海外一人旅はちょっと不安だけど、国内、それもリゾート感あふれる沖縄なら行けるわ!という女性も多いかと思います。おりしも「全国旅行支援」が始まっているし、どこかこの機会に行きたいと思っているあなた!いまからでも遅くはありません。実際に泊まってみた感想を交えて、おすすめホテルをご紹介致します!
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沖縄へは飛行機で向かうことになりますが、フライトの数時間前に空港に行って待ち時間が長かったり、保安検査場では人混みにうんざりしたり、飛行機に乗るまでにもけっこう疲れていますよね。
東京からだと3時間のフライトを経て那覇空港からホテルへ向かってと、なかなか大変です。ましてや女性の一人旅となると、頼れるのは自分一人なので緊張して神経もすり減ります。
そこで1泊目にはぜひ、那覇空港から近い那覇のステイをおすすめ致します!
今回私が泊まったのは2020年1月にオープンした、国際通りの真ん中当たりに建つ台湾系ホテル「ホテルコレクティブ」です。なんでもタクシーの運転手さんによると、台湾の御曹司が建てたホテルなのだとか。
外資系だけあって、ちょっと国内ホテルとはセンスが違って華やかです。
エントランスには印象的なハートのオブジェ。これはドイツのアーチストの作品だそう。インスタ映えスポットなのか、この前で写真を撮る人がひっきりなしでした。
ロビーのインテリアもゴージャスな中にも品があって素敵でしたよ。
部屋は14階のクラブフロア。同じ階にクラブラウンジもあり、利用することができます。
お寿司も出してくれました。
部屋のインテリアはシックで落ち着いた大人の空間。30㎡は一人旅には広すぎるくらいです。ベッドはワイドな120cm幅です。
アメニティはADVITAMという日本未上陸の台湾ブランド。コーヒーメーカーもあるし、バスルームにはレインフォレストシャワーや女優鏡もあって何もかもが素敵です!
テーブルの上にはかわいい「首里石鹸」のプレゼント!とてもフルーティーな香りがします!
しばしベッドの脇のソファに座って、那覇の街を眺めます。せっかく台湾のテレビやネット配信映画も見れるので部屋にあるTWGの紅茶を飲みながらまったりしたいところですが、ティータイムが終わってしまう前に同じフロアのクラブラウンジに行ってみました。
すでに何組かのカップルが席に座っていますが、気にせず大人のいい女を振る舞いましょう。
台湾系だけあって、クラブラウンジには飲茶もあり、テンションが上がります!プリプリのエビシュウマイは絶品です。
その他、きれいに盛り付けられたアペタイザー的なもの、プチケーキなどもあります。飲み物はワインやビール、ノンアルコールも種類豊富に置いてあります。
上から見下ろすと国際通りが見えます。
もっとガッツリ食べたければ、同ホテル3階にも本格的な中華料理もありますし、国際通り周辺にはステーキ「サムズセーラーイン」や「88」、ガッツリ系沖縄食堂の「花笠食堂」、おしゃれヘルシー沖縄料理「あめいろ食堂」、島唄ライブ居酒屋の「島唄ライブ樹里」など、たくさんお食事処があります。
今回、旅行支援のおかげで1部屋15,800円でクラブラウンジの部屋に泊まることができましたが、国際通りの真ん中で食べるところが周りにいくらでもあるので、クラブラウンジは不要と感じました。
もっとお値段のお安い部屋でもクラブラウンジが使えないだけで、それほど部屋グレードに差はないようなので、もっとコスパは良くなるのではないかと思います。
国際通りど真ん中のラグジュアリーな巨大ホテル【コレクティブ】の記事はコチラです。
沖縄旅行ひとり旅、2日目は宜野湾に移動します。タクシーで向かってもいいのですが、ホテルの目の前が「松尾」というバス停なので、通りを渡り、北向き行きのバスに乗車します。
沖縄のバスは前と中央に2つの出入り口があるのですが、なぜか乗降は前のドアのみで行うという不思議な風習があります。
バスに乗って約30分、「大山」というバス停の近くのJimmy’s(ジミー)というアメリカンなスーパーマーケットに併設されたレストランのバイキングを目指しました。
ここのランチバイキングは、1,600円で、アメリカンとオキナワンのチャンプルーなユニークが体験できるのおすすめです!また横のスーパーでは、欧米でよく食べられているケーキも安価で手に入ります!
お腹がいっぱいになったところで、ホテルに向かいます。歩くとけっこうな距離があるのでタクシーを使います。
こちらも女性ひとり旅なのにクラブフロアを頼んでしまったのですが、クラブフロアだとラウンジに加えて上層階にあるプールが使用できるのがメリットです。
腹ごなしに下層階にある一般プールに行ってみました。おりしも全国旅行支援がはじまったばかりなので、すごい人!室内プールは子どもたちに占領されていました。岩盤浴やサウナも順番待ち!
これではあまり楽しめないなと思ったので早々に帰ってきてしまいました。
お部屋は33.6㎡、W120xD206cmのベッドがあり、調度品もおしゃれで都心にあってもおかしくないほどの洗練されたデザインの部屋でした。このホテルは全室オーシャンビューで、宜野湾のマリーナも一望できます。
アメニティもオーストラリアのオーガニックなブランド「YUNI」で、とても自然な感じでした。バスルームがなんと調光設備があって、光の調節ができるのが高ポイントでした。
こちらも部屋でまったりすることなく、プールが諦めきれずに最上階のクラブラウンジ専用のプールに行ってみました。季節柄、それとも天候のせいでしょうか、なんと貸し切り状態でインフィニティプールを独占です。
体が冷えたら横の温水ジャグジーで暖まることもできます。
ちなみに下の一般プールには温水ジャグジーはありませんでしたので、ちょっとリッチな気分でした。
プールのあとは横にあるクラブラウンジでまったり!すでにカクテルタイムに入っていたので、お食事系のおつまみも登場していました。ラウンジの横にバーカウンタがあり、バーテンさんがなにかカクテルを召し上がりますか?と言ってくれましたので、泡盛とフルーツジュースのカクテルを頂きました。
とっても飲みやすくて美味しかったです!
