沖縄REPEAT@何度でも行きたくなる沖縄観光サイト

|

ティラジャー(コマ貝)を沖縄で潮干狩り!酒の肴にピッタリ!

ティラジャー(コマ貝)を沖縄で潮干狩り!酒の肴にピッタリ!

沖縄の春の風物詩「ティラジャー」!「ティラジャー」とは沖縄での呼び名で、正式名称は「マガキガイ」。地域によっては「コマ貝」「ピンピン貝」や「チャンバラ貝」などと呼ばれることも。酒の肴にももってこいのティラジャー、すでに今時期から提供している居酒屋もあるので、是非お試しあれ。

ティラジャーとは?

ティラジャー(コマ貝)は沖縄の潮干狩り

ティラジャーとは巻貝の一種で、正式名称は「マガキガイ」。名前に付く「マガキ」は漢字で「籬」と書き、貝表に籬文様(竹で粗く編んだ垣根のような模様)が見られることから付けられたようです。

マガキガイは暖海の貝で、主な産地は沖縄県の他、黒潮に直接接する高知県や和歌山県、三重県などで獲れるます。獲れる量はそれほど多くは無いので、ほとんど産地で消費されています。

私は福岡出身なので、沖縄に移住し初めてティラジャーを食べハマリました(笑)

ティラジャーは3~6月の大潮の干潮時が狙い目!

ティラジャー(コマ貝)は沖縄の潮干狩り

1月中旬くらいから少しずつ獲れはじめますが、ティラジャーの本番となる3月~6月の大潮の干潮時には、多くの地元民がティラジャーを求め海へ!!

写真は浅瀬の海の中。ティラジャーを1つ見つけると、その周囲にはテラジャーがいくつかまとまっているので、慣れるととても獲りやすい貝。お子さんでもたくさんゲットできます!

ティラジャーは時期をはずさない限り、ただ海を歩いているだけでわんさかGET出来てしまう、ありがたい海の幸です。ちなみにティラジャーが獲れる場所は、泡瀬干潟や海中道路~平安座・宮城島あたり、奥武島など、遠浅で海藻が多くある場所であればどこでも獲れますが、漁業権がある場所もあるので、確認の上採ってくださいね。大潮の時を狙ってGO!

ティラジャーの食べ方

ティラジャーは砂抜きが必要ですが、この砂抜きがやっかいで2~3日かかります。なので海から獲ってきたらよく洗い、海水と同じ濃度の塩水で茹でます。貝を鍋に入れてから加熱しはじめ、沸騰してから3分程茹でたら火を止めて貝をザルにあげ、粗熱を取ります。そして面倒ですが、貝から身を取り出し洗って食べましょう(笑)

ティラジャーには小さな爪のようなものがあるので、それを引っ張ると簡単に身が出てきます。食べるとほどよい甘みを持ち、ワタの旨みとクニクニした食感がクセになり酒の肴には持ってこいです(笑)巻き貝の中でも最高ランクの美味しさといっても過言ではありません!

ティラジャーはココで食べよう!!

とはいえ、ご旅行中の方は自身での調理は難しいと思います。だけどぜひとも食べてみたい!!!という方は、那覇市松尾にある「末廣ブルース」という居酒屋に行けば食べられます!

「末廣ブルース」のティラジャーは1皿500円。立ち飲み屋ですが、1月現在でもメニューに載っているので、ぜひ食べてみてくださいね!病みつきになること間違いなし!

末廣ブルース

住所:那覇市松尾2-7-20 ☎098-943-4020 営:15:00~22:00 不定休

(Visited 22,164 times, 21 visits today)

福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

2019.3.19公開、2020.1.19更新
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

アーカイブ

カテゴリーから選ぶ

エリアから探す

Translate »