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沖縄の個性的でカッコいい巨大な建築物5選!

沖縄にはとても個性的でカッコイイ建築物が結構あります。しかもそのどれもが巨大で要塞のよう。有名なデザイナーや建築家が設計したものもあり、それを知って訪れるとまたより一層楽しめるのではないでしょうか。そんな「沖縄の個性的な建物5選」を紹介したいと思います。

沖縄県立博物館・美術館

博物館と美術館を併せ持つ県内初の複合施設として、平成19年(2007)に開館。新都心で異質な雰囲気を醸し出しています。緩やかなカーブで連続する壁や琉球石灰岩の素材感などは、沖縄のグスク(城)をイメージして作られました。確かに城っぽいですよね!

エントランスホールは、木漏れ日の空間をイメージしていて、光と影が織り成す模様はとても美しく写真映えします。2008年にはグッドデザイン賞、2017年にはアジア景観学会学会賞大賞を受賞しています。

 

糸満市庁舎

糸満市潮崎町にある「糸満市庁舎」。外装に強い日差しを遮るルーバーや有孔パネルを取り付け、南面と屋根面に太陽光発電パネルを組み込むことで、この庁舎は複合的な省エネ効果を発揮しています。

この外壁一枚一枚が太陽光パネルなんです。沖縄の強い太陽の日差しを有効利用しているんですね。2004年には第10回環境・省エネルギー建築賞受賞しています。実際に近くで見ると圧巻です。

 

沖縄県庁舎

那覇市泉崎にある「沖縄県庁舎」。沖縄を訪れた事がある方なら、誰もが目にしたことがあるはず。近くで観るとそのデカさにひるみます(笑)地上14階、地下2階で高さ71m。実はこの「沖縄県庁舎」は、かの有名な建築家「黒川紀章氏」がデザインされたものなんです!!

しかし沖縄県庁舎の頂部はどうして凹んでいるんだろう?と、思った事はありませんか?これは当時、近くにある琉球放送のアナログ放送STL波を、豊見城市の旧NHK沖縄放送局にある送信施設に届かせるため、中央部を曲線で切り取ったそうです。1991年に建築業協会賞を受賞。

名護市庁舎

名護市港にある「名護市庁舎」。シーサーがたくさん設置されていることで有名でした。名護なので名前にちなんで「75体」のシーサーが設置しているのかと思いきや、その数は「56体」。名護市内の集落の数が55。そこに名護市庁舎を足して「56体」にしたそうです。しかも56体のシーサーは、56人の職人によって手作りされていました。しかし老朽化に伴い、現在すべてのシーサーは撤去されています。

どこを切り取っても美しいデザイン。でもなんだか海外の遺跡のようにも見えますよね(笑)設計したのは「象設計集団」。土地固有の風土や歴史に根差しながら、それを独自に解釈した作品を手がけている方々。「名護市庁舎」は日本建築学会賞の作品賞を受賞しています。ちなみに「象設計集団」が手掛けたものの中には「今帰仁村中央公民館」があり、40年以上も前に建てられたものとは思えないくらい、斬新でカッコいいデザインです。気になる方はググってみて下さいね(笑)

★沖縄の名建築「名護市役所」に並ぶシーサーすべて撤去への記事はコチラへ

 

那覇市役所

最後はやはり「那覇市役所」。まるでダンジョンのようなその建物のインパクトは凄い!地上12階・地下2階、その高さは54.42m。コンセプトは「緑あふれる庁舎」。建物の外壁を含め庁舎敷地内には、 ホウオウボク、フクギ、ハイビスカス、ブーゲンビリアなど南国特有の魅力ある植物を約90種類も植えてあるそうです。

そして那覇市役所全体をカッコよく写真に収めるには、那覇市役所前のパレットくもじの上階から撮るのが一番です。しかも夕暮れ時がとっても美しいです。しかし改めて見るとやっぱりダンジョンですね(笑)

 

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

2018.10.17公開 2020.4.23更新

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