公募によってこの泡盛が出来上がりました。沖縄を代表する泡盛カクテルです。
国道58号線とゴーヤーをかけて、ゴーヤーをかき混ぜながら、カチャーシー(かき混ぜ)と、海(SEA)を渡った世界のウチナーンチュが一堂に集まって、このカクテル片手に、カチャーシーを踊る光景を想像したネーミングです。
レシピは最後にリンクしておきます。動画もありますからチャレンジしてみてください。
これまでの水割り、ストレート、ロックだけじゃなく、新しい飲み方の提案を、11月22日、沖縄市与儀にあるオキナワグランメールホテルリゾートにおいて1、10社の蔵元さん+沖縄県酒造組合が実施しました。
さて、このお酒、何だと思いますか?ワインやシャンパンをワインクーラーに入れています。よくみると、『masahiro』と書かれています。糸満にありまさひろ酒造さんの「まさひろラウンジ」です。
このようにボトル自体も新しい時代に入ってきていると言えます。
これからの季節は、お湯割りも旬な飲み方でしょう。久米仙酒造さんは、チーズと一緒に燗酒を勧めていました。しっかり、温度を測って、試飲させていただきました。
チーズを先に口に入れて、燗酒を飲むと口の中でチーズが溶けて、香りが広がる感じがします。総理大臣賞を取った泡盛マイスター中村さんからの提案です。
泡盛最古の蔵元、新里酒造さんは、新里社長自ら提案されています。「101HYPER YEAST」自体が香り立つおいしい泡盛ですが、前割りにして、できれば氷を入れず、冷蔵庫で冷やして飲むのが一番おいしいとのこと。泡盛101酵母は、今でこそ、泡盛業界で主流になっている酵母ですが、新里酒造の前社長が考えられた酵母だけに、本物ですね。泡盛の銘柄が違えば、一番合った飲み方はまちまちです。「この泡盛はこの飲み方をしたい!」と自分に合った飲み方をするようになったら、「ツウ」ですね。
おつまみにチョコレートもあいますよ!
比嘉酒造さんの「残波 ホワイト(通称:ザンシロ」は、「ザントニック」ですね。甘みが出てきて、炭酸感がおいしさを引き立ててくれます。
沖縄県酒造組合の玉那覇美佐子会長(瑞穂酒造社長)と、土屋信賢専務理事、阿波根あずさ泡盛の女王も来られていました。
つまみは、チョコレート、チーズ、レーズン、ウェハースなどなど。いろいろな飲み方があります。ここで紹介したものはほんの一部ですが、トマトジュースで割っていた神村酒造さん、生姜とシークワーサーで割った今帰仁酒造さん、紅茶泡盛「宵の紅茶」を使ったミルクティの瑞泉酒造さんなど、ジュースなどで割って飲むと非常に飲みやすくなります。ぜひ、試して飲んでみてください。
(文:泡盛おじさん)
「50KACHA-SEA」のレシピはこちらからご覧ください。(泡盛百科)