あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い申し上げます。 2026年元旦
2026年は午(うま)年です!沖縄と午(うま)の関係を調べていると、沖縄には宮古馬や与那国馬などの在来馬が今も大切に育てられているほか、かつては優雅な足並みを競う『琉球競馬』が盛んに行われていたことがわかりました。そんな独自の馬文化が根付く、沖縄と午(うま)の繋がりを紹介します!
目次
「馬」という文字を使ったことわざもたくさんありますよね!その一部を紹介しましょう!
■人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)
人生の幸不幸は予測できない、という意味で、馬(午)の縁起の良さ(転じて人生の浮き沈み)と結びつけられます。
■千軍万馬(せんぐんばんば)
多くの経験を積んだ頼もしい強さ。これも馬のイメージから来ています。
■馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
人の意見や忠告を聞き流してしまい、少しも効き目がないことのたとえ。
■馬には乗ってみよ人には添うてみよ
馬のよしあしは乗ってみなければわからず、人柄のよしあしはつきあってみなければわからない。何事も自分で直接経験してみよということ。
■老いたる馬は道を忘れず
多くの経験をしている人は正しい判断をすることができるという意味です。老いた馬は長年通って道を忘れることがなく、経験が重要であることを表しています。
沖縄と馬の関わりは琉球王国時代まで遡ります。当時は中国への重要な輸出品であったほか、神事や士族の移動にも欠かせない存在でした。沖縄の在来馬(ヨナグニウマやミヤコウマなど)は、小柄ながらも非常に力強く、農耕や運搬といった人々の暮らしを健気に支えてきました。
そしてかつての沖縄には、この在来馬たちが主役となる「ンマハラシー(琉球競馬)」という伝統行事がありました。県内各地に200以上の馬場があったと言われるほど庶民に愛され、お祭りの時期には大変な賑わいを見せたそうです。この競馬の最大の特徴は、単に速さを競うだけでなく「足並みの美しさ」を競うという、世界でも類を見ない優雅なスタイルにありました。
しかし、時代の荒波の中で在来馬は激減し、ンマハラシーも一度は途絶えてしまいます。そんな貴重な文化を守ろうと、2013年、沖縄こどもの国と地域の方々の手によって、実に70年ぶりにンマハラシーが復活を遂げました!
■開催日:2026年1月18日(日)11:00~16:00 ※雨天時の中止の判断は当日9時までに行います。
■開催場所:沖縄こどもの国 水とみどりの広場(沖縄県沖縄市胡屋5丁目7−1)
■料金:無料
※但し、別途、沖縄こどもの国への入園料が必要
大人(16歳以上):1000円
15歳以下:無料
■出場予定団体:うみかぜホースファーム・久米島馬牧場・琉球美ら馬ホースくらぶ・ホースガーデンちゅらん・あおぞらニライカナイ牧場
競技大会では、離島も含めた県内各地よりウマが集まり、人馬一体となった走りの美しさを競います。また、沖縄の歴史や文化を知ることができる様々なワークショップや展示などの出店、もちろん食の出店も行い、たくさん楽しんでいただける内容盛りだくさんのイベントとなっています。
首里には、干支を司る仏さまをお参りする「首里十二支巡り」という昔からの習慣があります。生まれ年の十二支によって守護してくれる仏さまが定まっているという信仰を「守り本尊」といい、それぞれの年の干支によって、守り本尊が割り当てられています。十二支を守護する全8体の仏像が首里にある4つのお寺に置かれているそう。
首里山川にある「慈眼院」。首里城を思わせる朱色の本堂が目を引きます。慈眼院というと聞きなれませんが、首里観音堂という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?首里観音堂は、1618年に建立され、正式名称は慈眼院です。
1645年より毎年、琉球王国国王が国の安全を祈願・参拝するようになりました。また、当時、琉球王国は貿易(航海)が国の中心であり、首里の萬歳嶺という丘からは視界が開け、那覇の町・港・海・空を一望でき、渡航の安全・国の安全を祈願するのに最良な地でした。すべての人を守り、すべての人を救い、願いを叶える千手観音菩薩像をお祀りし、国王はすべての祈願をしていたそうです。
「旅の出じ発ち 観音堂 先手観音 伏せ拝でぃ 黄金酌取てぃ立ち別る(歌意:旅発ちには、首里の観音堂で先手観音を拝んで 黄金の酌を交わして立ち別れる)」と流歌「上り口説(ぬぶいくどぅち)」で歌われ、名前が広く知れ渡ったことにより「首里観音堂」という名前で親しまれるようになりました。
首里観音堂で祀られている干支は
・千手観音(せんじゅかんのん) … 子(ね)
・虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ) … 丑・寅(うし・とら)
・勢至菩薩(せいしぼさつ) … 午(うま)
・普賢菩薩(ふげんぼさつ) … 巳(み)
那覇市首里にある西来院(さいらいいん)は、通称達磨寺と呼ばれています。祀られている干支は卯、亥、戌で、卯年のご本尊「文殊菩薩」(もんじゅぼさつ)と、戌・亥年のご本尊「阿弥陀如来」(あみだにょらい)が祀られています。卯年の文殊菩薩はいわゆる知恵の神で、「三人寄れば文殊の知恵」の文殊。知恵、学業成就の神様。故に合格祈願の学生たちにとても人気の高いお寺となっています。また戌年の犬というのは子宝に恵まれる象徴ということで、子宝祈願・安産祈願で達磨寺に多数訪れます。
ちなみに卯(ウサギ)、亥(イノシシ)、戌(イヌ)の干支が祀られているのは「西来院(さいらいいん)(通称達磨寺)」。未(ヒツジ)、申(サル)の干支が置かれているのは「首里盛光寺」。酉(トリ)の干支は「首里安国寺」。初詣には、ご自身の干支があるお寺に行くのもいいですね!
いかがでしたか?皆様にとって2026年がさらなる飛躍の年となり、何事も「ウマ」くいく実り多き一年となりますように!今年も沖縄リピートをよろしくお願いいたします。