名護の玄関口ひんぷんガジュマルのすぐ脇にあるお好み焼「味ノ坊」。お好み焼、イカ焼き、たこ焼きと大阪の粉もん文化が名護にやって来た!徳島から移住してきた吉見さん一家がこの名護を本店に2店舗、国際通り屋台村や那覇の赤嶺駅近くと4店舗を沖縄で展開しています。
味ノ坊の向こう側に見えるのが、ひんぷんガジュマル。ひんぷんとは沖縄の古民家には必ず入口と母屋の間にある目隠し塀のこと。名護の玄関に当たる場所にあるガジュマルで、ひんぷんと同じ役割をしているのがひんぷんガジュマル。ということで、味ノ坊は名護の入口近くにあります
名護のシンボル、パワースポット「ひんぷんガジュマル」の記事はコチラです。
本店店長の吉見樹弘さん。広島風のお好み焼を食べられるので焼いていただきました。
吉見さんは徳島の生まれ。ホテル関係で仕事をされた後、弟さん(社長)が先に名護で店を開き、その後、一家で名護にやって来ました。すでに6年以上になるそうです。実は筆者も徳島。偶然の出会いとはいえ、沖縄の名護に来て阿波弁で喋るのも新鮮でした。
吉見さんは毎週火曜日、FMやんばるで「吉見兄弟」という番組をやっています。その時のテーマを決めて、「雨」なら雨の唄ばかりを流しながらトークする番組です。元々は弟(社長)と一緒に始めましたが、那覇にも店が出来ているため基本は一人で番組をやられています。
イカ焼きというと、居酒屋メニューの以下の丸焼きを想像しがちですが、ここのイカ焼きはほんまもんの大阪のイカ焼き。ゲソとお好み焼の粉、卵を焼いて、プレスするとできあがり。シンプルでつまみには最高。
イカ焼きとたこ焼き。これぞ大阪の味ですね。沖縄ですけど。
そして、お好み焼。これを忘れてはいけません。
これは味ノ坊でおすすめメニュー。小松島のフィッシュカツです。小松島は徳島の港町。魚を使ってカレー味を加えた逸品です。徳島から送ってもらっているそうです。
名護市北部の羽地付近では卵を産まなくなった廃鶏を使ったハイケイがちょっとした名物。75-1(ナゴワン)グランプリと言って名護市内の飲食店が地元のハイケイをテーマに競い合った時のスペシャルメニュー。
カウンター内では鉄板があってお好み焼、たこ焼きを焼いてくれます。
もちろん、自分で焼くことも出来ます。
こちらは別室のマル秘カラオケ部屋。入口が外にあるので日本ハムがキャンプに来た時はOBの評論家さんがここでカラオケを楽しんでいたそうです。
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那覇と名護に4店舗。関西風のお好み焼が食べたくなったら、ぜひ利用してみてください。
名護の中心街にある「みどり街」。一見怪しげなスナックが並びますが、おつまみがついてワンドリンク500円とか、かなり良心的な値段設定。みどり街からなら出前も可能です。みどり街レポートはもう少ししっかりレポートして報告しましょう!
文:泡盛おじさん
住所 | 沖縄県名護市大東1丁目1−18 |
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電話 | 0980-53-3883 |
営業時間 | 17:00~5:00 無休 |