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首里金城町の石畳は琉球王国時代の歴史を感じる散歩道

首里金城町の石畳は琉球王国時代の歴史を感じる散歩道

首里金城町の石畳道は、16世紀に首里から那覇港や沖縄本島南部へ通じる主要道路として造られた「真珠道(まだまみち)」の一部。琉球石灰岩による石畳道で、当時は総延長約10kmにも及んだ道でしたが、現在では首里金城町に約300mの石畳が残っています。周辺には赤瓦家が並び、琉球王国時代の歴史を感じながら、散歩を楽しむことができます。

首里金城町石畳道界隈はとてもいい眺め

首里金城町はかなり高台にあるので、とても眺めがいいのです。この日は天気も良く最高でした。

マンホールのデザインも、沖縄の伝統的な織物のひとつ首里織の文様です。

さぁココから下りて行きましょう。

まずは案内版を確認しましょう

石畳の入り口にある案内版を確認。首里金城町石畳道は、沖縄の観光本にも必ず載っている有名な観光スポットで、とても趣のある場所。第二次世界大戦の沖縄戦で真珠道の大半は破壊され、コンクリートで舗装されていましたが、1983年(昭和58年)に歴史的地区環境整備事業によって再び石畳に整備されました。

当時は総延長約10kmにも及んだ道でしたが、現在では首里金城町に約300mの石畳が残っています。周辺には赤瓦家が並び、琉球王国時代の歴史を感じながら、散策を楽しむことができる事で有名。

首里金城町石畳道入口から少し下りると、有名な写真スポットが。この石敢當を入れたアングルの写真は、沖縄の観光本で見かけた方も多いと思います。足場が悪く、ついつい歩くのに夢中になりますが、この場所で写真を撮るついでに少し立ち止まって視線を上にあげると、とてもいい眺めですよ!
ちなみに「石敢當(いしがんとう)」とは、沖縄では魔除とされ沖縄の文化に深く根付いたものなんです。

★ 沖縄でよく見かける「石敢當(いしがんとう)」ってなんだ?の記事は、コチラをご覧ください。

石敢當の写真スポットから、また少し石畳を歩いて行くと、沖縄好きの方なら知らない人はいないくらい有名なドラマ「ちゅらさん」の撮影で使用された、ちゅらさんの「実家」が現在もあります!この門扉の場所は「ちゅらさん」の古波蔵家の外観として撮影されましたが、家の中の撮影はセットでされました。ただこの場所は現在も生活されている方がいらっしゃるので、敷地内には絶対に立ち入らないようにしてくださいね!
ドラマ「ちゅらさん」で、国仲涼子演じる「えりぃ」がこの門を出て家出するシーンを思い出すだけで、泣きそうになります。「ちゅらさん」を観たことがない方は、ぜひご覧になってください!

首里金城の大アカギ

どんどん下っていくと、左に小道が出現します。

そしてそこには地図が。この地図を目印に、左の小道に曲がって歩いて行くと森の中へと続きます。

赤い柵を囲んだ石積みの門が祈願をする場所「拝所(ウガンジュ)」にたどり着きました。石門の奥にある大きなアカギがご神木とされています。この場所は、聖域・霊域にもなり神聖な場所になるので、最大限の敬意を払いお入りください。

この「拝所(ウガンジュ)」の奥に大アカギがあるのですが、残念ながら現在は立ち入り禁止になっていて、大アカギの近くまでは行くことができません。しかし私が観光客の頃は大アカギのすぐ近くまで行くことができました。

立ち入り禁止になった「内金城御嶽(うちかなぐすくうたき)」には、推定樹齢300年以上と思われるアカギの大木が5本自生しています。その中に、年に一度、神様が降りて願い事を聞いてくれるといわれる大きなアカギの木があり、パワースポットとして注目されていました。写真中央の巨木がその大アカギです。「首里金城の大アカギ」として国の天然記念物に指定されています。

私が以前訪れた時、木の根元には、ぽっかりと穴が開いていて、そこが祠のようになっていました。近くの看板には、「旧暦6月15日に神が降りてきて願い事を聞いてくれるという言い伝えがあるので、年にひとつだけ願い事を話されてみて下さい」と書かれています。さらに、「この場所は考える力が授かる場所」でもあるとのこと。

今はすぐ近くまで行けなくなりましたが、今回も一つだけお願いごとをしてきました。

首里金城町村屋でなかゆくい

首里金城町石畳

急勾配な道と歩きにくい石畳に疲れてきたころにあるのが、首里金城町の村屋です。この古民家の村屋は、『首里金城町石畳』の一息の休憩所、地域住民の憩いの場として提供されています。

大きなガジュマルの木が目印。現在の村屋は、自治会の集会所として建てられましたが、戦前は村の若者達が沖縄相撲や差し石(力石)などで身体を鍛えた「樋川毛(ヒージャーモー)」という場所でした。さらに昔は、金城町の拝所もあったとも口承で伝えられています。

そして村屋の裏手には「金城大樋川(カナグスクウフヒージャー)」があります。

樋川とは、通常の井戸のような湧き水とは異なり、岩盤の奥の水脈から樋(とい)で水を引いた形式のこと。金城大樋川は、家庭に水道が引かれる以前は、生活用水だけでなく、行き交う人馬もこの井戸水でのどを潤しました。国王が識名園に向かう際にも「金城町の石畳道」を通ったといい、泉の前に石造りの広場が設けられていることからもこの場所の大切さが伝わってきますね。

首里金城町石畳道を彩る花々たち

石畳を歩き遠くを見渡す景色もいいですが、咲いている花々がまた美しく絵になります。

青空に映えるブーゲンビリア。

美しいハイビスカス。

紫色の小さな花、デュランタタカラヅカ。花々を見ながら散策できるって本当に素晴らしいですよね!

楽しく散策をしながらゴールにたどり着きました。既に足がパンパンです(笑)久しぶりに訪れましたが、相変わらず素敵な場所でした。

今回訪れた時は晴れでしたが、この石畳道、雨の日には怖いくらいに滑ります。雨の日にはくれぐれも気を付けてくださいね!

首里金城町の無料駐車場

首里金城町の無料駐車場

車で来られた時には、首里金城町にある無料駐車場(交通広場)を利用しましょう。

首里金城町の駐車場

但し、無料なので満車になることも多いのでお気をつけて。首里城・守礼門から金城町石畳へは、市内の中心部を走る県道49号を走行するルートで1.9キロと、徒歩でも十分に移動することのできる距離なので、首里城から散策しながら歩くのもおススメです。そして石畳は思いのほか急勾配です。雨などで石畳が濡れていると滑りやすいので、歩きやすい靴で行きましょう。

首里交通広場

住所:沖縄県那覇市首里金城町2丁目40 利用可能時間:8:00~18:00

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金城町の石畳

住所 沖縄県那覇市首里金城町2丁目1(住所は首里城側、上の入り口です)

福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで、沖縄大好きを発信中!泡盛マイスター。沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。

2017年1月5日公開、2021年2月28日更新、2021年9月28日更新

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