沖縄は毎日蒸し暑い日が続きます!今日は沖縄の「水」の中でも「海」ではなく「泉」に着目です。糸満市の「与座ガー」は、首里王朝時代に造られた、水量の豊かさで知られる湧泉。大正時代には製糖用の水車が置かれ、戦前まで利用されていました。現在は子ども用のプールと滝がある公園になっているので、冷え冷えの泉で暑い沖縄の夏を楽しみましょう!
「与座ガー」は糸満市にある湧き水スポット!
糸満市の南部、もうすぐ八重瀬町というエリアで、少し丘を登ったあたりに突然現れるのが「与座ガー」です。
泉全体は3段に分かれていて、上部は水を汲んだり、野菜を浸したりできるような作りになっています。
とても整備されていますね。沖縄リピートの他の記事でも、沖縄の多くの「水スポット」がご紹介されていますが、沖縄は海だけでなく、湧水や泉が豊かな土地です。ちなみに与座ガーの「ガー」は、井泉を主に指しますが、井戸を指す場合もあるようです。沖縄を散策していると「ガー」や「カー」と名のつく湧水スポットを見つけることができます。
神聖な湧水
整備された場所から右に少しあがると、湧水の源流のような場所をみることができます
この奥から綺麗な水が流れ出し、最初に掲載した場所に流れこんでいます。
神聖な場所ですからね、大切にしましょう。
生活に必要な湧水
神聖な泉として大切にされるとともに、今も地元民の生活に密着している泉でもあります。
家庭に水を持ち帰られるようになっています。洗車はダメですよ!
軽トラの荷台に大きなタンクを積み、水を汲みに来られている方がたくさんいました。与座ガーの神聖な水は、地元民の生活には欠かせない水なのですね~
水に親しむ場所としての湧水
大きく3段に分かれる与座ガーの真ん中の段には浅いプールがあります
訪れた時は春先だったので、泳ぐにはまだ早くプールにも藻が生えていますね!
でも夏にはキレイに掃除されて、たくさんの子供が遊んでいるそうです。
1の段がら3段目には、こうした階段状の水路で直接水が流れてきます。
流れてきた先はこんな感じで、水車のようなオブジェもあります。
水の透明度は抜群!!わかります?透明すぎて、水が入ってないようにみえますが、水はちゃんとあるんです! 注意書きには、ここでエビや小魚を釣らないように!とあります。清流を求めて小魚たちがたくさん集まるんですって!水が流れる音っていやされますよね~
いかがでしたか? 沖縄の各地にある湧水を、ドライブ中の休憩スポットにするのもおススメです。
☆与座ガー の情報はこちらをご覧ください。
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