沖縄県庁横を歩いていて偶然に見つけた「豆腐よう専門店」。そこには特別な「豆腐よう」がありました。沖縄県金武町の産物だけで作り上げた「豆腐よう」専門店です。鍾乳洞の中で1年2ヶ月熟成させた豆腐ようは味も絶品。パスタソースや、ご飯のお供にもなる、画期的なペースト状の豆腐ようも売られていました。
交易で栄えた琉球王朝時代、明から伝わったとされる「豆腐よう」。赤く四角のサイコロのような「豆腐よう」は、島豆腐を米麹、紅麹、泡盛を使って発酵させたもので、楊枝で少しずつ削って食べる泡盛の肴として人気があるものです。
沖縄本島北部、金武町(きんちょう)にある鍾乳洞。今回ご紹介する豆腐ようを生産、販売するインターリンク沖縄は、金武酒造と親戚関係にあり、鍾乳洞の中で、その原料にもなる金武酒造泡盛と豆腐ようを貯蔵して熟成させています。
白いラベルがついているものはすべて泡盛で、5年間泡盛を預かり熟成させています。中には10年以上寝かせてある泡盛もあって、どれだけ美味しく育っているのかとても興味があります。
インターリンク沖縄が販売する豆腐ようは、親戚関係にある金武酒造の『龍(たつ)』という泡盛が使われています。
店内で見せていただいた沖縄タイムスの記事です。
琉球新報でも取り上げられています。豆腐ようをペースト状にしたソース「豆腐ようモダン」はとても画期的で。酒の肴になるのはもちろん、ご飯の上にのっけたり、パスタソースに混ぜるなどいろいろな使い方ができます。
瓶に入った「豆腐ようモダン」。ペースト状だから色々な活用法があります。瓶もオシャレ!
こちらは店内の写真です。この他にも金武酒造泡盛や、金武町産のものが売られています。泡盛ファンの私は、金武酒造の泡盛を求めて、鍾乳洞にも入っていて、この豆腐ようが美味しくて人気があることは知っていましたが、那覇市で金武町のアンテナショップのような「龍の蔵」を見つけたときは感激でした。是非、味わってみてください。
★鍾乳洞貯蔵熟成豆腐よう専門店「龍の蔵」のホームページはこちらです。
★龍の蔵のホームページには、調理例を写真付で紹介されています。
住所:沖縄県那覇市松尾1-9-47 ☎098-861-6331 営:10:00~19:00 年中無休