沖縄旅のリピーターの方も、沖縄在住の方も、ぼっこぼこホテル建ってるオープンラッシュと思われますよね?ここ数年の沖縄。行く度に景色がかわる。「あれ?ここ前何建ってたっけ?」という更地が増える。
2023年も、まだまだ沖縄のホテル建築ラッシュは続く模様。ここで、2020年以降に開業したホテル、今後の開業予定をざざっとみていきましょう。
「ホテルマニア」の自称している割に、ホテル記事が少ないと評判のマーコです。
それじゃいかん!ということで久々にホテルネタを繰り出します。
※注 沖縄のホテル建築はうわさになってポシャるもの、工事が予定よりすごくかかってしまうものなど多数あり、ここに掲載したとおりには行かないこともありますのでご了承ください。
目次
国際通りまですぐの那覇・一銀通りにオープンするSouthwest Grand Hotelは、パームロイヤルホテルの系列。全88室、一般的なツインルームでも45㎡あります。
開放的なプールと屋外にあるジェットバスは、宿泊者限定。プールサイドで隣接するレストランの料理を楽しむことも出来ます。
浦添に新しく出来たゆがふBizタワーの9階から17階にホテルがオープンしました。全120室のうち、24室のスタンダードダブルが18㎡ですが、残り96室が36㎡とゆったりした広さ。
沖縄の新しいホテルで注目したいのが、あのプリンスホテルが沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわんに次いで沖縄に作ったシティーホテル、「プリンススマートイン」です。
美栄橋駅から徒歩4分の国道58号線沿いにオープンしたできたてホヤホヤのホテルです。外観はグレーでカッコいい系。
全149室で、部屋タイプはツインとダブルのみ。
ロビーも照明を落とした感じで大人な雰囲気。インテリアもシンプルな中に渋めの色使いがいい感じですね。
チェックインは自動チェックイン機で済ませます。アメニティースタンドでアメニティーをピックアップし、部屋に向かいます。
出典:楽天トラベル 写真はスタンダードツイン
ツイン客室は19㎡ですが、東京などと比べて広く感じます。部屋にはNetflixやAmazon Prime Videoも楽しめるスマートテレビが備え付けられ、加湿空気清浄機やスマートスピーカーまであります。
また、バスタブはないものの、シャワールームにはオーバーヘッドシャワーもあるのが高ポイント!
2名6,000円台でこのサービス!さすがはサービスで勝負のプリンスホテルの系列!と言わざるを得ません!
朝食無料、全室禁煙。
沖縄県糸満市、沖縄南部を代表する新しいホテルで、「琉球ホテルアンドリゾート」として全443室の大型リゾートとしてオープンしました。なんと敷地面積は5万㎡もあるのですよ。
全室オーシャンビュー。海のすぐそばに建っているので、オーシャンビューをパノラマで楽しむことができます。
部屋カテゴリは多く、スタンダードからデラックス、プレミア、パノラマコーナースイート、デラックスコーナースイート、ロイヤルスイート、ロイヤルコーナースイートがあります。
アメニティーとして、プレミアツインにはイタリアの高級ブランド「ACCA KAPPA」、スイートルームには国内ホテル初導入のイタリアブランド「ACQUA DI PARMA」が採用されているのもすごいですね!
またお子様用アメニティーも用意されているのが見逃せません。
ホテル内には多彩な9種のレストラン&バー。県内最大級の6種のプールを完備しています。
出典:楽天トラベル VIPプールバーOasis
VIPプールバー Oasisは、通常のクラブラウンジとはまた別の、スイートルームに宿泊しているゲストのためのプールバーですが、常時8種類のシャンパンや、トロピカルカクテルを「フリーフローで」飲める他、シャンパンと相性のいいオードブル類も用意されています。
また、プールバーに併設したスイートルーム専用のセンタープールもあるため、非常に特別な体験をすることができます。
2022年9月にオープンしたばかりの沖縄の新しいホテル、「ホテルグランコンソルト那覇」は、ゆいレール県庁前駅から徒歩5分。那覇空港から車で15分。国際通りにも近い好立地に位置しています。
国際通りには近いですが、国際通り沿いではないので、喧騒とは無縁の立地と言えます。
出典:楽天トラベル コネクティング・ルーム
間接照明が心地良い部屋はスーペリア、スタンダード、コネクティング、スイートの4種。
シンプルだけどシックな色使い。無駄なものは排除されて、空間を有効に使っていると感じられます。
珊瑚をモチーフにした壁紙や、砂浜から海原へを表現した特注のカーペットなど、インテリアにはこだわりを見せています。
特に写真の46㎡もあるコネクティング・ルームは内扉で2部屋が繫がっており、女子旅やファミリーなどの旅行に便利です。
那覇空港より車で7分。ルーフトッププールとサウナが楽しめるスタイリッシュ&カジュアルホテル。
ルーフトップ・プールもあるので、那覇とは思えないリゾート感を感じられます。
プールの傍らには海底を思わせるブルーのライトが新感覚のサウナがあるのにも注目です。このサウナでは、「さんぴん茶ロウリュ」も体験できてしまいますよ!
