沖縄の食堂は、どこもボリュームたっぷりのイメージがありますが、ここに行ったらこれ以上にないってぐらいのデカ盛りの食堂があります。
それが那覇市内にある波布食堂。
惜しまれながら2019年3月29日に閉店いたしました。
閉店後、経営者が変わり「港町通堂製麺所」としてスタートしています。
波布食堂跡地に大盛そばが帰ってきた?!「港町通堂製麺所」の記事はこちらです。
那覇港フェリーターミナルの横にあります。モノレールだと旭橋駅から徒歩で10分程。港沿いを歩くので、暑い時期の沖縄だとえらく遠くに感じます。
大通りから港に入る交差点に黄色い看板があります。
コンテナが並んでる港湾内の一角にあり、はじめ一般の人が入っていいのかわからない雰囲気はありますが、大丈夫です。勇気をもってドアを開けましょう!
倉庫っぽい建物の港湾労働者那覇埠頭休憩所と書かれた隣に入口があります。
お昼の時間帯に行ったせいもあり、満席ぎみでした。テーブル席とお座敷があります。
メニューはカウンターの上に、写真と値段が出ているので、決まったら厨房のおばさんに注文します。
気になるメニューがいっぱいありますが、私は肉そばを注文しました。
注文した時、番号を言われるので、その番号が呼ばれたらカウンターに取りにいき、お金を支払います。お水などはセルフです。
待ってる間、思わずカウンターを見入ってしまいます。
出てくるもの全てがビッグサイズ。とんかつ?
いやいや、カレーをかけたからカツカレーだ。(750円)
とにかくカツのサイズが馬鹿デカい。2倍?いや3倍か?
チャーハンだって何人分の量だってぐらい多い! 写真じゃわかりずらいな~
実際に見たらすごいから! 普通に頼んでこのサイズってすごい!
でもお値段は普通の料金。良心的。(600円)
一人じゃ食べきれないな~。
二人でも多いかも。しかも1種類しか食べれないし、理想は大勢で何品か頼むのが理想的。
ようやく私が注文した肉そばが出てきました。肉野菜炒めが山のように盛られています。
もはやそばなど見えない。トレイの外にもこぼれている。
つーか「そば」まで行き着けるのか不安がよぎってきます。
席まで運ぶのだって一苦労。こぼさないように、そっとそっと、忍び足で運んでいきます。
ものすごい量がのってるので器を持つことなんて出来ません。そのままの状態で平らげるしかないだろう。
紅しょうがも今にも落ちそう~! 肉野菜の山を、少しずつ崩さないように食べていきます。
ほら、頑張って食べて、山が半分まで減ったよ!紅しょうがはそのまま。
キャベツ、もやし、人参が入ってる野菜炒め。さっぱりヘルシーで意外と食べれますね。
しばらく経ってようやく麺に辿りつくもお腹がいっぱい。でも不思議なくらい麺はのびてる感じはしない。計算してるのかな。
さすがに今の私には完食は出来ませんでしたが、なんとここは、余ったら持ち帰りも出来るんです。
持ち帰り用の入れ物も欲しいと言ったらくれるんです。素晴らしい!
賞味期限もなんもないので、そこは自己責任でね。
「ゴーヤーチャンプルー」や「沖縄そば」などの沖縄の食堂らしいメニューはもちろん、味も量もピカイチの波布食堂。
一度はお試しあ~れ!
住所:那覇市通堂町4‐22 tel:098‐861‐8343
営業時間:11:00~17:30 定休日:日・月・祝日
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文、写真:青木さなえ