沖縄野菜を種から育て、自分で育てた沖縄野菜で沖縄料理を作るなんて、とても楽しそうですよね!家庭菜園に関する全国調査では、日本人の約半数が「家庭菜園」経験者!幅広い年代が楽しみ、長期継続の傾向があり「育てる喜び」があると、再ブームの兆しがあります。沖縄野菜を育ててみませんか?
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沖縄の代表的野菜といえばビタミン豊富な「ゴーヤー」ですよね!ゴーヤーにはビタミンCが豊富に含まれていて、ビタミンCには抗酸化作用があり、疲労回復に役立ちます。またゴーヤーの苦み成分である「モモルデシン」は、夏バテ防止に効果的だともいわれています。
種まきの時期は、沖縄1月半ば~7月半ば、暖地3月半ば~7月半ば、中間地3月末~7月半ば、冷涼地4月末~7月上旬。そして収穫時期は、収穫期:沖縄4月半ば~11月半ば、暖地5月末~10月半ば、中間地6月~9月、冷涼地7月~9月です。
そしてゴーヤーといえば、「ゴーヤーチャンプルー」が定番ですが、ゴーヤーを味噌で煮る「ゴーヤー ンブシー」もおすすめです。お弁当のおかずやご飯のお供にピッタリ!ンブシー(味噌煮)にするときは、肉厚で苦みの少ないアバシゴーヤーが向いています。
沖縄ではキャベツのことを「タマナー」とも呼びます。しゃきしゃきタマナーは沖縄地方に適した品種ではありますが、種まきの期間が9月~3月と長く、に気も強い作りやすい品種。味がよくシャキシャキとした触感が特徴です。
タマナー(キャベツ)を使ったおすすめの沖縄料理は、沖縄のソウルフード「沖縄ちゃんぽん」です。沖縄ちゃんぽんは、麺類ではなく、野菜炒めを卵でとじてご飯の上にのせたもの。しかも丼(どんぶり)ではなく、平たいお皿にのせスプーンでいただくのが沖縄流。調理法も簡単なのでぜひお試しあれ!
★沖縄ちゃんぽんを食べるならココがおすすめ那覇市4選の記事もご覧ください。
色鮮やかな人参「沖縄紅美人」。色が良く、サイズは約15cm。裂根少ないので初心者向き。種まきは8月~2月で、温かい地域向きの商品ですが、関東に住む私の友達が育てたところ、多少細いものもありましたが、結構立派に育ったと言っていました。
沖縄紅美人で作る「人参しりしり」は色鮮やかで美しく、甘くておいしいですよ!
しまなーは沖縄で親しまれている野菜で、カラシナとも呼ばれています。シマナーを塩漬けしたものをチキナーといい、豆腐などと一緒に炒めて食します。害虫被害も少ないので育てやすく、プランターなどでも簡単に育てることができる野菜です。
カラシナの植え付け時期は、春まきは3月下旬から、秋まきは9月上旬からです。収穫までは種まきから約1.5か月というのも嬉しいですね!
しまなーは炒めて食べるのも美味しいですが、胡麻和えにするとピリっとした辛さが際立ち、とても美味しいですよ!
沖縄では冬瓜はよく食され、「スブイ」や「シブイ」と呼ばれます。春に植え付け、夏に収穫するウリ科の野菜です。
冬瓜は夏に収穫しても、冬まで長く保管できるということから、冬瓜と名付けられてともいわれていますが、冷暗所で丸ごと保管する際は2~3か月ほどですので、現実には冬まで品質を保ったまま貯蔵し続けることは難しいようです。しかし、冷凍保存ができますので、冬瓜をお好みの大きさにカットして、密封袋に入れて冷凍しましょう。
トロトロに煮たトウガンはとても美味しいです。
沖縄在来の人参で、黄色で30~40cmの細長になり風味が豊か。暑さに強いので真夏にタネまきし、秋より収穫します。
通常のにんじんよりも味が濃い気がします。
色鮮やかなのでサラダやピクルスにいいかも!!
「四角豆」ともいわれるうりずん豆。私は沖縄で初めてうりずん豆を知りました。
沖縄では主に天ぷらにして食べる事が多いです。4月~6月に種をまき、収穫時期は8月~10月。
切り口が手裏剣のようで特徴的です。
うりずん豆は食感がいいので、炒め物や茹ででマヨネーズで和えたりするのもいいですが、やはり沖縄では天ぷらですね!
「エンサイ」とは空心菜の事です。沖縄では「エンサイ」や「エンツァイ」、「ウンチェー」と呼ばれます。
5月~8月に種をまき、6月~10月くらいまでどんどん育ちます。プランターでも栽培できますが、野菜用の培養土で育てましょう。
空心菜といえば、たっぷりのニンニクと炒めた「空心菜炒め」。茎の中が空洞なので、歯ごたえもよく味の染みもいい!
島オクラは丸オクラともいわれ、通常のオクラのような五角形ではなく丸サヤのオクラ。
断面が丸く角のスジの部分がないため、大きく育っても柔らかく美味しく食べられます。
柔らかく筋も少ないので、パスタやベーコン巻きがおススメ。茹でずにそのまま食べる事ができます!
いかがでしたか?苗の持ち帰りは禁止されているものもありますが、種なら問題ありません。自分で育てた沖縄野菜で作った料理は一段と美味しいと思いますよ!さぁ家庭菜園を始めましょう!