客室は全237室。部屋はスタンダードからスーペリア、ロフト、デラックス、ユニバーサルとあり、19~30㎡のシックな色使いの落ち着いた雰囲気の部屋です。
部屋には加湿機能付き空気清浄機や客室内タブレット、ハンズフリードライヤー、フロントで選べるアメニティーなどが備えられているので、通常期でも2名で10,000円を切るお値段の割にはコスパが高いと言えますね!
出典:楽天トラベル
沖縄の新しいホテルとしてプリンスホテルが初の沖縄出店です。宜野湾マリーナ前に地上14階建て、全340室。12階から14階はクラブフロアとなり、専用ラウンジが設けられます。一般用のプールとは別に、14階にクラブラウンジ専用のインフィニティプールも完備しています。
クラブラウンジ専用のプールのほうが高層階にあるので、見晴らしはとてもいいです!
ホテル2階には、インフィニティプールと屋内バーデプールがあり、海との一体感が楽しめます。
ホテルが大きいせいか、室内プール、インフィニティ屋外プール、そして大浴場やサウナ、岩盤浴もあるバーデフロアは少々混みすぎている時があるのが少し難点ですね。その点、クラブラウンジ専用プールはそれほど混まず、横に温水のジャグジーもあるので快適です。
出典:楽天トラベル ファミリールーム
写真の4名様まで利用できるファミリールームは、2段ベットをうまく利用した設定になっています。
秘密基地のような構造がお子さんにウケそうですね。
出典:楽天トラベル 写真はスーペリアツイン
その他、スーペリアでも33㎡以上あり、明るく開放的な室内。もちろん全室オーシャンビューなのが嬉しいです。アメニティーの「美ら海バスソルト」が身体が暖まってとてもいいので、試してみてください!
沖縄の新しいホテルとして2022年4月にオープンした、「ホテルリソルトリニティ那覇」は、ゆいレール旭橋駅や那覇バスターミナルに近く、国際通りに徒歩圏の好立地に建っています。那覇空港からは車でわずか10分!
適度にコンパクトなホテルです。
出典:楽天トラベル ツインルーム
部屋はモダレット、ツイン、トリプル、ユニバーサル、デラックスとあり、ツインで通常期素泊まり2名17,000円程度。
スタンダードはベージュと白の清潔感あふれるお部屋です。部屋にもバスタブがあるのがいいですね。
ベッドはポケットコイルマットレス使用、テレビはNetflixやAmazon Prime Videoなどを楽しめるスマートテレビも完備。
ホテル最上階にある「SKY SPAちゅらの湯」は、天然鉱石人工温泉。
温泉の外には湯上がりにくつろぐことができる、スパラウンジもあります。
人工温泉ですが、温泉と同等の効能があるそうです。沖縄観光で疲れた身体に効きそうですね!
ゆいレール安里駅3分の所に「ヒューイットリゾート那覇」があります。屋上にインフィニティプールを持つ331室。国際通りの入り口に位置しています。
出典:楽天トラベル スタンダードツイン(セミダブル+シングル)
部屋はスタンダード、ジュニアスイート、ユニバーサル、ファミリーとあり、通常のツインやダブルの他、セミダブル+シングルの部屋など、スタンダードの種類が多いのが特徴です。
スタンダードツインで25~27㎡もありながら、お値段は2名素泊まりで通常期14,000円程度。特に明るいファブリック使いに好感が持てます。
出典:楽天トラベル 朝食バイキング
このヒューイットリゾート那覇で忘れてはならないのが朝食です。
なんと宿泊者には無料で提供され、約170種類の和洋琉料理が所狭しと並んでいます。
まったく1回で全種類食べるのは不可能なので、何泊かしたいところですね。
好きなものを選んで作れる「バーガーステーション」もあるのが嬉しいですね!
2021年5月13日に、「星野リゾートOMO5(オモファイブ)沖縄那覇」がオープンしました。読谷村にある「星のや沖縄」、八重山諸島にある「星のや竹富島」、「リゾナーレ小浜島」、「西表島ホテル」に続き5施設目となりますが、都市型観光ホテルのOMOブランドとしては、初の沖縄県への事業展開です。
OMO1はカプセルホテル。OMO3はベーシックホテル。OMO5はブティックホテル。OMO7はフルサービスホテル。「星野リゾートOMO5沖縄那覇」は、OMO5なのでブティックホテルということになります!
