮時に行くことをおすすめします。そしてできるだけ晴れている時がベスト!
曇り空でも美しい景色は見ることができますが、やはり青空と美しい海のコントラストは晴れの日がベストです。
もし白い浜辺で美しい写真を撮るためには、ぜひ干潮時間を調べてから訪れましょう!
ちなみに満潮時間では、浜がほぼ波で覆われてしまい、降り立つこともできなくなります。しかし、例え満潮時に当たったとしても、この美しい海を間近で見られるだけでも幸せですよね!
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住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田1727