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やんばる学びの森をトレッキング!世界遺産候補地をガイドと歩く!

やんばる学びの森をトレッキング!世界遺産候補地をガイドと歩く!

世界遺産の候補地になっていて、他の地域には見られない固有の生物が数多く生息するやんばるの山々。国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」には、ガイドと一緒に歩くコースがたくさんあって、ナイトコースやヤンバルクイナにも会えるバードウォッチングコースなど自然を満喫する最高の場所です。

世界自然遺産の候補地

世界自然遺産の候補地

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島が世界自然遺産候補地となっていて、自然溢れるこのやんばる地方はこの辺り一帯が候補地になっています。2020年はコロナのために世界遺産委員会が延期され、今年、2年分の世界遺産が決まります。

ヤンバルクイナやリュウキュウヤマガメ、ノグチゲラなどこの地域固有で、絶滅危惧種の生息地として重要な場所であることが候補になった理由です。この素晴らしい森林も太平洋戦争で丸坊主になり、戦後75年間で回復し育ってきた自然なのです。

ガイドツアーのみ参加できるコース

リバーソングコースは①山を下るように自然の中を歩き、②~③川のせせらぎに癒やされ、④虹の滝から高低差のある山道を歩いて⑤ゴールまでの732mです。⑤ゴールからビジターセンターまでは舗装された道を車で送ってくれます。

自然や生態系を維持するために、自由に入ることは許されず、ガイドとともに入ることが許されているコースの一つが、今回歩いたリバーソングコースです。他にヤマシシコース、ヨンナーコースがあります。

リバーソングコース ガイドウィーク

歩きやすいように整備されているので、快適に歩くことが出来ます。さぁ、山の中に入っていきましょう!

リュウキュウキムラグモの巣です。ガイドさんが蓋をあけて見せてくれましたが、蓋が閉まると、どこに巣があるかわからない状態になります。生物や植物の解説をしていただきながら、ゆっくり歩きます。

川のせせらぎに降りてきました。川に沿って歩いて行きます。

よく見るとミズスマシが泳いでいて、しばらく見入ってしまいます。

ウッドデッキにやってきました。生い茂る木々に囲まれてちょっと休憩です。

ココでは、少しマスクを外して、思いっきり「しん」呼吸です。美味しい空気が腹一杯、身も心も癒やされた気分です。

急な階段がありました。よく見ると向こう側には上りの階段があります。いったん谷に降りていくと素晴らしい光景が出てきました。

「虹の滝」です。時間帯によっては日が差し込んで来て虹が見られるそうです。

今度は反対側の階段を登ってゴールまであと一息です。約2時間のこのコース満喫できました。

トレッキング前のお勉強

ガイドの大城和也さんです。スタート前にしっかりレクチャーを受けます。

ビジターセンターです。ここでは宿泊のチェックイン、ツアープログラムの受付などを行います。

ビジターセンター中庭にも学びの森に生育する植物が植えられていて、軽く教わってからツアーに出ましょう。

ビジターセンターには、生態系を学べる展示ルームもあって、やんばる学びの森で実際に見られる生物や植物の写真が展示されています。

リバーソングコースやバードウォッチング等のツアープログラムのHPはコチラです。

宿泊のおすすめはココ

やんばる学びの森でトレッキングを楽しむなら、泊ることをおすすめします。「やんばる学びの森宿泊棟」に泊らないと参加できないコースもあるので要チェックです。今回は車で20分くらいの場所にある安田(あだ)にある「アダ・ガーデンホテル沖縄」に宿泊しましたが、ヤンバルクイナの鳴き声が聞こえる自然に囲まれた素晴らしいところでした。

近くには共同売店が数カ所ありますが、レストランやコンビニとかはないので、宿泊には食事をつけた方がベストです。

やんばる学びの森宿泊棟

やんばる学びの森宿泊棟

出典:楽天トラベル

アダ・ガーデンホテル沖縄

アダガーデンホテル

この周辺では唯一のホテルです。2000年に沖縄とベトナムの友好の証として、建築資材や調度品をベトナムから調達してベトナム人によって建てられたそうです。

アダガーデンホテル

生態系を守り、自然の学びの場としてこの「やんばる学びの森」が国頭村によって作られました。沖縄というと海のイメージが強いかもしれませんが、世界自然遺産に推薦されるほどのこの場所も沖縄の素晴らしい財産なので、是非、訪れてもらいたい場所です。

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やんばる学びの森

住所 沖縄県国頭郡安波1301-7
電話 0980-41-7979
予約受付時間 9:00~20:00

徳島県徳島市出身 20代の頃は旅行会社勤務、やがて飲食業に転じ、居酒屋経営。泡盛との出会いから沖縄に通うようになる。沖縄愛は次第に深みにはまり、東京泡盛会を沖縄県酒造組合と開催したり、東京でもいつもかりゆしウエアを着て、生活が沖縄化している。趣味はまち歩きと泡盛。

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