美ら海水族館がある本部町、その中心にある「本部町営市場」。まちぐゎーとは市場の意味。水族館、備瀬方面、八重岳方面へのそば街道、瀬底島方面と要の位置にあり、本部漁港に隣接しています。市場は生活の中心となる大切な場所。カツオの町として栄えた本部町の市場を歩いてみましょう。
まちぐゎー(市場)を歩いてみます。
さすがカツオの町と呼ばれるだけあって、鮮魚店が多い気がします。この鮮魚店が並ぶ一角は道路拡張のため、近いうちになくなってしまうようです。
写真はガーラとイラブチ。ガーラはヒラアジのことで、イラブチは沖縄の青い魚の名前。一般的には、刺身はわさび醤油で食べますが、本部町では酢味噌で食べるのが主流。これがまた最高にうまい!
カツオのベンチは思わず笑みが出てきますね。
野菜売りの傍ら、おばぁたちが集まり、ゆんたく(井戸端会議)中。
市場内には、こういった小さな店が集まっていて、アーケード街になっています。
市場歩きの合間にコーヒーブレイクできるカフェ「みちくさ」がありました。
カフェオーナーの知念さん。この日はあいにく奥さんだけでしたが、ご主人と二人で店を切り盛りしている、自家焙煎のコーヒー店。持ち帰りも可能。
肉コーナーには、沖縄らしい食材があります。てびち(豚の足)、ミミガー(豚の耳)、中身(豚ホルモン)、三枚肉(豚バラ)、ソーキ(豚スペアリブ)などが売ってます。
仲宗根ストアーは、今でいうところのコンビニですね。日用雑貨や食料品、お酒などが売られている沖縄ならではの商店です。
小さな店なのに、泡盛の割合が高し(笑)地元の山川酒造の泡盛が並んでいます。
食料品や日用品を取り扱う昔ながらの商店、仲宗根ストアー」の隣には。有名店の「新垣ぜんざい」や「きしもと食堂」があります。
沖縄でぜんざいといえばは「氷ぜんざい」のこと!暑い夏には最高です。
そしてこちらも有名な「きしもと食堂」。
元祖木灰沖縄そばが絶品です。お昼時には行列も出来るほどの人気店です。
昔ながらの風景も垣間見れる、もとぶ町営市場界隈を散策するのも楽しいですよ。
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住所:沖縄県国頭郡本部町渡久地4