首里城をめぐる「今」~首里城の現在はこんな感じです~

首里城をめぐる「今」~首里城の現在はこんな感じです~

10月31日未明に衝撃のニュースがはいってから首里城は再建に向けてどんどん進んでいます。奉神門で行われていた「御開門」の儀式は最初の入口歓会門で復活、入場範囲もどんどんひろがりました。正月恒例の「新春の宴」も開催されました。ライトアップも復活したと聞きます。2020年1月27日現在での首里城の今に関する情報をまとめてお伝えします。

2019年11月17日公開 2020年1月27日 更新

首里城に観光客が戻っている??

首里城や那覇の観光に詳しい人に話を伺いましたので追記します。

2020年1月になって、首里城の見られる範囲が広がりました。
今現在は、正殿前の御庭へ入る門「奉神門」付近から中を少しだけのぞけるようになりました。

首里城
首里城正殿の瓦礫がまだ少し残っている姿をみることはできますが、
御庭はそこまでしかいけません。
黒く焦げた龍柱まで見えます。悲しいですね。
しかし、首里城があったんだということを逆に強く思うことになります。

首里城

 

「首里城は燃えても首里城なんだ」

これは那覇の観光に長く携わっている地元のおじさまが言ってた印象的な言葉です。
「他の観光施設が燃えても行かないよね。でも首里城は行くんだよ」
県民にとっても、観光客にとってもそういう場所なんですね。

首里城火災直後は周辺の観光施設は混雑

首里城が火災にあった直後は、もともと首里城を行程に含めていた団体旅行参加者が 行程を急遽変えたため、周辺のテーマパークやその他の世界遺産などが大変混んだそうです。 しかしそれも2週間程度で収まります。
では皆さんはどこを観光しているのでしょうか?

むしろ「無料」なので首里城に人が来る。

以前は首里城観光は「奉神門」から先が有料で、その先の正殿や宝物殿などの観光に時間を要しました。
今は「元有料区域」外しか見ることができないので首里城は「無料」。
観光時間も以前ほど割く必要がないのと 「話題」になった首里城を、今の首里城の姿を見ようと、逆に団体旅行の行程に入ってきたりしているそうです。
個人のお客さまにも同様のことが言えるようで、短時間の滞在でも訪問者数は増えています。
なので 週末は駐車場が満杯になることも。
また、飲食施設は通常営業をしているので、散策後に軽食をとる人も多いとのことで 観光客の行き来に関しては以前のような景色が戻っているようです。

首里城

 

首里城

今後の首里城関連スケジュール

首里城でプロジェクションマッピング

先日来沖した官房長官が年度内に首里城の城壁を利用したプロジェクションマッピングを行うと表明していました。
ゴールデンウイークのまでに、正殿が燃えてあらわになった世界遺産登録の正殿地下の遺構を見学できるようにした意思を表明するなど、 復興と首里城の観光に関して前向きな動きがでてきています。、

世界遺産登録はどうなる?

世界遺産登録は維持の見込み

ユネスコ側からは世界遺産の登録抹消はない、と声明がでているようなので一安心ではありますね。 もともと正殿が世界遺産だったわけではなく、その下の「遺構」(=正殿下の石の土台など)が遺産登録されているので問題ないという判断なのでしょう。

首里城

首里城は、今どこまで入れるか(1月27日現在)

10月末の炎上から3か月過ぎ、今(2020年1月27日現在)首里城の周辺は今現在どのようになっているのでしょうか?

守礼門は大丈夫

首里城へはいる守礼門

首里城の代表的な門ですね。これは大丈夫です。通って進むことができます。

園比屋武御嶽石門も大丈夫

首里城

守礼門を過ぎると見えてきます。ここも世界遺産の一つです。ここも大丈夫。

★王家が旅の安全を願った拝所、世界遺産「園比屋武御獄石門」の記事はコチラです。

★沖縄の世界遺産巡り9ヵ所をハシゴしよう!の記事はコチラです。

歓会門 行けるようになりました

首里城の最初の門歓会門

「歓会門」毎朝8時に開門して最初に入って行かれる門だけに、ここを入ると首里城だ!と言う感じが一層します。
火災当初は入れませんでしたが今が大丈夫です。

久慶門 行けるようになりました

久慶門は首里城への入口

これらの門の向こうに首里城正殿やもう少し内側の門、北殿などが配置されています。火災当初は入れませんでしたが今が大丈夫です 

首里城内の門の位置などは「首里城公園HP内の施設全体図」でよくわかります。

焦げ臭いにおいは消えた

11/3.4くらいまでは近付くとまだ焦げたようなにおいがしたそうです。
しかし今はもうしないということです。
近くの池の魚が大量に死んでいるのが発見されたそうなので、燃えたものが流れ込んでしまたのかもしれませんね。なんにしても3-4日焦げ臭いとは相当な量のものが燃えたのは間違いありません。

