2023年12月16日(土)世界遺産中城城にて「わかてだを見る集い」が開催されます。沖縄では昔から冬至(トゥンジー)には太陽が生まれ変わる日と言われ、「トゥンジー正月」とも言われています。わかてだ(若い太陽)が昇る中、護佐丸太鼓、琉球舞踊、古典音楽などが披露され、参加者を魅了します。世界遺産の中城城跡で、初日の出を見てエネルギーチャージしませんか?
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■開催日時: 2023年12月16日(土)午前6:30~8:00
■開催場所:中城城跡・三の郭前広場(沖縄県中頭郡北中城村字大城503番地)
■料金:入場無料(8時半以降は有料)
■内容:詳細はまだ未定。わかり次第、記載しますが、毎年両村文化協会を中心とした琉舞、三線、子供三線、太鼓、空手演舞などが行われます。
■問合せ先:098-935-5719(中城城跡共同管理協議会)
過去の「わかてだの集い」の内容を紹介しましょう!まだ日の昇る前からエイサーなどの演舞が行われます。早朝より太鼓演舞の音でスタート!
沖縄では昔から、冬至の日は太陽が生まれ変わるとされています。この「わかてだを見る集い」では、冬至の日に若い太陽を迎えることで、中城村と北中城村、両村の未来永劫を祈るというイベント。わかてだが昇る前から、護佐丸太鼓、琉球舞踊、古典音楽などが披露され、参加者を魅了します。
だんだんと朝日が昇り始めました。夜明け前、夜明け後にかけて伝統芸能、琉舞などで「トゥンジー正月」を祝うイベントも開催されます。
数年前は創作劇「結婚誓いの儀」として、実際の新婚のご夫婦が、護佐丸公の時代にさかのぼって結婚のご報告をするという演出も行われました。今年はどんな演出があるのか楽しみです!
そして「わかてだ」が昇り始めます。世界遺産「中城城跡」で見る「わかてだ」はまた格別です。本当にステキなイベントですよね。とても厳かな気持ちになりました。
中城城跡では一月一日の元旦にも、朝6:00から「初日の出」の観覧ができます。こちらは入場料がかかりますが、城壁の上から見る初日の出のデカい事!!但し、当日は立地の影響もあり、気温が相当冷え込みます。必ず暖かい服装(上着、手袋、マフラー、帽子など)で行ってくださいね!
■開催日時:2024年1月20日(土)午後1時~午後3時
■開催場所:中城城跡・三の郭前広場(沖縄県中頭郡北中城村字大城503番地)
「わかてだを見る集い」の翌日には、毎年恒例のイベント「中城城ツワブキまつり」が開催されていましたが、今回は2024年の1月に開催予定です。県内でもツワブキの名所として知られる中城城跡で、この日は様々なイベントが行われます。
ちなみに「つわぶき」とはキク科の常緑の多年草。日本特産で暖地の海岸近くに自生しますが、お庭でもよく見かけます。太い根茎があり,葉はフキに似た幅の広い腎臓形で厚く,表面に光沢があります。秋から冬にかけて,太い花茎を伸ばし,鮮かな黄色の花が咲きます。
春先の柔らかい「つわぶき」の茎は、フキと同様に佃煮や煮物にして食べたりもします。
この時期は、つわぶきの黄色い花が場内に咲き誇り、城壁とつわぶきが見事な風情を醸し出します。中城城の世界に誇る石積み技術と眺望、そしてつわぶきを御覧頂いたあとで、Coffeeなどの接待と琉舞などの鑑賞、三線太鼓、三板の体験コーナーを設け、観光客に中城城の素晴らしさをアピールするイベントです。
そして中城城では、世界遺産20周年を記念しデザインをリニューアルした「御朱印帳」が販売されています。また世界遺産琉球王国のグスク「コラボ御城印」販売も販売されています。
コラボ御朱印とは、沖縄の世界遺産(世界遺産琉球王国のグスク)に登録されている、5か所のグスクで構成された記念証です。関連のある歴史・文化がデザインされています。そして、この御城印を繋ぎ合わせると、一枚の絵巻物のようになるようデザインされています。中城城跡料金所及び売店で1枚500円で販売されています。気になる方はぜひお買い求めください。
住所:沖縄県中頭郡北中城村字大城503番地 ☎098-935-5719