国際通りにある「ラーメンちゃんや」は、テナントビルの奥にあるため知らない方も多いはず。でも「ラーメンちゃんや」のファンはたくさんいるのです。一度食べると病みつきになる。私もそんな「ちゃんや」ファンの一人。飲んだ後、罪悪感にかられながら食べる「ちゃんや」のラーメン。でも食べた後、そんな罪悪感も吹き飛ぶほど幸せな気分に浸れます（笑）
場所は国際通りの「おきなわ屋」の隣のビルで、「ちゃんや」の手前にはTシャツ屋があり、そのTシャツ屋を突き抜けた奥にお店があるので、少々わかりにくいかもしれません。でも見つけた時の喜びもあります（笑）
外にはこんな看板もあるので目印にしてくださいね！
店内はカウンター席とテーブル席。壁一面に名刺とかメモ紙が貼られています。
店の外にもテーブル席がありました。
大量の名刺の中に「たどりついたら北と南の麺文化。あわせて作ったちゃんやのラーメン。この一杯にうまさをこめて」。そうなんです！「ちゃんや」のラーメンは、北の北海道と南の沖縄のコラボなのです。「ちゃんや」のご主人が北海道出身で、「ちゃんや」の麺は、札幌にある西山製麺の麺を使っているんですって。創業は1995年。沖縄にまだラーメン屋さんがあまりない頃から、西山製麺はこだわりの麺を作っていたのですね～
「ちゃんや」のメニューは、味噌・醤油・塩ラーメンに、根強い人気のある「沖縄エビだしラーメン」と「辛味噌ニンニクラーメン」、それに本ソーキそばもあります！
どれも美味しそうですが、やはり「ちゃんや」といえば「沖縄エビだしラーメン」と「辛味噌ニンニクラーメン」。この二つのメニューを注文しました。
待つこと数分。「辛味噌ラーメン」の登場です。ニンニクのいい香りがたまりません。チャーシュー・きくらげ・ネギ・水菜の他に、粗みじんの玉ねぎやひき肉が隠れています。島ハバネロとニンニクのパンチがイイ感じ！
そして北海道から取り寄せているという西山製麺のたまご麺のウマい事！驚きです。スープは濃いめで、コクと旨味のバランスが絶妙。見た目ほど脂っこくもないし、あ～これは癖になる味だ～
そして「沖縄エビだしラーメン」。運ばれてきた途端、エビのいい香り～！スープには、沖縄県産の車エビを使い出汁を取っているんです。驚くくらいのエビの香り。スープを一口飲むとエビだぁぁぁぁ！！と叫びたくなるくらいエビです（笑）濃厚だけどあっさりしていて、辛そうに見えるけど辛くない。沖縄県産のエビのスープが絶妙です。具材はブロック状のチャーシューに干し海老、キクラゲに人参と水菜、そして香り付けとしてゆずが添えられていました。そしてもちろん「エビだしラーメン」にも西山製麺のたまご麺が使われています。まさに北と南のコラボですね～！
ちなみに西山製麺は札幌市にあり、創業昭和28年の老舗。店主の「ウチのスープ、タレに合う麺を！」という要望に応えるため、原料の配分、縮れ具合、色、太さ、麺のこね方等様々に、百種類以上の麺を作っているそうです。北海道と沖縄のコラボラーメン。本当に美味しかったです！〆のステーキもいいけど、「ちゃんや」にも〆のラーメンを食べに行ってみてくださいね～！
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住所：那覇市牧志1-2-30 ☎098-864-5411 営業：（月～木）20時～翌2時 （金・土）20時～翌5時 日曜定休
