2020年2月1日より那覇空港にも運航が始まったJAL・日本航空の新機材「エアバスA350-900」。
実際に乗ってみましたので、細かすぎるレポートをお送りします。
今回はエコノミークラスに座りましたので、そこに焦点を当ててじっくりお届けします。
<最初のお詫び> この日は非常に揺れの多い日で、画像がぶれておりますが、ご容赦くださいませ。
エコノミー席後方です。個人用モニター装備なのでざざーっと壮観ですよね。
搭乗時はこのように各画面にシート番号が表示されているので、「あれ?ここでいいっけ?」と迷うことがありません。これまでは頭上やシート横に書いてあるだけで、本当にあってるのか心配な時もありました。これで心配なし!
ただ、モニターを設置したので、前回のリニューアルの時に感じた「シート薄くなった!広く感じるー!」の逆のことが起きております。でも、分厚いのは上部だけなので座ってしまえば足元は以前のままです。
エアバスA350-900ではエコノミー席は濃いグレーで統一され、頭部が当たるところは革張りです。鶴丸マークの刻印がかっこいい!
写真がブレててすみません。
エアバスA350-900では各シートに充電機能がつきました!これってほしかったですよね!
Wi-Fiあっても電源が減ってできないー!というジレンマを解消してくれます!
USBからとコンセントからも充電できます。映っていませんが、この下にコンセント用のジャックがあります。横の2穴はイヤフォン用の穴です。
これまでは、パタンと前シートの背の部分から1枚のテーブルを倒すだけでしたが、エアバスA350-900は大幅にリニューアル。2つに折って半分サイズのテーブルとしても利用可
こちらは折り畳みを開いたところ。広くつかえますね。パソコンも乗るサイズです。
この後に写真がありますが、テーブルを出さなくてもカップホルダーだけを出すことができます(下記参照)
これまでのシートポケットは機内誌だけですでにパンパンで、他に何も入らなかったんですが、エアバスA350-900ではポケットにマチがついたので、ペットボトルも差し込んでおけます。前面に小さいポケットもついています。
こんな感じです。ペットボトルも置けます。挟み込めないように映っていますが、これちゃんと奥に入るように幅広くなっています。そして、先述のカップホルダーです。テーブルを収納した状態でも飲み物がおけます。
これまでクラスJ以上のシートにしかなかった、折れ曲がり式のヘッドレスト。エアバスA350-900ではエコノミーに標準装備です。これあるとないとじゃ眠りに大きな差が出ます!長距離にはほしい装備!
ブランケットの色と素材がかわりました。 グレーからベージュへ、ちょっとさらさらした生地です。
頭上の荷物置き場。これまでの機材ってちょっと前に出過ぎていて奥に行ってしまうととれなかったのですが、これは大丈夫。
こちら窓です。 ちょっと縦に長くなったような気もします。絵になる窓ですねぇ。
さて、「実録!」シリーズが得意な、重箱の隅を楊枝でほじくるのが好きなマーコ目線で、ちょっと「?」なところをレポート
これは「諸刃の剣」ではあるんですけどね・・・
シートの背もたれの上部の切れ込みに以前より角度がついているので、機内全般を広々と見せていて解放感は得られるのですが、シートの隙間が広いってことになるので、前の座席モニタがしっかりしっかり見える。
まあ、何を見てても恥ずかしいものではないのでいいのですが、少し気になる。そして写真見てもわかる通り、前の前の前の人の顔まで見えます・・。
ちなみに、このシートの横に耳のように見えているのは服をかけるフックだそうです。
これもまあ、もし分厚いコートなんかかけた日には前の人にあたるような気もします・・・。
ま、細かい事ですが・・。
これも諸刃の剣。
便利になった個別モニターはタッチパネル式。そしてテーブルは先述どおり、2つに折ったり開いたりできるなどいろいろイジルことができる。以前のテーブルよりしっかりした素材なので、ごらんのとおり、戻すときには中央の金属が「ガッチャン」とはまるので振動も音も以前より大きくなる。 そして右の独立したカップホルダーも、「カキン」と音を立てて閉じます。
何が言いたいかというと・・元気いっぱいの子供が座った場合、もう遊びたい放題なわけです。うーん。子供が嫌いなわけではないですが、なかなかに試練になると思われますな・・。
さて、待望のモニターです。 色も鮮やかで、画像もきれいです、タッチ式で操作でき、モニター下部が手前にでて、角度を変えることができます。
すみません。メニューを写真撮らなかったんですが、
・映画
・オリジナルのミニ番組
・リアルタイムの地上波ニュース
・音楽番組
などなど。これまでスマホアプリを利用してみていたものがこのサイズでつながずに見えるとすると、Wi-Fiいらず言ってもいいのではないでしょうか?
・離陸前に流れる非常時の注意事項も鮮明です。
これが一番の目玉ではないでしょうか??
飛行経路・飛行状況の案内と機外カメラが大充実!!
ブレてて申し訳ないですが、これがミッドフライト。まるでコックピットのモニタのようですね。上下に首を振ることもできまるで操縦しているようです。真下に今何があるのかもわかりますね。
経路案内です。これも地図が鮮明。
しかし、なんか飛行機の縮尺がふしぎで、沖縄本島サイズになっちゃうので向きがよくわからない・・・。(笑)
これまで共有画面で遠いうえに、鮮明でなかったのであまりよくわからなかった機外カメラ。一気にグレードアップです。
前方カメラ 離陸の瞬間です。前輪が見えていますね。
離陸後の旋回も臨場感があります。
お!離陸しばらくするとWi-Fiが使えるようになった合図が!親切!!
機外カメラの選択肢に「尾翼」というのがあります。これは??と押すとがらりと画面が!!
飛行機のおなか?いや、尾翼から見下ろしている構図です。すごーい!これは今までになかった!!新鮮な構図です。
おまけ。着陸後の地上係員の皆様。鮮明なのでお顔もわかりそうです!
トイレ。こちらもきれいになってます。シックな内装です
洗面も以前の押しボタンではなく感応式になってます。
2020年2月17日現在、JAL新機材エアバスA350は、羽田空港と福岡、札幌(新千歳)、那覇空港との三路線のみ就航。
航空券+ホテルの予約が可能なJALのダイナミックツアーもしくは国内線のHPを見ていくと、羽田→那覇では、第一便JAL901便、羽田空港発6:20、那覇空港着9:00。
那覇→羽田では、折り返しのJAL902便、那覇空港発10:15、羽田空港着12:40の1往復が運航されています。
実際にJALのページを見てください。
ウルトラ先得(75日前までの予約)でみていくと、沖縄の梅雨時(2019年は梅雨入り5月16日、梅雨明け6月29日)
の最安値では往路11710円~、復路9510円の値段が出ています。現在航空券は約1年前から予約可能になって、キャンセル料も緩くなっています。
★2020年の沖縄梅雨入り、梅雨明けはいつ?の記事はコチラです。
★JAL・ANAの格安航空券が約1年前から予約可能ピークを先取り!の記事はコチラです。
さて、いかがでしたか?細かすぎるJALエアバスA350の機内のシート体験記でした。目の周りが黒縁のなんかカワイイA350にぜひ乗ってみてください!