昼のジミーアイランドグリルのバイキングでまだお腹があまり空いてなかったので、十分ラウンジのお食事をいただくことができなかったのが残念です。
朝のバイキングもそうですが、お料理はとても見た目もきれいで美味しいので、ぜひお腹をすかしておいてくださいね!
2泊目の「沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわん」はちょっとお値段が高く、旅行支援を入れて1部屋31,026円でした。
しかし部屋の綺麗さに加えてオーシャンビューの眺望、ラウンジや朝食バイキングの種類の多さ、美味しさ、そして何と言ってもクラブラウンジに加えて、クラブラウンジ専用プールを独占できたというのが大きく、クラブフロア宿泊はとても価値があったと思います。
【体験レポ】『沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわん』のクラブフロアに泊まってみた!の記事はコチラです。
さて、沖縄女性ひとり旅も3泊目。今度は北中城村というところまで移動します。
当初は全ルートバスの旅を目指していたのですが、旅行も3日目となると疲れが溜まっていてタクシーを使ってしまいました。
沖縄市、コザの中央パークアベニューという商店街が気になっていたので、そこまでタクシーを使いましたが、2500円程度で済みました。
中央パークアベニューには「チャーリー多幸寿」という、日本でのタコス発祥の店があるそうなので、そこに行くことにしました。
中央パークアベニューはまだ沖縄が日本に返還された頃にできた古い商店街ですが、だんだんと治安が悪くなってきたため、いったんは商店街としての機能がなくなっていました。
近年になって、若者たちがこの商店街を盛り上げようと次々に店を開店し、今では再び活気を取り戻したそうです。
私が行ったのは平日の昼前でしたので、それほど活気があるようには見えなかったのですが、夜はクラブやライブハウスが活気づくそうです。
「チャーリー多幸寿」では、名物の皮がしっとりぱりっとしたチキンとビーフのタコスを食べましたが、感激ものの美味しさでした。マンゴスムージーも濃厚で大満足!
再びタクシーでライカムを目指しました。ライカム(RYCOM)というのは、「米軍司令部 Ryukyu Command Headquarters」の略で、それが地名になっています。だだ広いイオンモールの前から「グスグめぐりん」というコミュニティバスが出ていて、それが今晩の宿泊先「EMウエルネス暮らしの発酵リゾート」前まで行くというので乗ってみました。
ライカムからホテルまで、距離は近いのですが、バスルートが反対周りしかないため、時間がかかりました。もっとももう少しすると、反対周りのルートもできるようですので、すぐに行けるようになるようです。
「EMウエルネス暮らしの発酵リゾート」は、EM研究機関というところが母体となっていて、暮らしのすべてをエコにした空間が体験できるリゾートです。
「健康」とか「オーガニック」という言葉に弱い私は、当初の予約を変更してまでこのリゾートへの思い入れが強かったのです。
このホテルでは自社農園や畜産場はもちろん、清掃や生ゴミ処理にいたるまで、EM技術という、人と地球に有用な善玉菌の力を使って限りなくエコに近い方法を実践しているのです。
全世界でエコやオーガニックにこだわったアメニティなどを使っているホテルは多いですが、ここまでこだわっているホテルはおそらくないのではないかと思われるほど、人と地球にやさしいホテルだと思いました。
この「EMウエルネス暮らしの発酵リゾート」は沖縄返還前にはヒルトンホテルだったという、どっしりとした建物。
今回私が宿泊したのは、「珪藻土ハイフロアいこい」という上層階の部屋でした。壁が珪藻土という、調湿機能がある素材でできており、アメニティも徹底しており、オーガニックのハーブティーや緑茶、そして音楽付きのアロマポットも備え付けてありました。
水はEVホールにあるEM水という水を、自分で部屋にあるピッチャーで汲みに行くシステムです。
バスルームのアメニティは「プロハーブ」という自然ブランド、歯磨きは「シャボン玉石けん歯磨き」でしたが、ケミカルなものを全く感じませんでしたので、アメニティのチョイスにも気合いを感じました。
自家製のハムも!
良い空気のもと、ぐっすり休んだ翌朝は、朝食を摂りに一階に行きました。
遠くに太平洋が見える癒される眺望の「キタナカガーデン」では、バイキング式で彩りも美しい朝食が用意されていましたが、そのどれを食べても美味しいのです。
ドレッシングも手作りです!
自社農園で作った素材で作った料理のみならず、ドレッシングや味噌にいたるまで手作り、トマトや人参など、野菜を使ったジャムなどもユニークでした。
また、オプションとなりますが、ぜひ体験して頂きたいのがボディ&リフレクソロジー(7,000円)などのヒーリングメニューです。珍しいメニューとしてリラクゼーションカプセル(30分2,500円)やレイキ(5,000円)もあります。
今回の宿泊料は旅行支援を入れて1部屋13,000円でしたが、ヒーリングメニューもほぼ同額でした。でもヒーリングメニューを受けることで今回の沖縄の旅の締めくくりとなる満足感が格段にアップしたので、とても価値があったと思います。
【体験レポ】『EMウエルネス暮らしの発酵リゾート』で1泊2日で健康になってみた!の記事はこちらです。