出典:楽天トラベル やぐらルーム
OMO5那覇の部屋の特徴としては、通常のツイン、ダブルの他に、大人数で泊まれる「やぐらルーム」があります。いわゆるロフト式の部屋で、やぐら式の寝台の他に和紙の畳など伝統工芸をさりげなく取り入れたユニークな部屋です。
4名まで宿泊でき、大人数ほど安くなるので、1名4,500円ほどで泊まれるのが嬉しいですね!
「星野リゾートOMO5沖縄那覇」5月13日オープン!の記事はコチラです。
沖縄の新しいホテルとして、那覇のおしゃれエリア久茂地に2021年4月にオープンした、「ネストホテル那覇久茂地」。
ゆいレール美栄橋駅からも近く国道58号線沿いに新しく出来たビジネスホテル。コンビニやスーパー、飲食店などの近く便利な立地にあります。
出典:楽天トラベル エグゼクティブテラスルームツイン
部屋はツイン、ダブルがあり、ハリウッドツイン、フォースツイン、デラックスツイン、エグゼクティブテラスルームなどツインの種類が多いのが特徴です。19㎡~30㎡とそれほど広くないのですが、特にエグゼクティブテラスルームツインには、テラスがついており、そこでBBQができるプランなどもあり、楽しみ方が広がりそうです。
全室厚さ25cmのシモンズベッド採用で、極上の寝心地を体験できるのがメリットですね。
那覇の新しいホテル細かすぎる宿泊記「ネストホテル那覇久茂地」の記事はコチラです。
牧志駅近くに出来たホテル。温泉は水着着用。
毎日10時から22時までオリオンビールや泡盛などが無料で飲み放題、毎晩21時から22時はラーメン、アルコール無料。
ゆいレール美栄橋駅前に出来たのがこのホテルストレータ那覇。ストレータは地層の意味で、昔、冊封使が中国からやってきて首里城に向かう交通の要所であった場所。琉球の歴史がこのホテルの名前になっています。
泊港を正面に、大型客船ターミナルも目の前。すぐ上には泊大橋が走る場所に出来たホテル。アンテルームは「待合室」の意味。次の目的地に向かうためのホテルという意味ですね。
驚安の殿堂ドンキホーテが下層階に入り、同じビルになるのが東急ステイ沖縄那覇。ゆいレールの軌道が手前に写っていますが、壺川駅にも近く便利な場所です。
2023年3月1日からホテルロイヤルオリオンは休館して全面改修にはいります。11月中旬ホテル名を新しくしてオープン予定。
オリオンECO美らSUNビーチにすぐの場所に開業予定
8階建てで客室は半数以上が55㎡を超える広さ。8階には星空や離着陸する航空機が見られるプール。
沖縄、恩納村に新しいホテルとして建設されたのが、カフーリゾートフチャクコンド・ホテルに隣接しており、全室オーシャンビューでテラスにジェットバスが付く「アクアセンス・ホテル&リゾート」です。
地上9階建て全77室。屋外に設けた「アクアテラス」では、インフィニティプールやアウトドアバー、ジェットバスなどが完備されています。
出典:楽天トラベル オーシャンテラスルーム(2-3F)
部屋は7つの色のコンセプトに分かれており、サンセット、フラワー、ビーチ、スカイなど沖縄の自然を感じさせるような色のイメージで作られています。
全室西側向きで東シナ海のオーシャンビューが堪能できます。
どの部屋も74㎡以上あり、広々としたテラスにはジャグジーも備え付けられています。スタンダードでもプレミア感を感じられるのは嬉しいですね!
これまでの「センチュリオンホテル&リゾート ヴィンテージ沖縄美ら海」のエントランスや客室などを改装し、リブランド。美ら海水族館に一番近いホテルで美ら海水族館までなんと徒歩5分!
出典:楽天トラベル オーシャンファミリールーム
部屋はスタンダード、デラックス、ファミリーとありますが、それぞれ坪庭がついたガーデンタイプ、海が見えるオーシャンタイプに分かれています。
ファミリールームは、28.5~57㎡と広々としており、海を思わせるブルーとナチュラルテイストが魅力です。
バンクベッド(二段ベッド)を備え、スペースの使い方に無駄がない部屋が多いです。
沖縄でおなじみのロワジールホテルが、古宇利島にヴィラタイプの新しいホテルを作りました。
なんと100㎡を超える広い全室スィートルームです。
出典:楽天トラベル ラグジュアリープールヴィラ
部屋はヴィラ棟とコンドミニアム棟に分かれており、ラグジュアリープールヴィラは最大8名まで宿泊可能。
プール(共同)とジャグジー(専用)がついています。何と言ってもリビングからダイレクトにインフィニティ・プールに入れるのがいいですね!
