沖縄のスーパーでたくさんの種類が販売されているオキハムのレトルトシリーズ。観光客のみならず地元の方もよく買われる人気商品。沖縄伝統の味を守り続け、美味しい琉球料理をもっと届けたいという思いから、このシリーズは生まれたそうです。レンジでチンするか湯煎するだけですぐに美味しい琉球料理が食べられます!
オキハムのレトルトシリーズは、沖縄のスーパーならどこでも売られている人気商品。オキハムは、独自の食文化を守る沖縄の中で、昭和57年、初めて琉球料理をレトルトパックにして販売し、沖縄の人々を驚かせたそうです。2014年からはなんと香港の一部のスーパーでも常設販売になっており、種類は恐らく・・・20種類くらいはあるんじゃないかしら?その中から一部を紹介します。
「中味汁(なかみじる)」は、祝い料理、接待料理の代表的な琉球料理の一つです。丁寧に下ごしらえした豚の中味(豚もつ)にこんにゃく、椎茸を加え、あっさりした味わいのお吸い物。お正月には、必ず食べられる中味汁です。
「山羊汁」は、山羊の肉を骨ごとぶつ切りにして、じっくりやわらかくなるまで煮込んだコクのある味わい。好みは分かれますが、山羊料理好きにはたまらないのでは?
沖縄で昔から珍重されてきた「イカスミ汁」。白イカと豚肉をたっぷりの鰹節と昆布だしで煮こんだ、真っ黒なスープです(笑)
家庭の祝い料理には欠かせない「いなむどぅち」は、豚肉を使った上品な味わいの味噌仕立てのおつゆです。昔は、猪の肉を使っていましたが、後に豚肉を使うようになり、「イノシシもどき」がなまって、「いなむどぅち」になりました(諸説あります)。細切りにした豚肉、椎茸、コンニャク等を煮込んでいます。レトルトには別添の味噌が付いているので、直前に味噌を入れて食べます!
沖縄の家庭料理「くーぶいりちー」。縄の方言で「くーぶ」とは昆布のこと、「いりちー」とは炒め煮のことを意味します。 昆布やこんにゃく、豚肉をかつお風味のダシでやさしい味付けです。
レトルトはお惣菜や汁物だけではなく、沖縄ぜんざいもあります。昔ながらの素朴な味わいで、大粒の大正金時豆と押し麦を使用。夏は冷蔵庫で冷やすだけ、冬はお湯で温めるだけとお手軽に調理できます。食べたいときにさっと食べられるのは嬉しいですよね!
紹介したのはほんの一部。お値段はだいたい一袋100円~700円といったところです。せっかくなので私も食べてみましょう!
本当は「山羊汁」あたりをチョイスしたかったけど、私、沖縄大好きケコは山羊が苦手・・・。
無難なところで「炙り軟骨ソーキ」をチョイスしました。ちなみにソーキとはスペアリブの事。沖縄では沖縄そばの上に乗ってたり煮つけにして食べたりとよく食されます。
レンチンかお湯に入れて5分温めれば、すぐ食べられるところも楽ちんですね。私はレンチンで2分。よく煮込まれた軟骨付豚バラ肉を醤油ベースで味付けし、仕上げに炙られたソーキは、軟骨まで食べられるほど柔らかくトロトロで美味しい!沖縄そばの上にのせれば上等な軟骨ソーキそばになります。沖縄らしく濃い目の味付けなのでおかずはもちろん、酒の肴にピッタリ!ご飯のお供にもバッチリ合います。
レンチンするだけで本格的な琉球料理が食べられるなんて、最高ですね!
お次は「沖縄ぜんざい」を食べましょう!
「ぜんざい」と聞くと、多くの人はお餅とあずきが入った、あたたかい「ぜんざい」を想像されると思いますが、 沖縄では「ぜんざい」は夏の味なのです。 黒糖などで煮た金時豆と煮汁を冷やして器に盛り、数個の白玉とふわふわのカキ氷を乗せたものが、沖縄風「ぜんざい」。
冷蔵庫で冷やしたレトルトを器に入れました。この状態では白玉が入ってないので映えませんね(笑)
スプーンですくってみると、ふっくらとした金時豆と押し麦がたくさん!金時豆はもちろん美味しいのですが、押し麦がモチモチで美味しい!冷たいぜんざいって夏にピッタリです。
自由に沖縄に来れない現在!本土で大好きな沖縄の味が恋しくなったとき、このレトルトシリーズがあると心強いかも!常温で長期間の保存もできるし、ネットでも購入可能です。ぜひ皆さんも食べてみてくださいね!
★沖縄ぜんざいは冷たいかき氷!!那覇・富士家泊本店の記事は、コチラをご覧下さい。