南部編に続いて、北部編!!
車で行けば行きやすいけれど、「飲んだら飲むな」ですよね。でも、どの泡盛蔵元も一通り試飲ができます。蔵元に行かなければ飲めない泡盛を置いていたりします。今回紹介する3つの泡盛蔵元さんは、沖縄自動車道から近いし、恩納村、名護といったリゾートホテルが近くにあります。ホテルに入る直前に見学して、代行でホテルに入るなんていかがでしょうか。沖縄の代行は安いのでおすすめですよ。
平日なら他にも見学できる泡盛蔵元さんがあるので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
泡盛工場見学が日曜日でも出来る蔵元」<沖縄本島南部編>」はこちらです。
沖縄自動車道を走ると「伊芸サービスエリア」があるのをご存じでしょうか。ここからすぐ近くの場所なので、屋嘉ICか金武ICで降りれば10分足らずで到着です。南部編で社長の名前が銘柄になっていました。「まさひろ」と「忠孝」です。ココは、社長ご夫妻の名前をとっています。「起松」さんと「藤子」さんで「松藤」です。
麹棚(通称:三角棚)にて、手作業で黒麹菌をつける製麹作業です。回転ドラムという回りながら黒麹菌をつけた後、この三角棚に移りますが、通常この作業は2日で行われるところを、寄り味わい深くしっかり麹菌をつけていくため、3日間かけるため、「三日麹」といわれています。
三角棚の中ではこのように手作業で黒麹菌をしっかり全体につけていきます。
わがままを言って攪拌作業をやらせてもらいました。この作業大事なんですよ。
最後は試飲コーナー。同じ『松藤』でも味わいが違います。飲み比べてみて、その違いを試してみてください。運転等で飲めない方には、健康飲料があります。
沖縄県内の女子大生がプロデュースした『ハイビスカスリキュール Bis』。アルコール分8%、フルーティで飲みやすく出来ています。
住所:沖縄県国頭郡金武町字伊芸751 電話:098-968-2417
見学可能時間:10:00~17:00(最終受付)平日はスタッフが随時ご案内。
※土日祝日は、「①10時~、②11時~、③13時~、④14時~、⑤15時~、⑥16時~(最終受付)」年中無休
※ホームページから申し込むか、電話で申し込みをした方がいいでしょう。
石川ICからほど近い神村酒造。那覇市繁多川で創業し、戦後は官営工場5社の一つとなって、昭和24年民営化。樫樽貯蔵のパイオニア。樫樽貯蔵の『暖流』は、炭酸で割ったハイボール『暖ボール』として人気が高い。
手前に見えているのが仕込みタンク。ここで約20日間くらい発酵させていきます。奥に見える丸いのが『暖流』の樫樽。
泡盛は寝かせると古酒になり、味わいが深くなっていきます。ここの古酒蔵では、泡盛を預かってくれて、5年後宅配されてきます。
さて、お楽しみ試飲の時間です!なかなか飲むことのできない泡盛もありますよ。
グループで予約しておくと、外のテーブル席で泡盛のそれぞれの味わいをしっかり説明してもらいながら、試飲することが出来ます。
神村酒造のホームページはこちらです。
住所:沖縄県うるま市石川嘉手苅570
見学可能時間:10時~17時(最終受付16時 休:12/30~1/3)無料
ナイトツアー:18時から 1000円(300ml泡盛付き)
<要予約>電話またはFAXで3日前までにご予約下さい
TEL:098-964-7628 FAX:098-964-7627
泡盛、スピリッツ、ウィスキー、リキュール、地ビール、発泡酒と6種類の製造免許を持つ総合酒造。一番人気商品は『くら』。コンビニなどでも置いているところが多いので、是非飲んでみてください。同じ蒸留酒のウィスキーのように、樫樽を使って貯蔵しています。下の写真は、主に甕で貯蔵している貯蔵庫。又、ココは太陽光発電、風力発電をして、自然を大切にしています。
ツタが絡まる古酒蔵です。甕貯蔵を中心に貯蔵されています。
自然の中にあるヘリオス酒造。左手に見える『くら』の樫樽貯蔵庫を見てみましょう。
正面に見えるのが蒸留器や仕込みタンクのある製造棟です。
『くら』の貯蔵庫。ほんの一部ですよ。このひと樽、ひと樽ごとに微妙に味が異なり、それをブレンドすることによって、同じ味わいに仕上げていきます。
工場内は写真NG。模型で見た上で、工場内に入るとよくわかります。銅製の蒸留器に注目です。
最後は、試飲カウンターで味わってみてください。
私もしっかりいただきました。
住所:沖縄県名護市字許田405 フリーダイアル: 0120-41-3975
見学可能時間:(1) 10:30~ (2)13:30~ (3)15:00~ (4)16:30~
※定休日(毎週水曜日(祝日含む))、年末年始、臨時休業日を除く。
泡盛工場見学が日曜日でも出来る蔵元」<沖縄本島南部編>」はこちらです。
文、写真:泡盛おじさん