今一番勢いのある宮古島。航空会社も増便したり、機材を大きくしたり増える一方の宮古島への旅客に対応しています。宮古島はご存知の通り周囲の小さい離島と橋でつながり、他の島とは違う美しい景観が人気です。 さてその宮古島、飛行機はどこを通って離着陸するんでしょうか? そしてどんな景色をみせてくれるんでしょう? <他の島への離着陸:関連記事> 「「那覇空港編 南風時」 「「那覇空港編 北風時」 「「久米島空港編」
目次
宮古空港は島の中心部にあり、北北東から南南西に伸びています。 ですので、南風の夏は北側から、北風の冬は南側から進入します。 結論からいうと・・・ 北風時の方が見どころがありまする・・。 詳しく見て行きましょう! こちらが恒例マーコ手作り航路図です。北風の場合です。
本州からの直行便も那覇からの便も宮古島の北東から入ってきます。 滑走路の南側から着陸するためにぐるっと南側へ回り込みます。その時に飛行機の窓からは宮古島の美しい景色が! 東平安名崎方面を過ぎると、宮古島本島と橋でつながる3つの島の一つ、「来間島」が見えてきます。
<画像:左窓側 来間島> 宮古本島と来間島をつなぐのが来間大橋です。手前は、宮古島の人気ゴルフ嬢「エメラルドコーストゴルフリンクス」のコースの一部ですね。
<画像:左窓側 来間大橋> 来間大橋を通過します。
<画像:左窓側 与那覇前浜 宮古島東急リゾーツ> 真っ白な砂は、東洋一と名高い「与那覇前浜」 そして右側には宮古島東急ホテルのオーシャンウイングが見えています。
その後は宮古島の西側に出てググッと滑走路に向けて旋回します。 この時点でかなり近くてダイナミックな景色が見られます。
いえいえ、そんなことはありません。上記のように左から来間島も与那覇前浜が見えてしまうルートだと、右側からは宮古島本島の陸地と遠くに伊良部島くらいしか見えませんが、 このように来間大橋の真上を通ることもあり、この時は右側から与那覇前浜など海岸線がみえることになります。
その際は右を下にして旋回するので、ものすごく迫力ある景色が見えます。機内はシャッター音の嵐になりますよ(笑) ほんとうに宮古島へ滑走路南からの着陸時の窓選択は悩みますね。
北風時の離陸は、あっという間です。市街地にある滑走路から離陸すると、街並み、森が見え、そしてすぐに青い海です。
<画像:右窓側 宮古島東海岸>
<画像:左窓側 夕方伊良部大橋方面> 夕方だと伊良部方面への夕日がちらっと見えます。
こちらは夏に多い南風の際の着陸です。
宮古島に着く前が見所です。宮古島の北にさんご礁の大群「八重干瀬(やえびし・やびじ)」があるのはご存知でしょうか? 春の大潮の時には水面に顔を出す大きな珊瑚の群れです。その真上を飛ぶことはないのですが、近くを飛ぶので 青い海の下珊瑚の姿を少し見ることができます。
<画像:右窓側 池間島方面> こちらはだいぶ宮古島に近づいていますが、さんご礁が見えます。遠く右手には池間島につながる宮古島の北部方面が見えています。 神聖な大神島も見ることができます。
<画像:左窓側 さんご礁> 左窓からもさんご礁が見えていますね。 もう陸地が見えてきました。
<画像:右窓側 池間方面>
<画像:左窓側 東平安名崎方面>。 宮古島の東の海岸線が見えています。
宮古空港は市街のど真ん中にあるので、森や車、人まではっきり見えてから着陸になります。
南風時の離陸は北風時の着陸と同じルートです。ただし、高度がすぐに上がってしまうので、着陸のような景色が見えることはあまりないような気がします。 マーコはゆっくり宮古島滞在派なので、夕刻離陸が多いせいもあり、画像はあまり残ってません。すみません。
宮古島便の窓側チョイスは悩みますね。でも、見込みが外れたからといって、何も見えないわけではないのが宮古島の場合救いです。 これから遊ぶ島を上空からじっくり見てから着陸するのって楽しいですよね? 特に宮古島は海岸線の美しい島。ぜひ窓側トリップを楽しんでくださいね。
【後編】沖縄への飛行機、窓側席とるなら左側、右側?景色が見えるのはどっち?の記事はこちらです。 【前編】沖縄への飛行機、窓側席とるなら左側、右側?景色が見えるのはどっち?の記事はこちらです。 【久米島偏】はての浜を見ながら着陸したい!の記事はこちらです。