コンドミニアム棟はメゾネットタイプになっており、こちらも最大8名まで宿泊可。
コンドミニアム棟には共同ですが、自然のパノラマもダイナミックなアウトドアプールがあります。
どちらもラグジュアリーな感じのインテリアがリラックスできますね。
出典:楽天トラベル
沖縄の新しいホテルの中でも、口コミ評価が4.7と高評価なのが、HIYORIオーシャンリゾートです。
全室56㎡以上、オーシャンビューのスィートルーム。恩納村西海岸のサンセットが楽しめる客室には、キッチン、冷凍冷蔵庫、乾燥機付洗濯機が完備のコンドミニアムタイプ。極上のリゾートステイが楽しめます。
出典:楽天トラベル ルーフテラス付きスイート
部屋はすべてスイートタイプで、オーシャンスイート、ラナイスイート、パーティスイート、コーナースイート、プレジデンシャルスイート、ルーフテラス付きスイート、プレミアスイートといろいろな種類があります。
ダイニングやソファーセット、55インチ液晶テレビ、Bluetoothスピーカーやキッチンもついた快適な部屋。
広いテラスではインルームダイニングとして朝食も食べることができます。
★2024年夏頃 フォーシーズンズリゾートアンドプライベートレジデンス沖縄 恩納村
※2020年10月28日起工式が行われました。マレーシアの大手複合企業「ベルジャヤ・グループ」が手がけ、運営は「フォーシーズンズホテルアンドリゾーツ」が担う。
★未定 ヒルトン沖縄金武(計画はずっとずっと前からある。)
ほんとにホテル建設ラッシュですねぇ。
沖縄本島の海岸がホテルの重みで沈むんじゃないかと心配になるくらいですね。。
デラックスリゾートだけではなく、さまざまなタイプが開業するので泊まってみるのもいいですね!
★2025年以降 本島北部 大宜味村の「結の浜」にルートイン系列のホテル(200室予定)ができます。
※ルートインはビジネスタイプも展開していますが、ハイクラスブランドの「グランヴィリオ」も持っているのでこちらでの開業になる可能性が高いです。楽しみですね!「結の浜」というのは大宜味村塩屋の埋め立て地です。
モルディブとタイで高級リゾートを展開するソネバが富裕層向けにリゾート開発を計画しています。陸上と水上ヴィラ形式の客室129棟を備え、宿泊者の定員は500人。面積は0.47㎢、周囲約4.2㎞、標高28mの東西に細長い島で、ディズニーランドとほぼ同じ面積となっています。
ホテル名「MB ギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ」には、ムーンビーチの「MB」と、本島各地にハイクラスなホテルを展開する「テラスホテルズ」の名前がが入っていますよね。そうなんです。両施設が館の保有・企画・運営に携わってるんです。なので両者の味わいが混じってるホテルということなんですよね。
ザ・ナハテラスやブセナテラス、ジ・ウザテラスなど、沖縄で素敵なホテルを展開するテラスホテルズと、沖縄海洋博の時にオープンした、最初のリゾートホテルであるムーンビーチがプロデュースするホテルなので、素敵でない訳がないですね。
部屋はスイート、ラグジュアリー、プレミア、スーペリア、コンフォートと分かれており、どの部屋も「暮らすように過ごす」がコンセプトのナチュラルモダンテイスト。
ホテルの部屋というよりは、センスのよいリゾートマンションといった感じです。
朝食のレパートリーも多く、通常の和洋琉朝食に加えて、ステーキなどもあります。
海風に吹かれながらテラスで食事できるのも魅力!
北谷のMB ギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ【宿泊体験記】はこちらです。
あの星のやがついに沖縄本島にオープン。5月開業の予定だったがコロナの影響で7月1日にオープン。
★星のや沖縄が読谷村に2020年5月オープン!予約は?宿泊料金は?の記事はコチラです。
★2020年~ 浦添エリア 「タカラクリエイト」社が富裕層向けのホテル
サンエーも併設の複合型リゾート 牧港エリア
【追記情報】
ぞくぞく集まる新規開業情報!続報が入りましたらこちらに記載してまいります。
石垣島・宮古島もホテルオープンラッシュ 新規開業情報!(離島編)の記事はこちらです。