12月9日、10日、週末の二日間開催された「美ら島エアーフェスタ2017」。 陸海空の3自衛隊、海上保安庁、民間航空の共用空港、那覇空港の中で行うイベントだけに、滑走路からは定期便を始め、迫力の爆音を轟かせる自衛隊機飛行などの離着陸が間近で見られた上、プロジェクションマッチング、格納庫コンサート、商工祭など盛りだくさん。その当日の模様をお伝えします。
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待ちに待った那覇基地年末恒例のエアーフェスタ、会場に向かうゆいレールの車内もエアーフェスタ一色。 ワクワクしてきます。
実はこのエアーフェスタ一色の車両は一編成のみ、本当にラッキーでした。
車で行くと那覇軍港か美らSUNビーチにおいて無料シャトルバスという手もありますが、ゆいレールを使うのも便利ですよ。
那覇空港の隣駅「赤嶺駅」は日本最南端の駅。証明書を首にぶら下げ記念撮影と行きますか。
ここで降りて那覇基地入口まで徒歩5分くらいです。
会場入口にある大きな看板でお出迎えです。開場は朝10時。初日は曇り空でしたが、雨の心配はなさそう。
会場入口では那覇基地エイサー隊が盛り上げてくれます!ゆっくり見たいところですが、メインはこの先、足がどんどん進んでいきます。
最初は曇っていた空も次第に晴れていきます。ここは沖縄、日が高くなるにつれて気温が上昇、日焼けに要注意ですね。
会場は自衛地基地の中、民間と共用している那覇空港の中にある基地なので、すぐ横を民間機、自衛隊機などが離発着します。 なかなかこの角度、この距離で撮影することはなかなか出来ません。C-3PO ANA JET(STARWARS)やJTAのジンベエザメ機も勢揃い。
離陸に向かう全日空機は、滑走路より手前を通過していくので、手を伸ばせば届きそうな感じです。
これは体験搭乗出来る自衛隊ヘリ。1度に20人程度しか乗れませんので、抽選になり、残念ながら地上から見送ることに。
体験搭乗の時間以外は地上で機内に入ることが出来るんです。
実弾を搭載したF-15。エアーフェスタの一環ではなく、リアルなスクランブル発進が、初日はなんと10回のスクランブル発進。全国の基地からスクランブル発進する69%が那覇基地から飛び立っています。国防の最前線であることがよくわかります。
爆音を轟かせ、飛び立っていきます。
普段はこんな並び方はありません。自衛隊那覇基地のイベントですが、民間機と戦闘機が一緒に並んでいます。
2日目は青ジンベエザメ機が参加して、自衛隊輸送機C-1と並びます。初日はピンク色のサクラジンベエ機が来ていました。
天狗さまと記念撮影。いやいや、主役の天狗さまは別にいますよ。(右:取材協力していただいた関則明さん)
こちらが主役、304飛行隊の特別塗装機天狗です。F-15戦闘機ですが、福岡県英彦山神宮の天狗をモデルに塗装されています。
機動飛行ということで、目の前から発進、飛び立っていきました。
やっと、このショットが撮れました!
なんと言っても戦闘機のスピードはマッハ2.5、細かな動きもするので、この姿ではなかなか撮影することが出来ないと思います。
なんと、エアーフェスタでは、実際にコックピットに座ることが出来ます。行列が出来るので、早めに並んだ方がいいです。
搭乗したこの戦闘機はT-4でした。やはり人気のF-15はかなりの行列で残念ながら断念しました。
エアーフェスタのような航空祭じゃないと体験できないことがたくさんありますね。
初日の夜が近づいてきて、いよいよプロジェクションマッチングの始まりです。
F-15のナイトフライトもあります。
さ、始まります。初日の土曜日は最後まで見逃せません。
2018年もこの時期の開催になるでしょう。この体験記の中では書き切れないくらい。大城バネサさんらの格納庫コンサート、豊見城市、那覇市、糸満市による商工祭などなど。ぜひ、時期はスケジュール調整してみてください。
(取材協力、写真・動画撮影:關則明さん、飛べ写真庫)
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美ら島エアーフェスタ2017のプログラム等を記載した記事はこちらです。
那覇基地「美ら島エアーフェスタ2018」はブルーインパルスがやって来るの記事はこちらです。