JTA日本トランスオーシャン航空と、RAC琉球エアーコミューターが、火災で焼失した首里城の再建機運を高めようと、機体に首里城正殿の写真などをデザインした旅客機の導入を発表しました!首里城がラッピングされた飛行機は、2020年1月末ごろの就航を予定しているそうです。
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飛行機には、首里城正殿の写真とともにひやみかち精神を込めた力強い「希望」の筆文字が入れられています。機材はJTAがボーイング737―800型機(座席数165席)1機、RACはボンバルディアDHC―8―Q400型機(同50席)1機を使用。
デザインの大きさはJTAが縦2メートル73センチ、横6メートル80センチの長方形で、RACは縦横80センチの正方形。首里城デザインの飛行機は県外路線でも使用され、首里城再建計画がまとめられる2022年までは継続する見込みです。
2020年用の年賀はがき「首里城」は、裏面に青空と首里城正殿の写真が印刷され、「謹賀新年」や「令和」の文字が添えられています。県内の郵便局窓口でしか販売されていませんが、県外からの問い合わせも多いそうです。那覇市首里近辺では完売した郵便局もありました。
郵便局で販売している、首里城のご当地フォルムカードもよく売れているそうです。
私も利用している沖縄のご当地WAONカードには、美しい首里城正殿の写真が。全国どこで利用しても、ご利用金額の一部が「首里城基金」を通じて、首里城の歴史と文化に関する研究や県内外に流失した文化遺産の調査、収集、保存、そして首里城に関する知識の普及啓発に活用されます。
ミネラルウォーターの「エビアン沖縄限定デザインボトル」が、沖縄県内のコンビニエンスストアや量販店などで販売中。沖縄限定デザインボトルはハイビスカス、シーサー、首里城の3種をラインアップ。紅型(びんがた)模様をあしらったデザインが可愛いです。
首里城正殿のペーパークラフト。完成サイズは、高さ約10センチ×横約18センチ×奥行14.9センチ。完成品を観ましたが、かなりのクオリティでした。興味のある方はぜひ。
11月19日より、那覇市の沖縄県立博物館・美術館で、「グスク・ぐすく・城」展が始まりました。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」がユネスコの世界遺産に登録されてから来年で20年を迎えることを記念したものですが、その中には、10月31日に焼失した首里城を復元する際の資料になったという、正殿の縮尺10分の1の模型が展示してあります。2020年1月19日まで開催中。
★ 首里城をめぐる「今」~首里城の現在はこんな感じです~の記事はコチラ
住所:沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1 ☎098-941-8200 営:9時~18時 月曜定休