2018年5月8日に梅雨入りした沖縄。梅雨入り当日は雨が降ったものの、その翌日から現在まで雨らしい雨が降っていません。まさに空梅雨。観光客にとってはラッキー極まりないですが、悲鳴を上げている方々も多くいます。このまま空梅雨続行なのか?水不足で給水制限になってしまうのか?!気になるところです。
サトウキビの島と呼ばれる南北大東島では、今年に入ってから少雨傾向が続き、3月からまとまった雨が降っていません。サトウキビが立ち枯れし、畑が地割れするなど、農家が水不足にあえぎ、ため池の水でしのぐなどの対策に奔走していますが、1カ月半ほど成長が遅れている状況。「島民は、キビで生きているようなもの。このまま降らなければ生活が危ない」「節水しようにも、もう水がない」「キビを枯らさないようにするだけでぎりぎり。もう限界」と悲鳴を上げている。
少雨傾向が続く宮古島地方でも、主水源の白川田水源地の湧水量が平年のほぼ半分に減少しており、 広く市民に節水を呼びかけています。 週末にかけて降雨の予報もありますが、天気予報が当たらない沖縄・・・。 まとまった雨量がない場合は安定供給が難しくなる事態が予想されるとし、 必要以上の水道水使用を控えるよう、 使用例を示して協力を求めています。
2018年5月30日現在、沖縄11ダム合計の貯水量は47.1%で、平年より27.1ポイント少なくなっている。私が那覇に移住して7年。一度も給水制限はありません。でもこのまま雨が降らないと給水制限になる可能性もあるかもしれません。
沖縄地方では5月29日、先島諸島や大東島地方の各地で気温が上昇した。3地点で5月の最高気温を更新しました。与那国空港では午後1時43分に33.6度と2003年の統計開始以来、5月の最高気温を観測。多良間空港では32.5度、宮城島では32.4度とそれぞれ記録更新。新石垣空港でも33度で5月の過去最高気温に並んだ模様。
5月31日からの那覇市の週間予報。この予報が当たってくれればいいんだけどなぁ。どうなる沖縄?!
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