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JAL・ANAの格安航空券が約1年前から予約可能ピークを先取り!

JAL・ANAの格安航空券が約1年前から予約可能ピークを先取り!

今日はマーコ ちょっとお堅い話です。これから沖縄の旅行を考えているかたにちょっと役立つお話しです。2年くらい前からこの先2年後に旅行を取り巻く環境は大きくかわります。 今回はその1として「航空会社が直接航空券を売る体制について」です。

JAL・ANA国内航空券の予約開始日が約1年前から

JAL ANAともに、国内線航空券の予約発売開始は「搭乗の2ヶ月前の同じ日」でしたが、 2018年にANAが355日前に変更し、JALも2019年の9月10日から330日前に変更しました。 旅行会社やWEBで「格安航空券」等と謳っているサイトからではなく、直接公式サイトや公式のルートで買う場合です。

JAL日本航空の公式サイトはこちらです。

スケジュール 汎用

非常に大きな動きです。今までは2か月前だったのが約11か月前になりました。旅行を探している人にとっては自由に予約ができるということです。 旅行を思いついたときに先の分まで予約ができる。 この措置はビジネスや生活路線で使うことの多い方面よりも観光で行く目的地の路線の予約に大きな影響を及ぼしてきます。つまりは沖縄路線はまさにその典型的な目的地に。

実際にJALのサイトから料金を見ていくと、時間帯によりますが羽田発那覇空港行きが片道9210円からとかなり格安で出ているのがわかります。

 

気になる航空券予約キャンセル料が440円だけ!?

先まで取れることに加えて、JALはこのタイミングで取消料の条件も緩和してきました。 これまでは先得などお得な価格のチケットは予約日した日から3日以内に支払いをし「購入」という形をとり、 その瞬間から取り消した場合には、「航空券代の半額」などの比較的高い取消料が発生しました。

相談

ですので先の予約は確実に、絶対に行くという時にしか予約ができませんでした。しかし、この10月よりその規定が大幅に緩和。

購入日にかかわらず54日前からしか取消料が発生しません。(それとは別に1枚あたり440円の手数料は「購入」後の取消には発生します)

羽田ー那覇の往復だけであれば、55日前まで880円しかとられないということです。ますます予約するハードルが下がります

旅行会社で旅行を買う事のメリットが失われる?

先の予約が取れることがメリットだった

今までは「来年のGWの沖縄の予約をしたい」と今思っても、航空券の予約ができませんでした。旅行会社は約1年先まで予約が可能なので旅行商品を作り 販売することができます。「確実にGWの予約を!」と思えば、旅行会社の中で先の日程のツアーを売り出している旅行会社を探す必要がありました。 「必要がある」というより、当然のように旅行会社に相談、もしくは旅行会社のサイトから探していましたよね。 ホテルもまだ一般には売っていない先の日付をどうやって買うのかわからないから、航空券+ホテルがセットのツアーはありがたかったです。

飛行機

でも、こうして一般旅行客が330日前から予約できるのであれば、旅行会社のサイトを探さずに航空会社直接の予約で済んでしまいます。

 

20日前からしか予約キャンセル料がかからないメリットは残る

旅行会社の予約のメリットは何日前から予約しても20日切らなければキャンセル料はかからない。このメリットは残ります。  「先得」のような格安航空券も55日切ったら半額チャージがかかるところ、さらにそこから30日以上先でもまだノーチャージでキャンセルできるのは大きいですね。

 

足し算していくと旅行会社ツアーの方がオトク

「往復の飛行機+レンタカー+ホテル+美ら海水族館チケット+1500円相当のオマケクーポン」これを今個別に取っていき足し算をしても殆どの場合、 旅行会社のパッケージツアーが安くなります。それはなぜかというのはまた別の項目でおはなしします。現地でいろいろとする予定が組まれているならツアーのがオトクになります。

インターネットの普及と民泊が追い風に

こうした流れはインターネットの利用者が増え、だれでも気軽にWEBで予約ができるようになったことが大きく起因しています。 今やシニア世代でも普通にネット予約しますもんね。であれば「旅行会社」「旅行代理店」を介するたびに利益を載せられるより、直接消費者に届けるほうが安くなりますよね。

もう一つには、「民泊」と呼ばれる民家の部屋、マンションの空き室の宿泊用貸し出しから始まった宿泊の体系があります。 今は純粋な意味の「民泊」よりマンションを1棟丸ごと民泊用に建てたりしていますね。 沖縄県内にこの「民泊」のスタイルをとる物件が物凄い勢いで増えています。よく聞く「Mr.Kinjo」なんかがそうです。ここでは、沖縄REPEATで紹介しているハーバービューマンションを参考にしてください。

那覇で「民泊」を体験してみる~ハーバービューマンション~の記事をご覧ください。

フロントは簡単なものがあるのみ。チェックイン時間も制限があったり、遠隔操作やスマホで開け閉めするだけなど、「ホテル」とは全く違う雰囲気ですが、今急成長をしています。 もとはインバウンド向けであったものが近ごろは日本の若い方やファミリー層に人気です。それもそのはず4名1部屋でとまった場合、 部屋はホテルの倍くらい広くて、金額は4分の1だったりします。食事は外食でいいし、簡単なキッチンがついているものもあるので自炊すればいいということ。お得なことばかりですね。

このご時世普及しないはずがありません。こういった「民泊」は旅行会社ではあまり扱いがありません。 宿もこうして自分で安いものが手配できるのなら、飛行機も安いものを取って組み合わせれば「安い旅行」の出来上がりです。

JAL・ANAといった大手航空会社が提供するダイナミックパッケージで見ましょう。下記をクリックしていただくと、2020年9月30日帰着分まで発売中(2019年11月22日現在)と表記されています。こちらから入っていくと、レンタカーもホテルもフライト時間も選ぶことが出来ます。

JALダイナミックパッケージツアーを見る

次に楽天トラベルを見てみると、「ANA航空券+宿泊」「JAL航空券+宿泊」と出てきます。本来宿泊のサイトなので、「宿泊」だけの予約ももちろん出来ます。

楽天トラベル(JAL/ANAダイナミックパッケージツアー)を見る

【続編予告】新「個人包括旅行運賃」の登場でさらに「旅行商品」の概念が変化する

日本航空グループでは2020年4月から「新個人包括旅行運賃」運賃がスタートします

「なにそれ?」ですよね、確かに。一般の旅行者さんには全然目に触れないところで関係している運賃です

その導入により今後「旅行商品」というものの在り方自体がかわります。 続編「旅行パンフレットが無くなる日」にお話しは続きます

 

※「旅行会社しか」と記載していますが法人契約等で予約できている場合もあります。

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