1404年に中国皇帝の名の下、琉球王国の即位式(冊封儀式)が初めて行われ、その儀式の一部を再現した「首里城祭り」が10月28日(金)29日(土)30日(日)に開かれます。11月3日にも古式行列が首里城で行われます。琉球王国の歴史がわかってくると、貿易国として中国との交易関係が理解できてきます。わかっている記録だけで、中国と171回、ベトナムと89回の交易が行われ、物資や文化が琉球王国にもたらされています。それが、薩摩を通じて日本本土に広まったものも数多くあります。この首里城は、政治の中心で有り、文化の中心、外交の中心でもあったので、中国の冊封使(中国皇帝の使者)を向かい入れるこの儀式は見応えがあります。
あでやかな琉装を身にまとった琉球舞踊と各地の民俗芸能が披露されます。
場所:首里城公園下之御庭(無料区域切符売り場周辺)
10月28日,29日 10:00~20:20 10月30日 10:00~16:20
冊封使(中国皇帝より派遣された使節団)が琉球王即位式のために首里城に入っていく行列です。琉球王国時代は、冊封使は那覇港近くの天使館に泊まっていました。当時の那覇は、島になっていて、赤い線の海中道路を経て、首里城へ向かっていました。
10月29日、30日 17:00~21:00 守礼門、龍譚池、歓会門周辺