みなさん、沖縄への旅行はどうやって手配していますか？
目次
「ツアー」というとガイドさんがいて、いろんな観光地を巡るような内容で、知らない人と同じ行程で旅するというイメージがありますよね？
もちろんそれも「ツアー」です。
実は「ツアー」の定義はいたってシンプルで「往復の航空券と宿がセットになっているもの」なのです。
人数や、ガイドの有無、旅程は関係ありません。
飛行機＋宿がセットで売られている１名から予約可能なものもありますので、１名でも「ツアー」を買うことができます。
ツアーがなんで安いのか？ そのそもそも、のお話。
ここは国内旅行の飛行機をつかったツアーについて記載します。
先述どおり、航空券＋宿が組み合わされていれば「ツアー」です。
そして、その条件が揃っていれば旅行会社は航空会社から、一般販売より安い「ツアー用」の料金（レート）を仕入れて、それを販売することができます。
逆に言うと、ホテルをつけずに航空券だけを販売するのはNGとされています。
それに加えて、ホテルも旅行会社用の価格を提示してくれそれを組み合わせるので、一般の消費者がそれぞれが提示しているものを購入して合算するより安くなります。
料金に加えて、たくさん販売した際の「報酬」が発生する場合もありますので、それをツアー代金に反映させればさらに安くなります。
旅行会社がそういう料金を仕入れられる理由は「大量販売をしてくれるから」ですね。
「安かろう悪かろう」嫌な言葉ですねぇ。
そういう旅行会社もないことはありません。
数年に１度くらい、旅行会社が手配内容の補償もなく倒産していますね。
「だから安い旅行会社はダメ」なのか？
安いからダメということはありません。経営と販売価格帯は関係ありません。
旅行会社が売っているものがどのように成り立っているかを知ると謎が解けてきます。
安いツアーだから部屋が悪い、ということはないのですが、同じホテルでもいろいろなカテゴリーがあり、格安パッケージツアーのカテゴリーはホテルの中でも低いもの（例えば、オーシャンビューではなく、ガーデンビューだったり）だけの場合もあり、それにあたると、「安いツアーの部屋は悪い」というイメージがついてしまう場合もあります。
また、旅行会社のホテル予約の受け方として「部屋指定なし」というものがあり、そうなると、たいがいそのホテルの中の一番低いカテゴリーになるので、悪い部屋の様な気がするのも無理はないのかもしれません。 あらかじめどんな部屋のカテゴリーなのか確認してから予約をしましょう。
基本的にツアー代金で乗っている限りは降ろされません。
しかし、厳密にいうとある条件で降ろされる可能性はあります。詳しくはマーコがおろされそうになった経験談はこちらです。
座席指定ができるかできないかは、ツアーの組み立てられ方、旅行会社の方針、この２つによります。
「八重山５島周遊プラン 添乗員付き 定員20名様」 というようなツアーは団体用の席をおさえているので、（一般的に）飛行機の後方の座席をごそっとブロックしていて、それを出発当日集合した際に一人一人に分ける仕組みになっています。
この場合事前に航空会社に電話しても「あなたの名前ありません」って言われてしまい、座席指定もできません。
もちろん添乗員さんはなるべくグループで近くしてくれますが、ブロック席の配置により叶わないこともあります。※名前については次の項目で詳しくご説明します。
これとは別で２名催行の個人ツアーの場合、ほとんどのケースで指定が可能ですが、旅行会社の予約システムの都合で、お客様の個別の要望に応えてくれるところとそうでないところがあります。
オンライン予約がメインで予約センターなど人の窓口がない場合は要望も伝えられないケースもあります。その場合でも出発前には航空会社側に名前が伝わりますので航空会社直接電話することで可能になります。（オンラインでも可能です）
予約時点で希望する窓際席がなくても、座席指定できる可能性はあります。それは、前日の朝5時。航空会社や旅行会社が押さえていた座席を解放します。そのタイミングを狙って押さえましょう！
これは先述の「座席指定」と同じように判別ができます。
添乗員がついている団体ツアーは、旅行会社が先に20席なら20席の座席を購入してからお客さんを募集します。なので、席に名前がついていません。
出発時に渡されるチケットにも名前はかいてありません。（航空会社側に名簿は渡します）
マイレージは名前と紐づけられるので名前のないチケットではどんなに上級の会員でも加算はされません。その点個人ツアーの場合は100％ではないですが、航空会社の定めた割合で加算がされます。
日本航空、全日空にはツアー販売時の「下限運賃」というものがあり、
いくら旅行会社が安く売りたくても、それ以下では売ってはいけないというルールがあります。どんなに探しても29800円以下がない！ということがありますよね？ それは、そのためです。ＬＣＣにはその設定はありませんので格安設定があります。
怒られません（笑）
宿泊できる「権利」を放棄しただけですので、怒られることはありません。
ただし、「放棄」ですので宿代は返ってきません。
怒られませんけど、ここは「マナー」としてチェックインを待っているホテルには電話をいれましょう。
「何でだ！？」と聞いてくることはありませんし、なにか請求してくることはありません。
ホテルとしては、部屋が空くことがわかれば飛び込み客に販売することもできますし、もしかしたらオーバーブックを起こしていて、正確にいらっしゃるお客様の数を把握したい場合もあります。
入場券等も旅行会社は一般価格より安く仕入れますので、是非事前についたものを買うのがおすすめです
朝食は食べる予定があるなら事前につけたパッケージの方が数百円ですが安くなります。連泊なら結構な金額になるので、事前がオススメ！
ホテルの仕入れは各旅行会社で得意分野があって異なります。それが旅行代金に反映されます。大手旅行会社は、部屋の在庫をたくさん持っているけど、高い。逆に小さな会社は少ないけれど安い、ということが起きます。
いかがでしたでしょうか？賢くパッケージツアーを使ってください！