意外に人がいる

首里城公園内には人が戻ってきています。大きな第一駐車場も満車になるほどだそうです。

首里城を望む龍譚池

龍譚池も見学することができます。この池と首里城を一緒に撮った写真が美しかったのに・・と思うと寂しくなりますね。

売店、レストラン、駐車場もオープン

首里城守礼門の近くにある首里杜館

首里杜館もあいていますので、お客さんがたくさんいました。首里杜館の建物の下は駐車場になっていて、こちらの利用もできます。

緊急発売「報道写真集 首里城」

沖縄タイムス社から衝撃的な本が出ました。

炎上する首里城が表紙のインパクト

写真報道首里城の本は沖縄タイムスより

マーコの個人的な見解ですが、この炎上する首里城を表紙にするところが沖縄らしいなって思います。内地だったら多分、想い出に残したい綺麗な首里城を表にして「首里城永遠に」とかしそうですが、真実のありままに憚らずに出すというのが沖縄らしい、と。前に進む為につらい現実でも受け止める姿勢と言うのを感じます。中身も素晴らしい写真が詰まっています。

14日から本社、中部・北部支社 15日から県内書店で発売。
88ページオールカラー 本体価格1000円です。

「唯一無二の施設」の代わりになるものはあるのか?

さて、失う前からわかっていましたが、首里城は偉大でした。

「歴史」「壮大さ」「沖縄らしさ」「キャパ」

美しい、沖縄の歴史を感じることが出来る、ダイナミックな造り。広い敷地、観光バスがかなり来ても大丈夫な施設。本当に他に代わりのない施設でした。

キャンセルは出ている模様

首里城が焼けたのは残念だけど沖縄旅行のキャンセルはそれほどでないと考えられていました。しかし、テーマを持ったルートを組む団体ツアーなどは、世界遺産のなかでも目玉の首里城がなくなってしまい、ツアーが成立しないということでツアー自体が取りやめになっているところもあるようです。

観光付きツアーの行き場がない!

修学旅行や団体ツアーはバスで観光地を回ります。その中の大きなものが首里城でした。今の首里城だと、来たとしても時間がそれほど長くは使えません。他にどこをまわるのか、各観光業者も頭を抱えている模様です。他の世界遺産の城址はご存知の通り石垣の美しさはあるもののそれほど時間をかけて回るところではありません。

「識名園」はどうか?

首里城と同じ琉球王朝の空気を感じる施設。 琉球王朝時代に「迎賓館」としても、琉球国王一家の保養施設としてもつかわれていたものです。首里城と同じく世界遺産ですし、再建された建築物も残っており、施設内の解説版を読みながら進むとよく琉球王朝の歴史がわかります。識名園も世界遺産の一つです。

世界遺産識名園の見事な庭園

写真提供:OCVB

首里城から約2kmと近く、こうした池もありますし優雅な時間を感じることができます。首里城の代案の1つとして訪れる人が増えているようですよ。

★世界遺産識名園は琉球王国の迎賓館と御用邸の記事はコチラです。

再建・復興への動き

うちなーの翼 JTA RACもデザイン機導入

沖縄の翼 日本トランスオーシャン航空も動き出しています。
首里城復興応援ペイント機を2020年1月に就航予定

JTA

JTAデザイン機(JTAサイトより)

JTA

RAC機(JTAサイトより)

「希望」の文字が力強いですね!「首里城」特別デザイン機を楽しみにしましょう。

募金活動、チャリティTシャツなど

首里城炎上のニュースを受けて多くの方が募金やチャリティライブなどの活動を行っています。首里城の近くに住んでいる人は特に日常あるものがなくなった喪失感があることでしょう。沖縄の象徴でもある首里城の復興を願ってやみません。

首里城は復興に向けて進んでいます。そして、首里城に足を運ぶことが、周辺の飲食店や土産物店など首里城周辺で働く人々も含めた首里城再建につながると思います。

★首里城再建に向け観光エリア拡大、御開門の儀式も復活!の記事(2019年1月8日追記)はコチラです。

酒人(さけんちゅ) マーコ

沖縄に通い続けて20余年、ついに総旅費は東京でマンションが買えるほどに・・ 過去は振り返らない!をモットーに、マクロな目線で沖縄レポ 得意分野はホテルと安居酒屋です!!

2019年11月17日公開、2020年1月8日更新 2020年1月27日更新

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