沖縄県糸満市にある、泡盛の酒造所「まさひろ酒造」の比嘉昌晋会長が、「開運!なんでも鑑定団」に出演されます。「まさひろ酒造」といえば、瓶踊りでも有名です。果たしてなんでも鑑定団の司会者も、ビン踊りを踊るのでしょうか?乞うご期待!
今回、比嘉昌晋会長が「開運!なんでも鑑定団」に鑑定を依頼したのは王の書。その王とは尚育王(しょういくおう)。尚育王が琉球を治めていた時代は、日本では江戸時代後期ちょうど12代将軍徳川家慶の頃。尚育王は若くして即位し、教育のために学校を作ったりと教育熱心な王さまで、書道も大変上手だったようです。現存する国王直筆の書は、大変珍しく貴重です。
琉球王朝最後の王は、尚泰王(しょうたいおう)。その父に当たるのが尚育王です。2011年頃、 NHKドラマ BS時代劇「テンペスト」 が仲間由紀恵さん主演で放映されました。その舞台は、琉球王朝は清国(中国)と薩摩(日本)との間で翻弄される琉球王朝。この時代の王が尚育王です。
まさひろ酒造の比嘉会長は、琉球王朝時代の貿易や、戦争で散らばっている泡盛の文化遺産を、全国津々浦々探していた時期がありました。そんな中、泡盛とは一見無縁の「王の書」を骨董屋さんから紹介されます。そこには、現代の私達でも読める明快で達筆な一文と、「尚育」という名前が。
会長は驚きます。まさひろ酒造の創業者の家系をたどると、祖先は琉球王朝の料理長職。「尚育(しょういく)」とは、そのご先祖さまが仕えていた琉球王朝の王。「これは、ふるさと(沖縄)に一緒につれて帰らないといけない。沖縄の大切な文化を沖縄に帰したい」という使命感にも似た感覚で購入したんだそうです。
この「書」には『地 静 春 ? 好 人 間 日 更 遅』と書かれています。この「書」の意味ですが、不明との事。果たして「開運!なんでも鑑定団」の先生方に教えてもらえるのか?そしてこの「書」はいくらの値が付くのか?!
まさひろ酒造といえば、頭に瓶を乗せて踊る『瓶踊り』で有名です!朝礼の時には社員一同、頭に瓶を乗せて踊りの練習をするそうです(笑)沖縄では昔から、この瓶踊りを踊っていたそうです。
もしかすると「開運!なんでも鑑定団」でも、司会者を巻き込み、この瓶踊りをするかもしれませんね(笑)
住所:沖縄県糸満市西崎町5丁目-8-7 ☎098-994-8080 営業時間:9:30~17:30
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