うるま市にある『神村酒造』に行ってきました。神村酒造は1882年創業(明治15年)那覇市繁多川で創業、1999年に那覇から沖縄本島の石川市に工場を移設した神村酒造は、100年以上の歴史をもつ老舗の蔵元。そして神村酒造といえば、オーク樽で貯蔵した泡盛『暖流』を炭酸で割ってハイボールのようにして飲む、その名も『暖ボール』が大人気です。
うるま市石川嘉手苅にある「神村酒造」は、石川ICから車で5分の場所にあります。
最高の環境を求めるため、土地探しから工場移設まで10年の時を要したという石川工場。今回時間がないので「古酒蔵」というギャラリーのみ見学。南洋杉やトックリ椰子、マンゴーの木等がある敷地や、古酒が眠る地下蔵など、見たいところはいっぱいあったのだけれど、また次回のお楽しみということで。
蔵に入るといい香りが漂います。このオーク樽で貯蔵されているのが『暖流』です。
神村酒造の主力銘柄、樫樽貯蔵「暖流」は、先代が10年以上の研究を重ね生み出した泡盛で、輝く琥珀色、甘い香りと豊かなコクが特徴の、他の貯蔵法とは趣を異にした味わいです。暖流を炭酸割にした通称「暖ボール」は、普通のハイボールとは味が違う!泡盛なのに超高級なウイスキーのハイボールのよう。
「暖流30度」は、2016年春季全国酒類コンクール(主催:全日本国際酒類振興会)において、最高賞である第1位特賞を受賞。ちなみに「守禮古酒35度」も第1位を受賞。他にもモンドセレクション国際品評会で3年連続の金賞、イギリスで開催された「ワイン&スピリッツコンペテイション」で銀賞を受賞するなど、様々な賞をいただいている蔵元です。
甕に入っている泡盛も試飲しましたが、これがまた樽貯蔵とは違い、甕によって味が全然違うのです。泡盛だけでなく、甕にまでこだわりだしたら、ますますハマってしまいますね(笑)
神村酒造にはあわもりだけではなく、泡盛を使ったケーキや泡盛チョコもあります!
そして朗報!やむを得ず中止となった『神村酒造感謝祭2020』でお披露目予定だった限定泡盛が、3月14日から販売開始となりました。『初垂れSingle Barrel 65度』と『守禮15年古酒』。
ご来店のお客様には、限定品試飲も準備されています!ドライバーやお子さまには、疲労回復と免疫力アップにオススメの琉球もろみ酢もあるので、ぜひ神村酒造に足を運んでくださいね!
住所:沖縄県うるま市石川嘉手苅570 ☎098-884-1628 FAX:098-887-5727