「ぜんざい」と聞くと、多くの人はお餅とあずきが入った、あたたかい「ぜんざい」を想像されるのではないでしょうか。 しかし、沖縄では「ぜんざい」は夏の味なのです。 黒糖などで煮た金時豆と煮汁を冷やして器に盛り、数個の白玉とふわふわのカキ氷を乗せたものが、沖縄風「ぜんざい」。沖縄ならでは「沖縄ぜんざい」に注目してみましょう!
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沖縄ではその昔、沖縄ぜんざいは緑豆で作られてました。解熱作用があるといわれる緑豆を、ミネラル豊富な黒糖で煮る。まさに暑い夏を乗り切るためのおやつだったわけです。 ところが戦後、米軍物資として出回ったカリフォルニア産の金時豆を使用し、今に至ります。金時豆は、カルシウム、ビタミン、食物繊維が豊富で、便秘や生活習慣病予防に効果があるといわれているので、ヘルシー志向の方にも良いですね。
そして「沖縄ぜんざい」といえばココ!「富士家 泊本店」です。場所は那覇市泊。国際通りからは15分ほど歩きますが、やはり沖縄ぜんざいといえば「富士家」でしょう。お店の裏には、駐車場もあるのでレンタカーで行っても大丈夫です。
あの「フジヤ」ではありません(笑)
店内に入ってすぐにあるカウンター席。昔は券売機で食券を購入していましたが、現在はテーブルにて注文するスタイルに。
オシャレなテーブル席に・・・
こちらもオシャレなソファー席。
螺旋階段を上れば2階席もあるようです。
そしてお店の一角には、オリジナル雑貨やTシャツなども販売されています。
富士家オリジナルのトートバッグです。可愛いですね!
富士家泊本店では、沖縄ぜんざいだけでなく、お食事メニューもあります。ふわふわのかき氷もありますよ!
なんとあたたかい「Hot Zenzai(ホットぜんざい)」もありました(笑)
富士家の歴史は18年前にさかのぼり、当時、ピザの宅配が沖縄でも大ブームの中、ふと「こんな暑い沖縄の夏だったら、冷たい氷のクールぜんざいを宅配したら女性が喜ぶだろうなぁ」という思いつきから、「富士家」は誕生したそうです。
そして富士家のぜんざいは、全国どこでも配送してくれます(送料全国一律1100円)。暑い夏にご自宅で富士家のぜんざいはいかがでしょうか?
こちらは「富士家ぜんざい(420円)」。 富士家のぜんざいは、添加物は一切使用せず、厳選された金時豆のみを使用。また、氷には豆の煮汁を使用しており、氷だけでも美味しく食べられます。最後の一口までぜんざいの味を味わえるのは嬉しいですね。
金時豆も柔らかく上品な甘さで、煮汁を氷にしているため溶けても味が薄れることなく、最後まで美味しくいただけます。そして箸休め(スプーン休め?)の、塩味の亀せんべいがまた美味しいんです。スプーンがシャベルの形なのも可愛いですね。
そして富士家のぜんざいは、なぜこの容器に氷を入れるのか?それは豆の煮汁から作った手作りの氷を、最後までシャリシャリのまま食べてもらいたいという思いから、抜群に保冷性のある「ハイドロフラスク社」のタンブラー容器に氷を入れる事にしたそうです。豆と餅が入っている器に、3~4回に分けてゆっくり氷を移しながら食べてくださいね!
富士家のメニューはぜんざいやかき氷だけではなく、ロコモコハンバーグや沖縄そば、タコライスなどもあります。
コチラは「ロコモコハンバーグ(930円)」。バターの味がしっかりと効いたソース。大きなハンバーグも食べ応えあり。
そしてスパイシータコライス(780円)。ピリ辛で美味しかったです。
そして店内でお召し上がりの妊婦さんは、冷たいメニューが半額です!富士家のぜんざいはテイクアウトも可能。事前に伝えておけば、スムーズに持ち帰ることができます。
住所:沖縄県那覇市泊2-10-9 ☎098-869-4657 営業時間(10月~5月)11:00~19:00(6月~9月)11:00~20:00 年中無休